●2022 Google for Education事例校として進化中。 ●オリンピック・パラリンピック教育レガシーアワード校(ボランティアマインド) Tokyo Olympic and Paralympic Education Legacy Award School ●ダイヤモンド型机配置で今年も「学び合い×ICT」 "Collaborative Learning x ICT" with diamond-shaped desk layout●

通常練習

本日より、平日は通常練習になりました。
ミニゲームを時間短め、本数多めで行いました。
「体力が落ちていました。」「思い通りにプレーできませんでした。」という感想がほとんど。

相手に対応しながら動き続ける。ボールをコントロールしながら動く。周りを観る。体をぶつける。ぶつかられても倒れない、などなど。

すぐに、体力や感覚は戻らないけれど、その都度修正しながら、意図的に戻していってほしいという話をしました。
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生活習慣の見直し

 いよいよ、来週から3年生を対象に授業が再開される。残念ながら部活は、まだ先になりそうだが、学校全体の再開に向けて準備がスタートした、と言って良いだろう。

 14日夕方、39県での緊急事態宣言も解除された。最近、よく言われていることは『新しい生活様式』だ。
 具体的な対策はいろいろあるが、習慣化したいのは、こまめな手洗いや換気だ。でも、これは今までだって取り組んでいた(゜_゜;)はずです。

 以前に、日本代表のアンダーカテゴリーが国内キャンプを行った。食事はビュッフェスタイル。練習を終えた選手たちが、食堂で並んでいた。
 そこでスタッフが一言。 「手は洗ったのか?」
 それを聞き、半数以上の選手たちが食堂から出て行った。

 「もし、汚れている手のまま食事をして、体調を崩したらどうするんだ。衛生環境が良いところばかりではないんだぞ。体調を崩したら、サッカーできなくなるぞ。病気になったら、早く治療しなければいけないし、他に感染したら困るから、キャンプも続けられない。もっと、自分の体調管理に対しても意識が高くならなければ、良い選手にはなれないぞ!」と食堂で説教されちゃう(TwT。)
 
 緊急事態宣言が解除されていく中、心配されているのが『気の緩み』。
 でも、気の緩みが心配なのは、コロナウイルスだけに限ったことではない。
 調子に乗りすぎて、怒られたことだってあっただろうし、3点リードしていたって、最後に追いつかれた(T-T)、なんてことも今までにたくさんあった。
 常に緊張し続けることはできないけれど、もしかしたら? と考える癖をつけることはできる。それが、リスクマネージメントにつながるし、隙のない選手の条件にもなる。

〜 すべては繋がっている 〜
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上手さ と 持ち味

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 ある生徒の作文から。途中抜粋

 今は、人数が足りていないから試合に出ることができているけれど、新入部員が入ってきたらどうなるかわからない。
 試合のために練習はきちんと取り組み、自主練もして上手になりたいと思っている。でも、どんな自主練習をして良いか、わからないからコーンを並べてドリブルの練習をしようと思っている。
 他のメンバーには、自分のポジションを取られないようにしたい。

 リフティングの技にも挑戦している。初めは周りの友達もできていなかったけど、今では周りの方ができるようになっていて少し悔しい。
 なぜ悔しいかというと、私が何日もかけて成功した技が、私よりも少ない日数でできるようになっているから。
 そもそも、私は普通のリフティングが全然できない。コーチも「リフティングが上手い」と「サッカーが上手い」は、つながっていると言っていた。
 私は、リフティングができない理由をサッカー歴が短いせいにしていた。それではダメだと思い、いつも以上に真剣に練習をした。すると、回数が前より伸びてとても嬉しかった。この1年も頑張っていきたい。   という内容だった。

 私は、こうアドバイスしたい。
 現在の実力、いわゆる上手下手は、今までのサッカー歴に関係すると思う。
 『今日初めてボールを蹴りました』という人と『10年やっています』という人では、『上手さ』が違うのは当たり前。サッカーを続けていく限り、今までの経験年数の差が縮まることはない。
 でも、それで今後の『上手さ』も決まってしまうの?
 他者と比べた場合、経験年数と今の『上手さ』はリンクしていると思う。でも、その人の『上手さ』が、これからどれだけ伸びるかについては、過去の経験年数は関係ないと言える。簡単に言うと長い時間ダラダラやっても。。。ってこと。

