数学の放課後学習第21回(3/1金)の報告参加しました。 特に、質問から多かったのは、「半径をr、弧の長さをlのおうぎ形 の面積をSとすると、S=1/2 lrとなる理由を説明しなさい」という 問題です。 おうぎ形を細かく等分していくと長方形に近づいてくることから この等式を説明する人や、おうぎ形の面積の公式と弧の長さの公式 を見比べて、それらの式の変形から導くやり方など、さまざまな工夫が 紹介されました。 次回は、3月8日(金)16:00〜18:00です。 春休みに入る前に解決しておきたい疑問や、気になる問題がある人、 あるいは新学年に備えてこれまでの弱点を復習したい人は、 是非参加して下さい。 数学の放課後学習第20回(2/21木)の報告わからないところの質問受けを、坂井先生と岩尾で行いました。 勉強の進んだ人には問題集リピートの最難問を、基礎を固めたい 人には最も出題が予想される問題を何度も繰り返して説明しま した。 プリントが欲しい人には、過去の打越中学校の試験問題を参考問題と して渡し、解いてもらいました。 明日は、都立高校の一般入試の日です。都立入試の大問の5番は、 3年生で最も質問の多い空間図形の問題です。 それを解くには、1年生で学ぶ空間図形についての理解がとても 大切です。 今日1年生で参加してくれた人には、見取り図だけでは正確に 理解しづらい空間図形のさまざまな特徴を、展開図と投影図を使いながら、 あるいはシャーペンを直線に、ノートや下敷きを平面に見立てながら、 ああでもない、こうでもないとみんなで話合いながら、理解していきました。 数学に苦手意識をもっている人も、この放課後学習に参加して、 「みんなで解く楽しさ」、「本質からきちんとわかる喜び」、「数学の 勉強にきちんと自分もつながっているという安心感」を持ってくれたら、 というのが坂井先生、山崎先生、岩尾の願いです。 来週の学年末試験では、打越中の生徒全員がベストを尽くして、少しでも 自分の成績をアップさせてほしいと願っています。 数学の放課後学習第19回(2/15金)の報告学年末試験まであと1週間余り、試験範囲の中で重要なポイントを 教えて欲しい、問題集リピートの難しい問題を教えてほしい、勉強 仲間と質問できる状況で試験勉強をしたい等、いろいろな声を聞き ました。 1年生は、ねじれの位置の問題や、立体の表面積の問題に、質問が 集中していました。 2年生は、平行四辺形の証明問題と確率の基本問題に質問が出ていま した。 3年生は都立入試直前でプリントのみ取りに来た人だけでしたが、 私立高校合格の報告をしてくれました。とても嬉しかったです。 来週の放課後学習は、都立一般入試前日の2/21(木)に実施します。 やる気のある人の積極的な参加を期待しています! 数学の放課後学習第18回(2/8金)の報告学年末試験が近づき、用意された対策プリントで 復習する人、問題集リピートや単元別テストの問題 を質問する人、入試問題に挑戦する人など様々です。 どの人も数学の成績を上げたいという真剣さがあるの が、とても嬉しいことです。 試験まであと2回、2/15(金)、2/21(木)にも 放課後学習の時間を設けますので、是非わからない ところを質問に来て欲しいです。 数学の放課後学習第17回(1/18金)の報告1年生はいろいろな作図の問題を仲間や 先生方と話しながら、仕上げました。 また、おうぎ形の弧の長さや面積の 求め方についても質問をしていました。 3年生は三平方の定理と空間図形の 問題を集中的に質問していました。 数学の放課後学習第16回(11/30金)の報告
今日は10名の生徒が参加しました。
習ったばかりの「図の中の全ての三角形を探す問題」や、 回転移動の作図の問題に、互いに頭をひねり合い、 聞き合いながら、楽しく取り組んでいました。 数学の放課後学習第14回(11/9金)の報告1年生は数学のサポーター(宿題プリント)に加え、 放課後学習オリジナルのプリントで、与えられた 条件からxとyの関係を式に表したり、比例の グラフを書く練習をしました。 これまであまり来なかった人が今日参加してくれ、 真剣に学習をしていたので、とても嬉しかったです。 「あ〜なんだ。こういうことか。」とつぶやいてくれる のが、スタッフとしては喜びです。 2年生は、前回に引き続き、問題集リピートの中から、 多角形の内角、外角についての問題に質問が出ました。 また証明については、「塾の先生が〜〜だけ 書けばよいと言っていたけれど、それで大丈夫 ですか?」