『おうちでずこう』 No.7 駄楽器 ペットボトルのマラカス
打楽器ではなくて“駄楽器”、駄菓子みたいな気軽さで作って鳴らしてみましょう。
注意事項はほかと同じです。はさみを使うときは気を付けてください。宿題ではありませんが、よろしければどうぞ。 用意するもの;ペットボトル 中に入れる物 外側(まわり)を飾る物 はさみほか 進め方; 1 ペットボトルを洗い、よく乾かしておきます。 2 身のまわりにある物を、ボトルの中に入れて振ってみます。 ここでは食パンの袋の留め具やストロー、百均ショップで選んだ物を使いました。 3 ボトルのまわりを飾るときれいです。 ボトル表面の溝を、マーカーでなぞるだけでも雰囲気が変わります。ここではマスキングテープや百均ショップのカラーテープを使いました。 ボトルの大きさや形で、音が違います。鳴らし方も、「激しく振る」「キャップを持って回す」「横にして静かに動かす」…などいろいろ試してみてください。 『おうちでずこう』 No.6 紙ばね びよよん
学校では裁ち落としの細長い紙片がたくさん出ますが、おうちではどうでしょうか。2枚の紙片を直角に貼り、交互に折り畳み、“びよよん”と伸び縮みする紙のばねを作りましょう。 幅の違う紙でも作れます。
注意事項はほかと同じです。紙をはさみで切るときは気を付けてください。宿題ではありませんが、よろしければどうぞ。 用意するもの;紙 描画材 はさみほか 進め方; 1 紙を帯状に切り、端を直角に貼り、交互に折り畳んでいきます。長く作るには、紙を足します。 2 できたばねを使って工作してみましょう。ぐるっと輪にすればアクセサリーになります。 『おうちでずこう』 No.5 箱に描こう
以前の勤務校に、白い画用紙を前に固まってしまう子がいました。「自由に描けと言っても描けないや!」何かお題がある方がやり易かったのかも知れません。ここでは四角い紙から離れて、空き箱の裏に自由に描いてみましょう。学校の展覧会でも見受ける題材です。
ちなみに私の子ども時代は、家でお絵描きと言えば“チラシの裏”、お店のばら売り画用紙はささやかな贅沢でした…。 注意事項はほかと同じです。箱をはさみで切り開くときは気を付けてください。宿題ではありませんが、よろしければどうぞ。 用意するもの;紙の空き箱 クレヨン・カラーペンなどの描画材 下に敷く新聞紙 はさみほか 進め方; 1 空き箱を広げます。形の面白さを生かすか、どうするか考えましょう。すごろくや、家の間取りなども楽しそうです。 2 描画材で好きなように描きます。のびのび描くには、下に新聞紙などを敷くと良いでしょう。 ※牛乳パックはコーティングしてあるので、適した描画材を使いましょう。 『おうちでずこう』 No.4 封筒で金魚
注意点はほかと同じです。宿題ではありませんがよろしければどうぞ。
封筒シリーズのひとつ。私は西多摩の先輩から教わりました。…作ってみたらちょっと違うような気がします。(-_-;) 鶏と同様に、牛乳の三角パック状に大きい封筒を変形させて作ります。 用意するもの;大きい角型の封筒(使用済み・未使用どちらでも) 色紙 はさみ のり セロハンテープほか 進め方; 1 平らな状態で、目・うろこ・ひれなどを描いたり付けたりします。 2 封筒を牛乳の三角パックのように変形させます。つぶれにくいように丸めた新聞紙を中に入れても良いです。 3 三角部分の開いた所をセロハンテープなどで止め、尾びれをつけます。 4 軽いので吊るして飾るとゆらゆら泳いでいるように見えます。 ここでは2匹でパターンを変えてみました。 水色;中に新聞紙、胴体の尾びれ取り付け部分は切って絞っています。 黄色;顔が下、尾びれはポンポンを作る幅広荷造りテープを両面テープで付けました。 『おうちでずこう』 No.3 封筒で鶏
封筒を使って“庭には二羽、鶏がいますよ”。これも昔からの題材で、牛乳の三角パックのように封筒を変形させて作ります。
注)特に何年生用というわけではありません。 はさみを使うときは、じゅうぶん気を付けましょう。 よごしたり、ちらかしたりしないで、あとしまつもしっかりと! 用意するもの;封筒(使用済み・未使用どちらでも) 色紙 はさみ のり セロハンテープほか 進め方; 1 封筒を牛乳の三角パックのように変形させます。 2 平らな部分の両端を切り、下になる方を切り落とします。 3 三角部分の開いた所をセロハンテープで止めます。 4 尾羽(しっぽ)の作り方 【雄鶏】鉛筆などに巻いてカールさせ、細く縦に切れ目を入れます。 【雌鶏】適当な長さにして、切れ目を入れます。 5 2で切り落とした部分から、はばたく羽を作ります。重ねて切ると良いでしょう。 6 羽、とさか、くちばし、目をつけてできあがりです。三角のふくらみをつぶさないように貼りましょう。 ここではとさかに魚肉ソーセージの包装、くちばしには折り紙、目にはシールを使いました。 『おうちでずこう』 No.2 封筒で鯉のぼり
一雨ごとに山々の緑が色濃くなってきました。今回は鯉のぼりを紹介します。
注)特に何年生用というわけではありません。 はさみを使うときは、じゅうぶん気を付けましょう。 よごしたり、ちらかしたりしないで、あとしまつもしっかりと! 用意するもの;封筒(使用済み・未使用どちらでも) 色紙 はさみ のり ほか 進め方; 1 封筒の開け口側を尻尾の形に切ります。 2 「うろこ」を色紙から切ります。代わりにペンで描いたり、何かスタンプを押したりしてもおもしろいでしょう。 3 うろこを封筒に貼り、目やひげなどを足します。ここでは新聞紙から目になりそうな所を切り抜きました。 4 できあがり!立体的に飾るには、鯉の口を開き穴をあけて紐や棒を通します。マスキングテープで補強し、棒の先にチョコレートの包装を丸めてつけてみました。 伝承的な題材ですが、今回いくつかのサイトを参考にさせていただきました。ありがとうございました。 『おうちでずこう』 はじめます No.1フロッタージュ
図工室から いくつか題材を紹介しようと思います。
親子で相談しながら、取り組んでみてはいかがでしょうか。 注)特に何年生用というわけではありません。 はさみを使うときは、じゅうぶん気を付けましょう。 よごしたり、ちらかしたりしないで、あとしまつもしっかりと! 最初は「フロッタージュ」。模様をこすり出してみましょう。 用意するもの;うすい紙 鉛筆・色鉛筆 身のまわりの物 進め方;まずは硬貨で練習を。硬貨にかぶせた紙をしっかり押さえ、鉛筆を寝かせて、やさしくこするのがポイントです。字を書く時の持ち方では強すぎます。慣れてきたら、身のまわりの物に紙を当てて、模様集めをしてみましょう。 応用;集めた模様をはさみで切り、別の紙の上で組み合わせ、貼り付けるとおもしろい作品ができます。紙版画を習った学年は、画用紙など少し厚い紙で版を作って、こすってみましょう。少しずらして違う色でこすると、“3D”スリーディーみたいな効果が出ます。 |