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今日の豆知識10

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吹奏楽の豆知識 Part 10        
                     
 今日の吹奏楽の豆知識は地元の話題です。八王子の吹奏楽について書いてみます。

豆知識 14 八王子の吹奏楽の歴史は古い

 3年生の皆さんにはお話ししましたが(英語の授業で)、私は八王子市立第一中学校の卒業生です。中学校時代にはアルトサックスを吹いていました。その時代に、八王子市では今はなくなってしまった演奏の機会がありました。
1年生のデビューになる演奏の機会は、八王子祭りの3日目に行われる市内中学生によるパレードです。第五中学校というか、南多摩中高等学校の前の甲州街道を出発点とし、西八王子付近の追分の五差路まで演奏しながらパレードをします。もちろん車は通行止めです。学校数が多いので、ブロック毎に演奏しました。ですから、ブロック毎に演奏する曲は違います。ちなみに私が1年生の時には「美中の美」と「おどるぽんぽこりん」を演奏しました。その曲を何回も繰り返し演奏をして、甲州街道をみんなで歩くわけです。ユニフォームは学校毎のTシャツとスコートです。炎天下で本当に大変でしたが、夏の1大イベントでした。
そのパレードの前日の夕方には、選ばれた学校が交通安全祈願パレードを行っていました。また市民会館では、「吹奏楽の集い」が行われ、市内の多くの学校がホールで演奏をし、お互いの演奏を聴き合っていました。現在オリンパスホールで行われている「吹奏楽フェスタ」の前身ですね。
もう一つの大きな行事は今も行われている「芸能祭」です。以前は連合音楽会と芸能祭の2回公演で、主に合唱は「連合音楽会」、吹奏楽と演劇は「芸能祭」でした。大きなホールで演奏するのはとても貴重な体験でした。
今市内で私が中学生だった時にはなかった行事も行われています。市内の中学校を会場とした、吹奏楽講習会。市内アンサンブル発表会、八王子高校を会場とした吹奏楽講習会です。市内の吹奏楽の仲間との交流を大切にするという歴史は今も脈々と受け継がれています。


 来週から全学年登校日が増えます。まだいつから部活動が始められるのかは分かりませんが、活動が始まったらみんなで素敵な音楽をつくる努力を始めましょう。その日がはやく来ますように・・・☺

今日の豆知識 No9

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吹奏楽の豆知識 Part 9        
                     
 昨日から3年生が登校をしています。1,2年生の皆さんにはなかなか会えませんね。元気にしていますか?今音楽活動をすることがとても難しい状況ですが、吹奏楽を愛する人々はあきらめていません。皆さんで演奏できる日を楽しみにしながら今できることに取り組んでいきましょう。

豆知識 13 「楽譜を読む」というのはお宝さがし!

 「楽譜を読む」ってどういうこと?って思った人がいると思います。そうなんです。楽譜は読むものなんです。楽譜にはド、レ、ミという音だけが書かれているわけではありません。rit.や cres.などの表記を見たこともあると思いますが、「ここで音楽のスピードをゆっくりして」とか「ここからだんだん音を大きくして」など、曲の表情をつけるための指示が書かれていたりします。また「♩=80」など、どのぐらいの速さで演奏してほしいのか、という表示もあります。しかし、お宝さがし、というのは書かれていないことを自分で発見していかなくてはいけない、ということなんです。「え〜、書かれていないことを発見するなんて、どうするの?」って思いますよね。でもできるんですよ。
 ちょっと話は変わりますが、指揮者の仕事って何だと思いますか?ステージにのっている人の中で、唯一音をだしていない指揮者。ただ腕を動かしているだけだと思っていませんか?指揮者の仕事は「楽譜を読み、楽譜を理解し、その理解したことを腕や表情、体を使って演奏者に伝える」ことであり「演奏者をまとめて一つの音楽をつくる」ことです。ですから、どこがメロディーなのか、どの音が大切なのか、どんな音で演奏してもらうと素敵な音楽になるのか、どこがその曲の中の一番の盛り上がりポイントなのか、どの部分でどの楽器が目立つといいのか、などなど色々なことを楽譜を読んで理解していないと指揮者は演奏者の前にたっても仕事ができません。だから指揮者は「お宝発見」ができるように、色々な音楽の知識を学ぶ必要があります。その知識を使って、楽譜に書かれていないものまで発見できるようになるわけですね。 
 皆さんも「楽譜を読む」ことが必要です。少しずつでも楽譜の中に隠されているお宝を発見してみましょう。きっともっと音楽をすることが楽しくなりますよ♪

今日は雨。ちょっと気分が沈みがちですね。こんな日には、気分が明るくなるディズニーの音楽か、しんみりとした気分になれるベートーベンのピアノソナタ「月光」やショパンの「ノクターン」などを聞いてみるのはどうでしょう。音楽って素敵ですね。See you (^^♪

今日の豆知識 Part8

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吹奏楽の豆知識 Part 8        
                     
こんにちは。皆さん。元気にしていますか?皆さんがブログを読んでくれているか不安だったのですが、当麻先生が、「読んでるって言ってましたよ」と言ってくれたので、ちょっと嬉しかったです。今日も豆知識で音楽の世界を広げましょう!

