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数学・単元別テストの結果について

本日、中1と中3の単元別テストの結果が明らかになりました。

【中1の結果について】

*中1は、今までの単元別テスト1回〜4回までの800点満点中、平均点は610点(76.25%)で、全体としてはこれまで通り、よくできていました。

*ただ、気になったのは、4回の発展編だけをとると100点満点中58点という低い平均だったことです。

その原因は、意外にも「数の広がりに関する集合の問題」や、「売り上げ個数の平均を求める文章題」ではなく、「(−4)×7−3」というような加減乗除の入り混じった計算問題」ができていなかったことにありました。

期末試験まであと3日ですが、正しい計算ルールに従ったスピーディーな処理ができるように訓練しておいてください。

*気になった間違いをいくつか挙げておきます。

1, 計算記号を連続して書いてしまうこと。
例えば、「3×−12」のように書く答案が多かったです。
こういう場合、必ず( )を入れて、「3×(−12)」と書いてください。

2,「分配法則を利用して計算した式を書きなさい」とあるのに、分配法則によらない式を書いてしまうこと。この場合は0点になります。

3, 単位ぬけ。例えば、「得点の平均を求めなさい。」という問題の答えが「52点」のところ、「52」とだけ回答すること。減点になります。

4, 約分をしていない答えを書いてしまうこと。中学では約分しないと0点になります。

5, 帯分数で書いてしまうこと。これについては、クラス分けテストの時から再三注意してきましたが、まだ帯分数で書いてしまう人がいます。一度聞いたら、すぐ改める姿勢が必要です。

6, 字が薄かったり、汚かったりして数字が読み取れないことがありました。
そういう場合は、0点にせざるを得ませんでした。

*今朝、1組で、関口先生が「今は、質よりも量だ」という話をされました。

 よく「勉強のやり方がわからない」という人がいるが、やりもしないで勉強のやり方が
 わかるわけがない、最初は効率的ではないかもしれないが、量をやるうちに工夫が生まれ、自分にあった勉強法が作れるので、今はとにかく量をやっていくこと、そこで学習習慣をつけ、さらに質の高い勉強を工夫していこう、そうすれば試験前になって慌てる必要は全くないというお話でした。

数学の勉強は、まさに関口先生の言われるとおりです。普段から、授業のあとに教科書やリピートの計算問題を身につくまで大量に練習しておけば、期末試験なんて全く恐れる必要はありません。数学の点数を挙げるのに、試験前にだけ何か要領の良い抜け道のような対策法を探している人がいたとしたら、それは間違いなので気をつけてください。

*SSC(スクールサポートスタッフ)の方の御支援について

 今回の中1の単元別テストは100点満点の試験が4枚分です。これを127名分について、迅速に採点し、観点別に点数集計するのには大変手間がかかります。今回は、スクールサポートスタッフの「八田幸子さん」に手伝って頂き、おかげで期末試験前に生徒の皆さんに返却することができました。とても感謝しています。


【中3の単元別小テストの結果について】

 平方根の乗除の問題が200点満点中133点、平方根の利用が200点満点中120点でした。成績分布としては、平方根の乗除の問題については大方の生徒が理解し、解けているようです。

 今回の期末試験は、「式の展開と因数分解、それに平方根」と正確で迅速な計算処理が求められるものが中心の出題になります。計算ミスのないように心がけましょう。


数学の放課後学習第5回(6/15金)の報告

今回は、参加者が18名、他にプリントのみを取りに来る人が40名いて、前回と変わらず、大変活気がありました。今回のテーマは期末試験前の総復習でした。

1年生には期末試験前の総復習プリントを配りましたが、それとは別にリピートのオープンセサミの問題やサポーターにある複雑な四則の計算や正負の数の利用の文章題に質問が集中しました。正負の数については、教科書の問題が少ないので、リピートに是非目を通しておいてほしいです。

2年生、3年生については過去2年間の定期試験問題とそこから判明した重要テーマについて問題プリントを作り、詳しい解説とともに配付しました。

2年生については、福嶋先生の数学の質問受け教室が別途あったため、参加者数自体は少なかったのですが、逆にプリントを取りに来る生徒が21名もいて、プリントが足りなくなりました。2年は、文字式の利用(2けたの整数の問題や偶数・奇数の問題など)に苦手意識を持っている人が多いようなので、文字式を使って、それらを表せるようにしっかり取り組んでおいてほしいです。

3年生は16名が過去問とプリントを取りにきました。3年の試験範囲は、式の展開と因数分解、平方根なので、計算の正確性とスピートが求められます。計算練習を怠らないでください。

今日は期末直前期で、「少しでも理解して帰ろう、テストの点数を上げたい。」という参加者の皆さんの強い気持ちが先生方に伝わりました。来週6月21日(木)の期末試験での全員の健闘を祈っています。

なお次回は、再来週6月29日(金)に実施します。1年生は文字を使った式、2年生は連立方程式の利用、3年生は二次方程式に入ります。期末試験などの復習の質問も受けるつもりですので、奮って参加して下さい!

