2020年1月17日 金曜日【防災とボランティアの日】1995年のこの日、午前5時46分、淡路島の北端を震源とする兵庫県南部地震(阪神・淡路大震災)が発生しました。住民らの困難の中にあって、学生を中止としてボランティア活動が活発に行われ、「日本のボランティア元年」と言われました。そして、この年の12月に、ボランティア活動への認識を深め、災害への備えの充実強化を図ることを目的に、この「防災とボランティアの日」の制定が閣議で決定されました。 【おむすびの日】お米に関係する民間企業やJA等でつくる「ごはんを食べよう国民運動推進協議会」が2000年11月に制定し、翌年から実施されました。阪神・淡路大震災でボランティアの炊き出しによって被災者が励まされたことから、いつまでもこの善意を忘れないようにと、公募によりこの日が記念日として選ばれました。 「・・・こういう災害を防ぐには、人間の寿命を十倍か百倍に延ばすか、地震・津波の周期を十分の一か百分の一に縮めるかすればよい。そうすれば災害はもはや災害でなく五風十雨の亜類となってしまうであろう。しかし、それができない相談であるとすれば、残る唯一の方法は、人間がもう少し過去の記録を忘れないように努力する外はないであろう。」科学者・随筆家 寺田 寅彦の言葉から。彼は関東大震災(1923年)をはじめとする火災や地震の災害を研究し、防災についての随筆をたくさん残しました。代表作『天災と国防』(1934年)、『津浪と人間』(1933年)など。 「天災は 忘れた頃に やってくる」Disasters come when you forget. |