開校記念日、生徒総会昭和22年の今日、川口小学校の講堂をお借りして開校式を実施したことが記録に残されています。戦後の新学制による川口村立川口中学校が開校したわけです。 当時は川口中学校専用の校舎はないため、しばらくの間は川口小学校で授業を行っていました。そこで地元の方々が熟議を重ねて、新校舎の建築に取り掛かったのです。現在と違い、戦後の物資不足の中での建築は困難を極めたことでしょう。しかし、川口村の人々は子どもたちの学習環境を整えるために、村民一体となり手弁当で建築を手伝いました。そして昭和24年11月25日、2年以上の歳月をかけて、現在の場所に無事に新校舎(初代)が完成したのです。 川口中学校77年の歴史のはじまりはそのようにして生まれました。12000名を超える卒業生、及び地域の皆様の想いが連綿と77年受け継がれてきました。 そして、開校記念日の本日、生徒総会が行われました。生徒会役員、委員長、学級委員、議長団、立派に会を執り行っていました。川口中学校の歴史と学校への先輩方の想いを馳せつつ、より良い学校を築くことができるように、生徒全員で自治活動を進めていきましょう。 |