0424校長一日一話
校長 一日一話
皆さんに伝えたいこと、感じたことやこれからのことを臨時休業の期間中、毎日一話ずつご紹介していきます。「今日のパワーフレーズ」の紹介を追加します。パワーフレーズは、日常生活の中で、自分を励ます言葉です。皆さんにも、自分のパワーフレーズを見つけて、困ったときや頑張りたいときに思い浮かべてください。 4月24日 自転車保険加入の義務化 令和2年4月1日から都内で自転車を利用する場合には、対人賠償事故に備える保険等に加入している必要があります。自転車で事故を起こした際には、自分がけがをするだけでなく、相手にけがをさせたり、相手の物を壊したりすることがあります。特に、歩行者との事故は、自転車は車と同様の扱いになるため、高額な賠償を求められています。 (例)男子小学生(11歳)が夜間、帰宅途中に自転車で走行中、歩道と車道の区別のない道路において歩行中の女性(62歳)と正面衝突。女性は頭蓋骨骨折等の傷害を負い、意識が戻らない状態となった。 裁判所は、保護者に監督責任を認め、約9,500万円の賠償を命じた。 (神戸地方裁判所、平成25(2013)年7月4日判決) 2020年4月より改正された「東京都自転車の安全で適正な利用の促進に関する条例」では、自転車に乗る人は、自転車損害賠償保険等への加入が義務化されました。相手にけがや損害を与えた場合の損害賠償に備える保険に加入することが必要ということです。 自転車保険として販売されている多くの保険が、自分自身のけがに備える傷害保険と他人をけがさせてしまったり、他人のモノを壊してしまったりした場合の損害賠償に備える個人賠償責任保険がセットされた内容となっています。 個人賠償責任保険については、自転車での事故に限らず、日常生活や学校生活、スポーツや趣味の活動で、他人のモノを壊した場合などに補償されます。また、補償範囲によって保険料が異なります。 自転車保険には、自動車保険や火災保険、共済の加入に付帯されていることもあり、自動車保険などに個人賠償責任保険が付帯されていれば、自転車保険の加入義務を果たしていることになります。 現在加入中の保険に個人賠償責任保険が付いていれば、新たに保険に加入する必要はありません。保護者の方に、一度自分と家族が加入している保険を確認し、自分が自転車保険加入しているかどうかを確認してください。そして、加入していなければ、万が一のことに備えて、保護者の方に加入の相談をしてください。 今日のパワーフレーズ 「ありがとうとごめんなさいは、自分が先に言いなさい」 自分が先に言うことで、誰とでもよい関係が作れます。 |
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