豆知識 12 よい演奏者になるには、楽器のお手入れが大切です。

 以前の豆知識でも紹介しましたが、吹奏楽部には色々な種類の楽器があります。その楽器の扱い方を知ることは、よい演奏をすることの大前提です。では、紹介します!
フルートは、3つの部分に分かれています。直接口をつける部分の中には、コルクが入っていて、それを調節しないと正しい音がでません。それから、指で押さえる部分の内側にはタンポと呼ばれるものがあり、それがすり減ったりすると音が出なくなります。指で押さえる部分は、とても軽くちょっと指でおさえただけでふさがるようになっているので、ぶつけたり、変な力を加えるとすぐに変形して音が出なくなります。だから、楽器の置き方にも注意が必要です。
クラリネットは、管体が木でできています。木は気温、季節に敏感です。演奏者が息を吹き込んで、管体が水分を含んだ後、急に寒い場所にいくと、楽器が割れてしまうことがあります。ですから、演奏の途中でもスワブを管体に通さないといけません。またフルート同様タンポがダメになると、すぐに音が出なくなってしまいます。
サックスは、管体が金属でできていますが、やはりタンポがあります。タンポのある楽器には共通のお手入れ方法があります。演奏後には、タンポの部分の水分をとるために、特別な紙を使用します。そうすることでタンポを良好な状態に保てます。
トランペット、ユーフォニアム、チューバは楽器の中に「ピストン」と呼ばれる部分があります。その部分を押すことで音がでます。速い曲の時には、ピストンを早く動かさなくてはいけません。またこの部分に不具合があると音がでません。ということで、オイルをさしたり、演奏後はピストンやバネを取り出して、お掃除をする必要があります。それから音の高さを調節するための抜き差し管の部分も必ず抜いて、内部の水分をとったり、汚れた脂分を綺麗にします。
ホルンはロータリーという部分があります。その部分が汚れていると大変なことになります。オイルを指してスムーズに演奏ができるようにしておく必要があります。また古くなったオイルをきれいにすることも大切です。
トロンボーンの命は、スライドです。長いスライドで音を出すので、スライドが曲がっていたり、古いオイルが残っていたりするとスライドがスムーズに動きません。スライドがスラスラ動くようにしておかなくてはいけません。変な姿勢で演奏したり、ぶつけたりするとすぐにスライドは曲がってしまいます。もちろん杖がわりにするなんてもってのほかです。
スネアドラム、バスドラム、ティンパニーは、胴の上下にはられている部分(ヘッド)が大切です。この部分が古くなると、よい音がでません。また円の突起部分に特別な道具を入れて面を絞めたり緩めたりすることで音の高さ、低さを決めることができます。このような打楽器には特に上から強い力をかけてはいけません。演奏会などで楽器を運ぶときにも注意が必要ですね。

今日の豆知識、どうでしたか?特に金管楽器の皆さん。部活動が再開したら、金管楽器を洗うことを予定しています。とっても楽しいですよ!きっと楽器の中から色々なものが出てきますよ!それは何でしょう?答えは部活が始まってからお話ししましょう!
それではよい週末を(^^♪

今日の豆知識 Part7

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吹奏楽の豆知識 Part 7        
                     
 昨日残念なニュースが発表されました。皆さん知っていますか?今年度の吹奏楽コンクールが中止となりました。打越中学校は昨年度大会には参加をしていませんでしたが、それまでは参加をすることが多かった、と聞いています。今日の豆知識は、このコンクールについてです。

豆知識 12 吹奏楽コンクールに参加する意味って何?