 リフティングは大切。ボールをコントロールすることに直結しているから。
 リフティングが上手=ボールコントロールが上手+ステップワークが良い ということは、はっきりと言える。
 しかし、サッカーには相手がいるから、いつもフリーでいられるわけではない。これはプロの話だが、90分ゲームで一人がボールを触っている平均時間は約2分間。
 オフザボールの88分もサッカーにはとても重要なんだ。
 プロは基本的にボール扱いが上手いから、リフティングも上手だと思うけど、みんなすごい技ができるのか(?_?) リフティングは、サッカーの一部でしかないよ。

 プロのサッカー選手だって、メッシやCR7、マルセロみたいなテクニカルな選手もいれば、トラオレやビダル、セルヒオ・ラモスも重要だ(知っているか?)。
 ちょっと昔だけど、ガットゥーゾやロイ・キーン、ドゥンガだって代表チームには欠かせない選手だった。

 とにかく、たくさんボールを蹴りなさい。がんばれ( ◜ω◝ )と。

人生を考える時間

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 今回の休校、自宅学習から得られるモノは、いわゆる勉強で得られる知識だけではない、と思っている。
 自分の時間をどうマネージメントするか?を始めとして、部屋の片付けや、家庭内での役割、家族や他者との関係。自分の将来のことも真剣に考えただろう(o゜∀゜o)
 もちろん、サッカーへの愛着? 大切さ?(^-^*)も含む。

 それって、今後を生きていくためのヒント? 支え? 自信? になっていくことなんじゃないだろうか。かなり漠然としていると思うけど。

 昨日は、約1ヶ月ぶりの登校日だった。ちょっと緊張が見られた者もいれば、座って今まで通りに読書を始めた者もいた( ^-^) いつも通りで良いな。。。と思ったよ。
 久々の再会が嬉しかったんだろう! 喋り続けていたり(  ̄〜 ̄;) もちろんマスク越しですが。

 昨日、ラジオである大学の元教授がこんなことを言っていた。
 『休校中、たくさん時間がある中で、何を考えているか。 受験を控えていれば、不安もあるだろう。 もちろん勉強は大切だ。 でも、自分の人生をしっかりと考える時間も必要なんだ。 学校が通常通り行われていたら、その時間はなかったかもしれない。 今ある時間を自分のために使ってほしい』と。

 スペインにセルヒオ・カナーレス(ベティス所属)という選手がいる。スペイン代表ではないが、大きな怪我を何度も乗り越えてきた選手。
 彼は、「人生では100%を捧げないといけない。それでうまく行かないなら自分のせいではない。」とインタビューで答えている。

 『もちろん、全てにおいて一生懸命やっていますよ! そうあるべきものだとも思っています。でもね、人生には自分の力ではどうしようもできないことも起こるんですよ。そのことについて悔やんだり、落ち込んだり、文句を言っても仕方がないじゃありませんか。だからといって、諦めるとか、何もしないとかではありませんよ。だからこそ、できることをやりましょ!自分の力で変えられることは努力して変えていきましょう!』と、私はカナーレスになったつもりで勝手に解釈をした。

 これが、現状を受け入れるってことなんだろう。

 長い目で見て考えたとき、この3ヶ月を後悔するときが必ず来ると思っている。もっとやれば良かった。やれたはずだ、、、と思うときが必ず来ると。
 この期間、どんなに頑張っていた人も、絶対にそう思うときが来る。
 しかし、なくなってしまったモノは仕方がないし、悔やんでも遅い。
 今、やるべきことは、前を向き、目の前にあるモノに力を注ぐ。
 中学校生活の再開に向けて、万全の準備をする。

変わっていく、変わらないもの。

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 それは信念だ。
 たとえばストレッチ運動を毎日行っているとする。毎日行っているということは変わらない。しかし、体は日増しに柔らかくなっていくはず。簡単に言うとそういうこと。

 今日、また新しい一日が始まる。同じルーティーンで過ごしていても、昨日と全く同じ一日はない。
 だけど、新しいと思うか、昨日と同じと思うかは、その人次第だ。新しい発見があれば、新しい力が身につく(可能性がある)。そう思って、日々を過ごしていきたい。

 プロ野球の世界で数々の記録を塗り替えてきたイチロー選手は、決まったルーティーンをすることで有名だったが、すべてが同じだったわけではない。
 前年度に200本安打を達成しても、翌年には、打席の立ち位置や腕の振り、重心の位置を変えて、理想の打撃を追求した。

 NHKの番組で、バッティングについての質問に「打撃の技術に最終形はない。 だから前に進もうとする意欲も生まれると思う。 後退したなと思うこともあった。 本当は、何も変えず、そのまま上がっていきたいが、なかなかそうはいかない。 はっきりしているのは、近道はないということ。 あとで考えると遠回りした、これ省けると良かったなと思うこともあった。 でも、それが一番近い。 ぼんやりとした理想に近づく一番の方法は、遠回りをすることだとはっきりと言える。」と答えている。