といったような質問もあり、一応、他の 数学の先生と確認した上で答えることがありました。 3年生については、いつも放課後学習に来てくれて いるメンバーで、相似の基礎についてのプリントを 学習しました。 次回11月16日(金)は、期末試験3日前です。 期末試験に出題が予想されるのに理解ができて いない問題は是非聞きに来て、疑問を解消して ほしいです。 数学の放課後学習第13回(11/2金)の報告中1は、数学のサポーター(宿題プリント)が、 「方程式の利用」の単元だったため、前回に続き、 過不足の問題に質問が集中しました。 ただ、授業自体は、「比例・反比例」に進んでいるので、 それらのグラフの書き方について、黒板に書いてみて、 不十分なところを指摘してもらい、正しく書き直す 練習もしました。 さらに塾でもらった社会の問題集の中から原始〜古代に ついての質問もありました。旧石器とか石包丁とか、 ナイル川など、具体的にイメージできるものは覚えやすい ようでしたが、世紀、元号、「古代、中世、近世」という 用語や区分については、イメージがわきにくく正確な 理解が難しいようでした。いきなり全てを覚えるのは 難しいので、覚えやすい人物や事件を話し、歴史に 興味をもってもらいながら、説明しました。 また中2生からは、多角形の外角・内角の和について、 問題集リピートから質問が出ました。「自分で解く際に、 何を手がかりに求められている角度を出せばよいのか」 という質問を受けました。さすが中2です。質問の 内容が素晴らしいと思いました。 次回11月9日(金)は、期末試験10日前です。 授業でわからなかったところを遠慮なく聴きに 来てほしいと思います。 数学の放課後学習第12回(10/26金)の報告中1生が中心で、今回も一次方程式の利用に 質問が集中しました。 「問題文の意味がわからない。」とSOSを 出す生徒に、山崎先生は「自分で考えて ごらんよ。」と優しく寄り添いながら アドバイスをしていました。 また中1は今日から比例のグラフに入りました。 「先生、いくつがグラフを言ってみてください。 書いてみます」と生徒が言うので、 Y=3X、Y=−2X、Y=4/3Xとか、Y=−8/7Xなど いろいろなグラフに挑戦してもらいました。 また、中3生は、発展的な入試問題を取りに きたり、都立共通問題の1ばかり集中的に 習いに来ました。今後も積極的に利用して ほしいです。 次回は11月2日(金)16:00〜18:00です。 数学の放課後学習第11回(10/19金)の報告生徒が9名いました。 中1生が中心で、今日実施の単元別テストの 範囲「方程式の利用」についての質問が 多かったです。 「文章題の意味がわからない」とか、「それをどうやって 方程式に表したらよいかわからない」というものです。 例えば、リピートP121には、 「何人かの子どもにみかんを配るのに、1人に6個ずつ 配ると7個足りず、一人に4個ずつ配ると5個余る。 子どもの人数は何人か」という問題があります。 この問題では子どもの人数をX人として、みかんの個数 について方程式を作ると 6X−7=4X+5 となります。 ところが、同じリピートP121に 「クラス会の費用を生徒から集めるのに、 1人400円ずつ集めると1000円足りず、1人 500円ずつ集めると2500円余る。クラスの 生徒数は何人か」 という問題があります。 クラスの生徒数をX人として方程式をたて、 400X+1000=500X−2500 を解くのが正しい解法です。 ところが、質問に来た人は皆、 400X−1000=500X+2500 としてしまうのです。 理由を聞くと、「だって1000円足りず、2500円余る、 と問題文に書いてあるから、前の問題と同じにしました。」 と答えるのです。 線分図を書いて、その誤りをいろいろ説明するのですが、 一応は納得しつつもまだ不安げな様子でした。 今後も自分で線分図を書き、その意味を考え、友人や 先生に聞いて確かめつつ、辛抱強く取り組んでほしいです。 数学の放課後学習第10回(10/5金)の報告
今日は、13名の参加がありました。特に中1の参加が多かったです。
