夕食の後、休憩時間をはさんで午後7時からは体育館で防災についてのDVD上映と講話を行いました。講師は、2年前本校小学部で産休代替講師として勤務していた島田先生にお願いしました。島田先生は2011年の東日本大震災の際に、東北地方に研修旅行に出かけていて被災しました。乗っていた電車が停電で動かなくなり、数時間車内から出られず、ようやく車外に解放された後も、先の見通しがもてず大変不安だったことや設置された避難所での様子を丁寧に話してくださいました。
人々が困難な状況にある時、明かりと情報がないことが一層の不安がふくらんでいく恐怖を語ってくださいました。そしてその時にお世話になった福島の方々への感謝の気持ちを今ももち続けているということもお話されました。
宿泊訓練に参加した人だけでなく、すべての児童・生徒に聞かせたい話でした。