数学の放課後学習第4回(6/8金)の報告

今回は、参加者が20名、他にプリントのみを取りに来る人が22名いて、とても活気がありました。体育祭が終わり、次の目標である1学期の期末試験に向けて、意識が高まってきたことが原因です。1年生は、1週間後の小テストに出題が予想される重要問題を片っ端からつぶしました。正負の数の乗法・除法、分配法則、同じ数の積(累乗)、数の世界の広がり、表の平均を求める問題を2時間ぶっ続けで学びました。参加者の熱気と集中力を感じ、嬉しかったです。2年生は連立方程式に関する過去の都立高校の入試問題を全部解いた人や、等式変形について質問に来た人がいました。またプリントのみ取りに来た人が増えました。2年生にも放課後学習が知られてきたようです。3年生は、平方根の計算についての質問に来た人が2名、他は1年生のときからプリントを取りに来ている人でした。来週の水曜日から期末試験1週間前になります。次回6月15日(金)の放課後学習では、期末試験に的を絞った問題演習と質問受けの時間とするつもりです。今回のような参加者の高い意識に期待しています。

放課後学習の先生方のご紹介

今回は、放課後学習の指導に来ていただいている3人の先生方のご紹介をします。山崎悠一先生、大貫圭介先生、坂井陽一先生の順です。山崎悠一先生は福井大学工学部をご卒業後、日本電信電話会社(現NTT)の電気通信研究所に入社され、100円公衆電話機、カード公衆電話機、オフィスで使用するボタン電話システムの研究と実用化に活躍されました。平成14年から打越中学校で継続して数学の学習支援に携わっていただき、また打越中学校コーディネーターとして青少対の役員としてもご活躍いただいています。次に大貫圭介先生です。大貫先生は千葉大学工学部をご卒業後、通信工業会社で生産技術の業務に従事されました。その後日本電気(株)に入社、プリンターの設計・製造業務や公害防止規制法施行への対応業務に従事されました。その後、日本電気コンストラクション(株)に移籍され、安全・環境を担当され、定年退職後は居住地域の環境関連のボランティア活動に参加され、八王子市環境審議会委員、八王子市東南部環境市民会議代表、八王子に清流を取り戻す市民の会メンバー、戸吹北森を守る会代表、八大緑遊会メンバー、浅川流域市民フォーラム実行委員、環境活動センター八王子(NPO)社員、八王子市地球温暖化防止活動推進委員などの肩書きもお持ちです。打越中学校では平成21年から数学の学習支援のお手伝いをいただいています。坂井陽一先生は広島大学工学部をご卒業後、日本電信電話会社(現NTT)の電気通信研究所で電子交換機の研究実用化に従事されました。その後シャープ株式会社に入社され、ファクシミリ、カメラ付携帯電話の開発・事業推進の業務に従事されました。平成22年より打越中学校の学習支援のお手伝いをいただいています。先生方におかれては、単に数学の指導にとどまらず、社会での豊富なご経験をもとに広い視野から、子どもたちの成長を育む温かい言葉をいただいていると感じています。こうした地域の指導者の方々の熱意に感謝しつつ、打越の生徒達がさらに成長し、将来社会で貢献して恩返しができることを強く願っています。
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数学同盟の成立

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放課後学習に来ている1年生の生徒が、友達と作っている数学同盟について教えてくれました。同じ班の仲間同士、班員全員の成績を挙げるため、互いに教え合うことを紙に書いて約束、誓い合ったというのです。期末試験まであと2週間あまり、体育祭で培った「競争と団結」の精神が勉強にも表れているように思います。それ以外にも、個別に教えてほしいという要望が出てきています。次の目標に向かい、それぞれが工夫して走り出しています。1年は次の単元別小テストを来週6月14日(3・4組)、6月15日(1・2組)に実施します。乗除の混じった計算、数の世界と広がり、正負の数の利用が範囲です。前回の小テスト同様に頑張ってほしいです。なお数学のサポーターというプリントの5番と6番を6月8日(金)に配付します。上記の小テストの事前勉強に使って下さい。8日(金)16:00〜18:00の放課後学習に来て、そのプリントを解いても構いません。みんなの頑張りを期待しています。

数学の放課後学習第3回(6/1金)の報告

今回は、体育祭前日の準備などで、前回より参加者が少なくなりました。中1は7名が参加しました。今週行われた単元別テスト(平均点77.75点)の結果を受けて、間違ったところのやり直しをしたい人と、次回のテストで高得点をとりたい人が参加しました。中2は「偶数と奇数」の証明問題を教えてほしい人が参加しました。中3は平方根の計算問題のプリントを5名の人が取りに来ました。中1の参加者は3時間かけて、今回の単元別テストの間違い直しを行ったほか、次回のテストの重点事項を演習したので相当力がついたと思います。6/21の数学の期末試験までちょうど3週間ですが、数学は早めの準備というよりも一日一日の復習、解き直しをすることが大切です。授業に加え、放課後学習がその学習リズムをつけるのに貢献できればと思っています。次回6月8日(金)は、中1については正負の数の四則計算を確認するとともに数の世界の広がり、正負の数の利用についても確認するつもりです。また中2は連立方程式の加減法と代入法の計算に慣れるように問題を解いていきます。さらに中3は平方根の計算にとまどう人が多いので、計算の仕方についての質問を多く受けようと思います。次回の参加を期待しています。写真は中1の単元別テストと受験している生徒の様子です。平均点は400点満点中311点でした(100点満点に換算すると77.75点です)。中1数学科では期末試験前にもう一度、乗法・除法と正負の数の利用についての単元別テストを実施する予定です。


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