中1は中間試験の平均点が70点から52点にまで大きく下がりました。 そのため危機意識を持った人が増えていると感じます。 特に質問が多かったのは、次の問題です。 「A君は自分の家と友達の家を自転車で往復するとき、行きは時速20km、帰りは時速15kmで走った。このとき、往復の平均時速は何kmか?」です。ほとんどの人が(20+15)÷2=17.5kmとしていましたが、これは誤りです。また理解できていない人は、理解している友達に聞くか、質問に来て下さい。 中間試験で中1の平均点が下がった原因として考えられるのは、 1,中学校に入った当初は意識が高かったが、夏休みを挟んで、 気持ちが緩んでしまった。 2,範囲が文字の式全部ということで相当広く、復習が追いつかなかった。 3,1学期の期末試験は正負の数の計算と言うことで、数字の計算が中心 だったため、小学校の計算の延長線上という気持ちが強かったが、 文字の式に入って新しく学ぶことが多く、外国語のように感じた、 などでしょう。 1については、気持ちを引き締めるしかありません。 今回の成績で危機意識が出ている人の質問の中には、 「先生、この成績でK高校に入れる?」というものが多いです。 先輩などの進学先を情報として聞き、将来、K高校に進学できるかを 一つの目安にしているものと思われます。 2については、教科書にして25ページ、問題集にして42ページと いう分量は確かに広く、夏休みにサボってしまった人が、 夏休み前の授業を思い起こすのは、相当困難だったと考えられます。 これについては、数学のサポーターなどの復習用プリントを 毎週出しているので、それでしっかり復習してほしいです。 また、期末試験でも、中間試験の復習をしているかどうかを 試す問題を出題するつもりです。 3については、文字式の簡単な計算が全く苦手に感じてしまって いる人もいます。 そんな人は、今基礎クラスでやっているように、手を広げず、 同じ問題を何回も何回も解いて、基礎知識の定着を徹底的に 図るのがよいと思います。 中2は、平均点が55点から61点に上がりました。 重要なところに絞って、その問題を徹底的に学習する癖がついた からだと分析しています。引き続き、その姿勢で、重要問題を きちんとクリアしていってほしいです。 中3も平均点が53点から58点に上がっています。 第3回の復習確認テストも終わり、ある程度の進路が見えてきた ところです。意識が高くなって当然でしょう。 次回の放課後学習は10月19日(金)の16:00〜18:00、4F数学教室で行います。 中1は、方程式の利用についての単元別テストが実施される日です。そのテストでわからなかったところを、その日のうちに質問に来て解消してほしいです。 中2も、「1次関数の利用」でよく出題されるものの、みんなの苦手意識の強い動点についてのプリントを用意しておきます。 中3は二乗に比例する関数についての幅広い問題を用意しておきます。 奮って参加してください! 数学の放課後学習第9回(9/14金)の報告
今日は、中間試験前で21名の参加がありました。
中1は、問題集リピートのわからないところの質問が中心です。 多かった質問が、かっこや分数をふくむ方程式の計算についてでした。かっこをはずす際の分配法則の計算や、分数をふくむ式の分母のはらい方に自信がなく、立ち止まってしまいがちになるようでした。 中2は、「出る順」プリントを解き、中間試験に出る問題を押さえてしまおうというのが 多くの人の気持ちのようで、プリントだけを持ち帰っていました。 中3は、今日が単元別テストの返却日だったこと、またV模擬の結果が出たことから、質問に来る人、プリントを取りに来る人が、いつもより多かったです。空間図形については3学期にやりますが、模擬試験ではこの時期から出題されているので、わからないところを質問に来たという人もいました。 昨日、松が谷中で八王子中の数学の先生方による研修があり、各学校の数学の授業について意見交換をしました。他の学校でも数学を学びたい多くの生徒が、放課後や昼休み、夏休みなどの長期の休みを利用して、先生の補習を受けたり、質問に来たりしていることがわかり、とても刺激になりました。 打越中では、国語の放課後学習が昨日、スタートしました。数学も引き続き、頑張っていこうと思いますので、よろしくお願いします。 次回は9月28日(金)16:00〜18:00です。中間試験の答案が返却され、中1は方程式の利用、中2は一次関数の利用、中3はy=〖ax〗^2に入ります。新しい単元の理解や、過去の復習のため、是非利用してください! 数学の放課後学習第8回(9/7金)の報告
二学期最初の放課後学習に、13名が参加、他に4名がプリントを取りに来ました。
