2019年12月13日 金曜日

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<R01.12.13>
【正月事始め、煤(すす)払い、松迎え】年神様を迎える準備を始める日。昔はこの日に、門松やお雑煮を炊くための薪(まき)など、お正月に必要な木を山へ取りに行ったそうです。江戸時代中期まで使われていた宣明暦では、旧暦に12月13日の二十八宿は必ず「鬼(き)」になっており、鬼の日は婚礼が以外はすべてのことに吉とされているので、正月の年神様を迎えるのに良いとして、この日が選ばれました。その後の暦では日付と二十八宿とは一致しなくなりましたが、正月事始めの日付は12月13日のままとなりました。
〈年神様〉元旦に,家々に新年の幸せをもたらすために、高い山から下りて来る神様のことです。「正月様」「歳徳神(としとくじん)」とも呼ばれています。昔の人は、祖先の霊が田の神や山の神になって、正月に年神となって、子孫の繁栄を見守ってくれるものと考えていたそうです。
〈二十八宿〉天の赤道に沿って選ばれた、1日ごとに月が宿る28個の明るい恒星のことで、太陽が地球上を運行する黄道に沿って、月の1周が28分割されました。この区分を「宿」(星宿)と呼んで、星宿に星座の名前が当てはめられました。中国で誕生した二十八宿は、インドに渡って日の吉凶を知るために用いられ、その後、中国の唐の時代に日本にも伝わりました。
〈鬼宿〉「鬼宿日」は、万事を行って良く、特に公式行事や名誉、長寿を祝うのに最良とされています。それで、具足開きと帳祝(1月11日)、七五三(11月15日)、正月事始め(12月13日)などの重要な儀式を、これらの日に行っていたそうです。だだし、婚礼だけは大吉祥日過ぎるため、あえて除いたと言われています。

【ビタミンの日】1910年のこの日、鈴木 梅太郎 博士が、米糠(こめぬか)から抽出した脚気を予防する成分に「オリザニン」と命名したことを東京化学会で発表しました。オリザニンは、後にこの年後に発見されたビタミンB1と同じ物質であることが判明しました。
〈米糠〉玄米を精白するときにできる、外皮などの粉になったもので、飼料・肥料・漬物などに使われます。
〈脚気〉ビタミンB1の欠乏が原因で、抹消神経が侵されて、足がしびれたりむくんだりする症状。日本では、明治時代に流行したときに毎年6,500人、明治末までに合計約15,000人が亡くなりました。時代は過ぎて、1975年頃からジャンクフード(栄養価のバランスを著しく欠いた調理済み食品)の普及で脚気が再発してきました。栄養価が無くてエネルギーや塩分、脂肪がたくさん含まれている食品、例えばファーストフード食の一部や、スナック菓子、アイスクリーム、ベーカリー、清涼飲料水などは、飲食する分量に注意しましょう。
〈ビタミンB1〉解糖やクエン酸代謝の一部で酵素としてその活性をコントロールしているので、ビタミンB1の摂取が不足すると、糖質がエネルギーに変換されにくくなってしまいます。ビタミンB1を多く含む食品は、豚肉、未精製穀類、魚卵、ウナギなどです。食事は好き嫌いせずに、バランスよく食べましょう。

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