 その答えは一つではない、ということをまず初めに書きます。皆さんにとって吹奏楽コンクールに参加する意味って何ですか?吹奏楽コンクールに参加するのとしないのとではどんな差がありますか?
吹奏楽コンクールを企画運営しているのは、学校の先生たちだって知っていましたか?学校で皆さんに音楽を教えている先生たちが、組織に参加し、音楽活動が活発になるように色々な企画をし、運営をしてくれています。もう60年近くコンクールは開催されています。
コンクールでは賞がつきます。賞には「金賞」「銀賞」「銅賞」「努力賞」「奨励賞」があります。どの賞にあたいする演奏であるかを審査してくれるのは、プロの演奏家です。プロの先生方の耳は確かで、しかも妥協がありません。「妥協」というのは、「きっと勉強などが大変で練習時間もないなか頑張ったんだろうな」「練習を始めて1,2年だからね」「普段からよく頑張っているから」などなど個人の事情を配慮して演奏を評価する、ということです。日々の努力や、演奏者のことを知って聞く音楽のよさもあります。でもコンクールでは、「音楽としての評価」がつきます。それはとても厳しいことで、頑張っていたのに思っていた賞がとれなかったり、自分たちの演奏が否定された気分になったり、時には自分たちは下手くそなんだ、って思ったり・・・。コンクールに参加することはいいことばかりではありません。ではそんなコンクールに参加する意味って何なのでしょうか?
それは、コンクールでプロの審査員の方に聴いていただくために、自分たちの演奏をより妥協のないものしようとみんなで協力できることです。「妥協をしない」というのは苦しいことで、時には言い争ったり、涙をながすこともあります。しかし、よいよいものを作ろう、という思いがあれば、その苦しさは乗り越えられます。仲間がいるのですから。そして、その努力は、賞にあらわれなかったとしても、その後の私たちの演奏に必ず活きてきます。聞いている人たちにより伝わる演奏になるのです。つまり、コンクールに参加する意味は、自分たちにできる最高のパフォーマンスを目指し、仲間と努力できる、ということだと思います。皆さんはどう思いますか?
YouTubeなどには全国大会出場校や金賞受賞校の演奏がアップされています。彼らの演奏には妥協がありません。だから私たちを感動させてくれるのかもしれませんね。


今日の豆知識 Part 6

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吹奏楽の豆知識 Part 6      
                     
 昨日は登校日。久しぶりの学校はどうでしたか?まだまだ緩んではいけないのですが、もう少し我慢をすれば、また学校が始まって色々なことがきっとできます。その日を楽しみにしていましょう!今日の豆知識は音楽の特徴です。

豆知識 11 長調と短調って何?

ピアノの鍵盤を思い浮かべてください。白い部分だけを「ド」から押していくと、「ド レミ ファ ソ ラ シ ド」という音がでます。この音の並びを「長調」と言います。
更に詳しく説明します。もう一度ピアノの鍵盤を思い出してください。白い部分の上の方に黒い鍵盤がありますね。それは「ドとレ」「レとミ」の間にあります。そしてひとつとんで、「ファとソ」「ソとラ」「ラとシ」の間にもあります。つまり白い鍵盤と黒い鍵盤を合わせるとドからドまで13の鍵盤があるわけです。そして黒、白混じって、左から右に1つ動くことを「半音」と言います。(例 ドとド♯は半音)そして、左から右に2つ動くことを「全音」と言います。(例 ド→ド♯→レ つまりドからレは全音)
「ド レ ミ ファ ソ ラ シ ド」は長調、と言いました。黒い鍵盤も含めて考えると「全音 全音 半音 全音 全音 全音 半音」という並びになります。そのような音の並びで演奏される曲は、聞いていて楽しい気持ちにさせてくれる音楽です。長調はいつでも「ド」から始まるわけではありません。どんな音からでも始められます。どんな音から始まっても「全音 全音 半音 全音 全音 全音 半音」というルールは守られています。だから曲によってはシャープやフラットが最初からたくさんついていたりするんですね。
今度は短調について考えてみましょう。白い部分だけを「ラ」からおしていくと、「ラシ ド レ ミ ファ ソ ラ」という音が出ます。その音の並びを「短調」と言います。「短調」は聞いている人を何となく悲しい気持ちにさせる調です。詳しくみていきましょう。長調と同じように「半音」「全音」で見てみましょう。「ラ シ ド レ ミ ファ ソ ラ」では「全音 半音 全音 全音 半音 全音 全音」となります。短調も長調と同じで、いつでも「ラ」から始まるわけではありません。
一曲の中に、長調や短調が両方入っている曲がたくさんあります。つまり一つ曲の中に喜びも悲しみも表現されている、ってことですね。そんな変化を上手に演奏できたら素敵だと思いませんか?