中1生は、方程式の理解のため、文字式の最初にさかのぼって質問をしていました。 中1の夏休み明けテストでは、以下の反省点がありました。 1, 文字を使った式を×や÷の記号を使わずに表すことが難しい。 2, 数量を表す式で、単位を忘れてしまう。 3, 項や係数の意味を記憶していない。 4, 3a−a=2aのような、文字式の加法が意外とできていない。 5, 「以下」と「未満」、それに対応する記号≦、<の意味が理解できていない。 6, 問題文に「入園料」と書いてあるのに、回答に「値段」と書いてしまう。 7, いまだにXでなく1Xと書いてしまう。 これらについて、採点答案にコメントを入れ、授業でも注意を呼びかけていますが、 放課後学習の時間を使って個別に直接指摘できるのはとても有り難いです。 中2生は、「一次関数とグラフ」が、今回の中間試験のテーマです。 XやYの増加量から傾きを導き、直線が通る点の座標データを一次関数の一般式に入力して、その直線の式を導く練習を、繰り返し行いました。 中3生は、中間試験のテーマ「二次方程式の利用」について、典型問題を多く解きました。数、長方形の面積、動点の問題です。これらは問題文の意味することをXを使って表すことが難しく、似た問題をいくつも解くことで問題に慣れ、文章題に対する抵抗感を和らげることができました。 次回は9月14日(金)16:00〜18:00です。中間試験直前の疑問解消に是非利用して下さい! 数学の放課後学習第7回(7/13金)の報告
今回は、参加者が16名、他にプリントのみを取りに来た人が6名でした。
今回の参加者の中心は中3生で、2時間中、熱心な質問が続きました。 中3生の要望は、 *因数分解の方法のうち、平方根の意味に基づいて解く方法を多くの問題を解きながら身につけてしまいたい。 *二次方程式の利用で、「座標平面上の2本の直線と三角形の面積の問題(2015東京都)」の問題を教えてほしい。 *二次方程式の利用で「正方形上の2つの動点と三角形の面積の問題(2017日本大学桜ヶ丘)の問題を教えてほしい。 などでした。 中2生の要望は、連立方程式の利用で、「時間・速さ・道のりの問題」を基礎から教えてほしいというものでした。 授業でも感じますが、いわゆる、「みはじ」(道のり・速さ・時間)あるいは「きはじ(距離・速さ・時間)」の関係がすらすら出て来るレベルまでいっていない人が多い気がします。易しい問題を多く解いて、十分に定着させておく必要があると思います。 中1生の要望は、「等しい関係を表す式」を教えてほしいというものでした。 特に「ある中学校の今年の生徒数はX人で、昨年より12人増えた。増えた生徒数は、昨年のY%だった。数量の関係を等式に表しなさい。」という問題が難しかったようです。 線分図を書いて、今年や昨年の生徒数、12人という数をそこに表し、その割合を考えていくのですが、具体的な数字ならできるのに文字になったらわからなくなるという人が多かったです。 保護者会で御願いしましたが、1年生については夏休み中に、この割合や、分数、小数、単位など、小学校での既習範囲について理解を徹底しておき、中学内容が新しく加わったところだけを理解すれば授業がわかるようにしておいてほしいです。 次回は夏休み明けの9月7日(金)16:00〜18:00、数学教室で実施します。夏休み中に生じた疑問も多いと思います。遠慮無く利用して下さい。 数学の放課後学習第6回(6/29金)の報告
今回は、期末テストの結果の分析から、基礎力をさらにつけたいという人が多く参加してくれました。
期末テストの点数が自分にとってはよくなかったと思う人から、「先生、僕のテストをシュレッダーにかけてください。」という声がありました。 確かに、自分は頑張ったつもりだったのに、平均点もとれていなかったら落ち込むし、そんな自分の成績を認めたくないと思うので、当然でしょう。 しかし、そんなときにこそ、しっかりとテストの結果を受け入れ、それをよく反省し、次に同様の失敗をしないように、対策を考え、それを実行することが大切です。 過去の事実は変えられません。でも次のテストにその反省を生かすことで、今回のテストの失敗を生かし、それに意味をもたせることができます。 そうしたことを放課後学習に参加してくれる生徒には常に語りかけ、励まし、一人一人の現時点から少しずつ実力を上げるよう頑張っていきたいです。 1年生については、プレテスト、8回の単元別テスト、期末テストと多くのテストに対して、よく勉強したと思います。 特に基礎クラスの人は、夏休みに分数、小数、割合、単位などの小学校の時からの計算問題をよく解いておけば、2学期も順調に滑りだせるように思います。また2学期は、コンパスを使い、作図をするので、計算が苦手な人もきっと楽しい勉強になると思います。 2年生、3年生の人にとっては、期末試験は、1年生からの学習の成果も問われたので、難しいテストだと感じた人もいたと思います。そう思った人は、全然恥ずかしくないので、2年生、3年生の問題を解く過程で理解できていなかった以前の学習内容を復習するとよいと思います。放課後補習や、夏の補習などを生かしてほしいです。 1学期は、放課後学習は7月6日(金)、7月13日(金)の2回残っています。遠慮無く質問や相談に利用してもらえればと思います。 数学・単元別テストの結果について
