2019年11月8日 金曜日![]() ![]() レントゲンの日。1895年のこの日、ドイツの物理学者 レントゲンが、X線を発見しました。レントゲンは、真空管に高電圧をかけて実験をしているときに、真空管の外に置かれた蛍光紙が明るく光っていることに気がつきました。真空管と蛍光紙との間に1000ページの厚さの本を置いても、この光は通過しました。そこでレントゲンは、この光に”正体不明”という意味で「X線」と名付けたのです。後の研究で、X線は波長がとても短い電磁波であることが判明しました。波長が短いために身体を通り抜けることができ、身体の部位や状態によって通り抜け方が違うことから、身体の内部の様子を撮影することができるのだそうです。1895年頃の出来事には、日清講和条約の調印、樋口一葉の小説「たけくらべ」連載開始など。 |