2020年3月4日 水曜日【バウムクーヘンの日】1919年のこの日、広島で行われたドイツ展示会で、ドイツの製菓会社の創業者 カール・ユーハイムが、日本で初めてバウムクーヘンの製造販売を行いました。今から101年前のこと。この年の出来事には、パリ講和条約(第一次世界大戦終結後の講和)の開催、ドイツでワイマール憲法が成立、世界初の乳酸菌飲料(カ*ピ* 創業者 三島 海雲)の販売開始、大和運輸株式会社(現ヤマト運輸)創立、食品工業株式会社(現キューピー)創立、などがありました。 〈バウムクーヘン〉ドイツのお菓子の一つです。中心にドーナツ状の穴があり、断面に樹木の年輪のような同心円状の模様が浮き出ています。精密な年輪の形状は造った職員の技術の高さを象徴し、伝統的な作成方法は特殊で、専門装置や技術が必要です。年輪の模様をもつこのお菓子は、日本では結婚式や祝い事の引き出物や贈答品として用いられることが多いようです。実際のドイツでは日本ほど一般的ではないそうです。ドイツ語の単語は「Baum(木)kuchen(菓子)」で 木のお菓子、発音は「バウム クゥッヘン」が近いでしょう。 |