クラシックの音楽にはほとんど「ヘ長調」とか「ハ短調」という表示があります。是非興味がある作曲者の音楽を「調」を気にしながら聞いてみてください。新しい発見があるかもしれませんよ。See you♫

吹奏楽の豆知識 Part5

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吹奏楽の豆知識 Part 5        
                     
 打楽器パートの方々、お待たせしました!今日の豆知識は打楽器についてです。合奏の時に、いつも忘れられがちで、ちょっと悲しい思いをしてしまうことがある打楽器の皆さん。今日はあなた方なしでは、音楽が成立しない、ということを熱く語りたいと思います。

豆知識 9 鍵盤楽器のマレットにはたくさんの種類があります。なぜそんなにたくさんの種類があるのでしょうか?

 鍵盤楽器は、打楽器です。だから、木や金属をたたいて音をだします。「たたく」=「たたいたものがすりへる」ということです。ですから、音楽室には、毛糸や糸がボサボサになったマレットがあります。それは楽しい音楽をたくさん奏でた証です。でも、何事も「すぎる」はよくありません。ボサボサになってしまったら、新しいマレットに変えないといけませんね。
鍵盤楽器には、金属のバーで音程を作るグロッケンやビブラフォンと、木製のバーで音程を作るシロフォンやマリンバなどがあります。素材が違うものを、同じマレットでたたくことは大変危険なことです。何が危険なのか、というと金属をたたいて良い音を出すマレットは、固い素材で作られています。そんなマレットで木製の楽器をたたいたら、木が割れてしまいます。またマリンバなどの柔らかい楽器で柔らかい音を出すマレットでグロッケンをたたいても、本来のキラキラとした音は出てきません。さらにシロフォン用だけでも何種類ものマレットがあります。玉の素材や大きさ、巻いている材料の違いで音色が変わります。曲によってマレットを変えることは大切です。演奏会などの動画をよ〜くみると、マレットを曲の中で変えたり、楽器の前にたくさんの種類のマレットを見つけることができますよ。
鍵盤楽器は管楽器と一緒に演奏しながら、その音をより豊かなものにするためになくてはならない存在なんですね。

豆知識 10 音楽の3要素ってなんでしょう。

音楽を構成する大切な3つのものは「メロディー」「ハーモニー」「リズム」です。この3つはどれが欠けても美しい音楽にはなりません。(でも一人で歌うときにハーモニーはできませんね)今日はこの中の「リズム」について書きます。吹奏楽の中で「リズム」の中心となっている人は誰でしょう。もちろん打楽器です。打楽器がない状態で曲を演奏すると、まるで「串のない団子」「アイロンのかかっていないシャツ」のようになんとなくふにゃっとしていたり、だらしない感じに聞こえてしまうことがあります。打楽器がいると、管楽器の人は、その音を頼りに安心して演奏ができます。だから、打楽器の人は、周囲に気を使いながらも淡々と正しいリズムで同じテンポを刻むことが求められています。打楽器の人がふらふらしてしまうと、演奏もふらふらし、聞いているひとも心配になってしまいます。打楽器の人の役割は本当に大きいですね。ちなみに、私は打楽器を上手にたたけません。左右同じように美しい音で楽器がたたける打楽器の人をすごいな〜と思っています。ドラムをたたいている人もチョーかっこいいですよね。

 豆知識 楽しんでもらえていますか?普段何気なくやっていることにもちゃんと意味がありますね。そんな小さな発見があると嬉しいですね。では、よい週末を♪

吹奏楽の豆知識 Part4

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吹奏楽の豆知識 Part 4       
                     
 G.W.も終わりました。いつもとは違うG.W.でしたね。例年であれば、いたるところで演奏会が行われ、音楽が街にあふれている時期ですね。先日、河原を歩いていると、トランペットの音が聞こえてきました。河原で練習していたようです。それから、道路の脇にドラムセットを出して、練習している大人の人もいました。どんな形でも音楽をしたい、という気持ちはとめられないですね。さて、今日の豆知識は、作曲家についてです。