本日、中1と中3の単元別テストの結果が明らかになりました。
【中1の結果について】 *中1は、今までの単元別テスト1回〜4回までの800点満点中、平均点は610点(76.25%)で、全体としてはこれまで通り、よくできていました。 *ただ、気になったのは、4回の発展編だけをとると100点満点中58点という低い平均だったことです。 その原因は、意外にも「数の広がりに関する集合の問題」や、「売り上げ個数の平均を求める文章題」ではなく、「(−4)×7−3」というような加減乗除の入り混じった計算問題」ができていなかったことにありました。 期末試験まであと3日ですが、正しい計算ルールに従ったスピーディーな処理ができるように訓練しておいてください。 *気になった間違いをいくつか挙げておきます。 1, 計算記号を連続して書いてしまうこと。 例えば、「3×−12」のように書く答案が多かったです。 こういう場合、必ず( )を入れて、「3×(−12)」と書いてください。 2,「分配法則を利用して計算した式を書きなさい」とあるのに、分配法則によらない式を書いてしまうこと。この場合は0点になります。 3, 単位ぬけ。例えば、「得点の平均を求めなさい。」という問題の答えが「52点」のところ、「52」とだけ回答すること。減点になります。 4, 約分をしていない答えを書いてしまうこと。中学では約分しないと0点になります。 5, 帯分数で書いてしまうこと。これについては、クラス分けテストの時から再三注意してきましたが、まだ帯分数で書いてしまう人がいます。一度聞いたら、すぐ改める姿勢が必要です。 6, 字が薄かったり、汚かったりして数字が読み取れないことがありました。 そういう場合は、0点にせざるを得ませんでした。 *今朝、1組で、関口先生が「今は、質よりも量だ」という話をされました。 よく「勉強のやり方がわからない」という人がいるが、やりもしないで勉強のやり方が わかるわけがない、最初は効率的ではないかもしれないが、量をやるうちに工夫が生まれ、自分にあった勉強法が作れるので、今はとにかく量をやっていくこと、そこで学習習慣をつけ、さらに質の高い勉強を工夫していこう、そうすれば試験前になって慌てる必要は全くないというお話でした。 数学の勉強は、まさに関口先生の言われるとおりです。普段から、授業のあとに教科書やリピートの計算問題を身につくまで大量に練習しておけば、期末試験なんて全く恐れる必要はありません。数学の点数を挙げるのに、試験前にだけ何か要領の良い抜け道のような対策法を探している人がいたとしたら、それは間違いなので気をつけてください。 *SSC(スクールサポートスタッフ)の方の御支援について 今回の中1の単元別テストは100点満点の試験が4枚分です。これを127名分について、迅速に採点し、観点別に点数集計するのには大変手間がかかります。今回は、スクールサポートスタッフの「八田幸子さん」に手伝って頂き、おかげで期末試験前に生徒の皆さんに返却することができました。とても感謝しています。 【中3の単元別小テストの結果について】 平方根の乗除の問題が200点満点中133点、平方根の利用が200点満点中120点でした。成績分布としては、平方根の乗除の問題については大方の生徒が理解し、解けているようです。 今回の期末試験は、「式の展開と因数分解、それに平方根」と正確で迅速な計算処理が求められるものが中心の出題になります。計算ミスのないように心がけましょう。 数学の放課後学習第5回(6/15金)の報告
今回は、参加者が18名、他にプリントのみを取りに来る人が40名いて、前回と変わらず、大変活気がありました。今回のテーマは期末試験前の総復習でした。
