2020年3月12日 木曜日【サンデーホリデーの日・半ドンの日】1876年のこの日、官公庁で土曜半休・日曜休日制が実施されました(太政官達)。今から144年前のこと。それまでは31日を除く1と6のつく日を休日としていましたが、外国との交易などで不便があったため、欧米と同じ休日に改めることになりました。また、1871年から皇居では、毎日正午に大砲(午砲・ドン)を撃って、土曜日はドンとともに仕事が終わることから、丸の内に働く人たちから「半ドン」と呼ばれるようになりました。その後、ドンは全国の都市で行われるようになり、「半ドン」という言葉も広まりました。なお、オランダ語の日曜日「Zondag(ゾンターク)」がなまって「ドンタク」になり、土曜日の半分がお休みなので「半ドンタク」、これを略して「半ドン」になったとの説もあるそうです。 1876年の出来事には、東海道本線 大阪−京都間の開通開業、グラハム・ベルの電話機を発明(第一声は「ワトソン君、ちょっとこっちに来てくれないか。」)、アメリカの教育 ウィリアム・スミス・クラーク博士の来日(札幌農学校を開校 名言「少年よ大志を抱け」)、ブラームス交響曲第1番 初演、などがありました。 |