豆知識 7 あなたが好きな作曲家がどこの国の人であるかを知ることはよい演奏をする ために大切なことです。

 なぜだと思いますか?その理由を書く前に、私が好きな作曲家は、アルフレッド=リード、ヤン・ヴァン=デル=ロースト、アンドルー・ロイド・ウエバー、ホルストです。リードはアメリカ人です。ローストはベルギー人、ウエバー、ホルストはイギリス人です。どんな曲を作曲しているかは、調べてほしいと思います。
曲を練習していると、このメロディーはどんなイメージで演奏したらいいんだろう、と思うことがあります。それは、聞いている人に「自分はこんな風に感じてこの曲を演奏しているんです。」というメッセージを伝えるためです。演奏者である私たちは、紙に書かれた白黒の音符という文字を、音にして人にメッセージを届けるわけですが、作曲者は何かを見たり、感じたりしたものを、音符という文字にして表現しています。作曲者の人が作曲をするときに、彼らの頭の中には音楽が流れています。音楽はその人そのものなのです。であれば、作曲家の出身国を知ることは、その人がどんな環境で育ち、どんな人々と出会い、何を大切にしていたのかを知ることになります。そして、曲をよりよく理解し、演奏することによって、私たちの演奏する音楽の伝わり方が変わります。
ちなみに、リードはアメリカ人ですが、ヨーロッパの民謡や風土をテーマにした曲をたくさん作曲しています。私は、「この曲っていいな」って思うと、作曲家はイギリス人やロシア人だったりします。皆さんも、「この曲いいな」って思ったら作曲家を調べてしましょう。きっと、自分がどこの国の音楽が好きなのかが発見できますよ。

豆知識 8 なぜ上手なバンドは歌を練習にとりいれているのでしょうか?

皆さんは高校の定期演奏会に行ったことがありますか?八王子高校、富士森高校、片倉高校、東海大菅生高校などの定期演奏会に行くと必ず歌を歌っています。歌詞のついている歌以外にも、自主練習として自分たちが取り組んでいる曲を歌う、ということもしています。それは、歌うことで音程がよくなったり、譜面の細かい点に気づいたり、息の使い方が上手になったり、表現が豊かになったり・・・いろいろな良いことがあるのです。頭の中で音符を歌うよりも、実際に声に出して歌ってみると上手に歌えないことがあります。はじめはちょっと恥ずかしかったりもするけれど、大きな声で歌うことってとても気持ち良いことですよ。音楽の授業でも、歌うことを思いっきり楽しんでほしいと思います。それが吹奏楽の演奏に必ずいきてきます。

それでは間もなく吹奏楽部の活動ができることを信じて、あと少し頑張りましょう♪

吹奏楽の豆知識 2

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吹奏楽の豆知識  Part3

 こんにちは。3年生の先生から、家で自主練習に励んでいる、という人の情報をゲットしました。いいですね。1年生の皆さんは、まだ一緒に活動できませんが、もうすぐ楽しい毎日がやってきます。今日も豆知識で、吹奏楽についての理解を深めましょう。

豆知識 5 なんで吹奏楽の合奏で、「ド」の音をみんなで出すと、ぐちゃぐちゃな合奏になってしまうの?

こんな実験したことがありますか?ホルンとアルトサックスが一緒に「ド」の音をだすと、
すごいことになります。思わず耳をふさいでしまうかもしれません。それは、演奏者が下手、
ということではないのです。プロの人が吹いても聞きなくないな〜、って思うと思いますよ。
なぜなんでしょう?それは楽器によって「ド」の音が違うからです。
具体的に言うと、フルート、トロンボーン、ユーフォニウム、チューバの「ド」はピア
ノの「ド」の音です。クラリネット、トランペット、テナーサックスの「ド」はピアノの「シ♭」の音です。ホルンの「ド」の音はピアノの「ファ」の音です。アルトサックス、バリトンサックスの「ド」の音はピアノの「ミ♭」の音です。
 このようにそれぞれの楽器によって「ド」にあたる音が異なる訳です。だから合奏で全員が同じ音を出してほしいとき、「ドをだして」という表現は正しくありません。では、ドレミの代わりに、どんな音階を使えばいいのでしょうか?(*ちなみにドレミはイタリア語です)答えはドイツ語の「ドレミ」です。

豆知識 6 ドイツ語の「ドレミ」って何?

 ドイツ語の「ドレミ」は ド=c(チェー) レ=D(デー) ミ=E(エー) ファ=F(エフ) ソ=G(ゲー) ラ=A(アー) シ♭=B(ベー)と言います。それぞれの楽器の「ド」にあたる音からフルートなどはc(チェー)管、クラリネットなどはB(ベー)管
ホルンはF(エフ)管、アルトサックスなどはEs(エス)管と呼ばれます。よくチューニング(音程をそろえる)の時に指揮者が「ベーの音を出して」と言いますね。それは吹奏楽の曲ではベーを基本の音として書かれているものが多く、音を出していくときにもベーを基本の音とするのが、最も演奏しやすいからなのです。ですから、吹奏楽部に入っている人は、すべての楽器の共通言語として、このドイツ音名を覚えることが大切なんですね。


今日はちょっと難しい豆知識でしたね。よくわかんないや、っていう人は部活動が再開したら実際に音をだして確かめてみましょう。See you (^^♪

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3/24 大掃除
3/25 修了式
3/26 春季休業(始)

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