1年生には期末試験前の総復習プリントを配りましたが、それとは別にリピートのオープンセサミの問題やサポーターにある複雑な四則の計算や正負の数の利用の文章題に質問が集中しました。正負の数については、教科書の問題が少ないので、リピートに是非目を通しておいてほしいです。 2年生、3年生については過去2年間の定期試験問題とそこから判明した重要テーマについて問題プリントを作り、詳しい解説とともに配付しました。 2年生については、福嶋先生の数学の質問受け教室が別途あったため、参加者数自体は少なかったのですが、逆にプリントを取りに来る生徒が21名もいて、プリントが足りなくなりました。2年は、文字式の利用(2けたの整数の問題や偶数・奇数の問題など)に苦手意識を持っている人が多いようなので、文字式を使って、それらを表せるようにしっかり取り組んでおいてほしいです。 3年生は16名が過去問とプリントを取りにきました。3年の試験範囲は、式の展開と因数分解、平方根なので、計算の正確性とスピートが求められます。計算練習を怠らないでください。 今日は期末直前期で、「少しでも理解して帰ろう、テストの点数を上げたい。」という参加者の皆さんの強い気持ちが先生方に伝わりました。来週6月21日(木)の期末試験での全員の健闘を祈っています。 なお次回は、再来週6月29日(金)に実施します。1年生は文字を使った式、2年生は連立方程式の利用、3年生は二次方程式に入ります。期末試験などの復習の質問も受けるつもりですので、奮って参加して下さい! 数学の放課後学習第4回(6/8金)の報告
今回は、参加者が20名、他にプリントのみを取りに来る人が22名いて、とても活気がありました。体育祭が終わり、次の目標である1学期の期末試験に向けて、意識が高まってきたことが原因です。1年生は、1週間後の小テストに出題が予想される重要問題を片っ端からつぶしました。正負の数の乗法・除法、分配法則、同じ数の積(累乗)、数の世界の広がり、表の平均を求める問題を2時間ぶっ続けで学びました。参加者の熱気と集中力を感じ、嬉しかったです。2年生は連立方程式に関する過去の都立高校の入試問題を全部解いた人や、等式変形について質問に来た人がいました。またプリントのみ取りに来た人が増えました。2年生にも放課後学習が知られてきたようです。3年生は、平方根の計算についての質問に来た人が2名、他は1年生のときからプリントを取りに来ている人でした。来週の水曜日から期末試験1週間前になります。次回6月15日(金)の放課後学習では、期末試験に的を絞った問題演習と質問受けの時間とするつもりです。今回のような参加者の高い意識に期待しています。
放課後学習の先生方のご紹介
今回は、放課後学習の指導に来ていただいている3人の先生方のご紹介をします。山崎悠一先生、大貫圭介先生、坂井陽一先生の順です。山崎悠一先生は福井大学工学部をご卒業後、日本電信電話会社(現NTT)の電気通信研究所に入社され、100円公衆電話機、カード公衆電話機、オフィスで使用するボタン電話システムの研究と実用化に活躍されました。平成14年から打越中学校で継続して数学の学習支援に携わっていただき、また打越中学校コーディネーターとして青少対の役員としてもご活躍いただいています。次に大貫圭介先生です。大貫先生は千葉大学工学部をご卒業後、通信工業会社で生産技術の業務に従事されました。その後日本電気(株)に入社、プリンターの設計・製造業務や公害防止規制法施行への対応業務に従事されました。その後、日本電気コンストラクション(株)に移籍され、安全・環境を担当され、定年退職後は居住地域の環境関連のボランティア活動に参加され、八王子市環境審議会委員、八王子市東南部環境市民会議代表、八王子に清流を取り戻す市民の会メンバー、戸吹北森を守る会代表、八大緑遊会メンバー、浅川流域市民フォーラム実行委員、環境活動センター八王子(NPO)社員、八王子市地球温暖化防止活動推進委員などの肩書きもお持ちです。打越中学校では平成21年から数学の学習支援のお手伝いをいただいています。坂井陽一先生は広島大学工学部をご卒業後、日本電信電話会社(現NTT)の電気通信研究所で電子交換機の研究実用化に従事されました。その後シャープ株式会社に入社され、ファクシミリ、カメラ付携帯電話の開発・事業推進の業務に従事されました。平成22年より打越中学校の学習支援のお手伝いをいただいています。先生方におかれては、単に数学の指導にとどまらず、社会での豊富なご経験をもとに広い視野から、子どもたちの成長を育む温かい言葉をいただいていると感じています。こうした地域の指導者の方々の熱意に感謝しつつ、打越の生徒達がさらに成長し、将来社会で貢献して恩返しができることを強く願っています。
数学同盟の成立 |