 遠回りをすることが近道。

 引退4日後のインタビューで「日々懸命に生きたい。 それを重ねていきたい。 懸命に生きられる何かを、モチベーションを見つけていくことが、生きていく意味だと思っている。 それを重ねていきたい。 新たに見つけるのか、見つかるのかは、わからないけれど、そのために一歩を踏み出したい。」と。

 休校も延長になり、まだ何も進んでいないんじゃないか?と思うこともあるだろう。 イヤイヤ、そんなことはない。日々は、確実に進んでいる。

 いつ始まるのかわからない。巷ではいろいろなことが言われているが、この学年は、たぶん3月末に終わる。

 今まで、何をしてきた?
 これから、何をする? 何をしたい?
 それは、見つけるのか? 見つかるのか?

 いずれにせよ、これだけは言える。その気がなければ、大事なモノを見落としてしまうことだってあり得る。

サッカー部への連絡を含む

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※サッカー部へ連絡
 5月11日(月) 下校前に中央玄関のチーム荷物置き場に行き、各自、チューブを1本持って帰り、自宅でのトレーニングに役立てること。色はお任せします。


 昨日の続き。

7:ゼロリスクでなく、リスクマネージメントの視点で考える
(一定の時間帯だけ100%集中しても、その時間帯が終わった途端に集中力が切れてしまうのでは逆効果。試合全体を見据えた上で、効果的なリスクマネージメントをしていきたい)

8:新たな攻略方法のヒントや最新情報をチェックし続ける
(戦況は常に変化し続けている。眼前の試合に集中しつつ、相手を攻略するための新たなヒントを探したり、他会場の試合をチェックして最新情報を入手したりするのも大切だ)

9: スタミナ切れを起こさないように、心と体の栄養を補給する
(長丁場の戦いでは心と体のスタミナを切らさないことが大切。食生活の管理や適度なエクササイズでコンディションを維持し、安全な形で気分転換やリフレッシュを図りたい)

10:サポートスタッフや裏方さんへの感謝の気持ちを忘れない
(最前線で敵の突破口を探す攻撃陣、水を運ぶ中盤、体を張ってゴールを守る守備陣がいればこそ戦いは成立する。無数のチームスタッフや裏方さん、仲間や家族にも感謝の気持ちを)

11: 図太く、打たれ強く、そして前向きなメンタリティを
(サッカーの試合は延長戦や再戦にもつれこむこともある。長い消耗戦を乗り切るためには決して諦めない粘り強さと常に前向きで明るい姿勢、チームの一体感を育んでいきたい)

 コロナウイルスを謎の強豪チームと考えれば、現在の戦況はあまり良くないが、「絶対に負けられない戦い」はしばらく続く。相手の攻撃力は強大で未知数。おまけに非常に小柄で目には見えないため、気がつけば防戦一方にまわることを余儀なくされてしまった。
 だがチーム一丸になって粘り強く戦い、相手の猛攻をしのぎ続けていけば、世界中が研究を進めている起死回生の攻略法が完成し、期待のスーパーサブとしてピッチ上に投入される瞬間がやってくるに違いない。

Number Webより抜粋  途中省略


 『攻撃は最大の防御』 聞いたことのある言葉だろう。
 試合中、リトリート(簡単に言うと自陣まで引くこと)して守備をすることが多くなっても、一撃のカウンターを仕掛けることで、相手はカウンターを怖がって、攻撃だけに集中することができなくなる。
 守ってばかりでは、いずれやられてしまうから、チームとして、どこで仕掛けるか?を『持っている』ことが大切。それがチーム戦術。

 今の状況で言うならば、感染予防をすること、不要不急の外出を避けることは、チームの約束事。でも、それだけだと守備一辺倒になってしまうから、どこかで攻撃を仕掛ける必要がある。
 攻撃とは? → 体を鍛えること。免疫力を上げること。
 無謀な攻撃は、作戦とは言えないから、しっかりとリスクマネージメントもしなければいけない。
 睡眠は問題ないだろうけど、栄養は? 手洗い、うがい、洗顔も忘れずに行うこと。リスクマネージメントもしつつ、体も鍛えてほしい。

ポジショナルプレー

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 サッカーの戦術徹底と、感染症予防対策は似ている! という記事があったので紹介をする。物は考えようだが、確かにその通り(^^)/ と思うことも多々ある。
 これは、再三言ってきたことなので、わかっていることだと思うが、サッカーには攻撃、攻撃→守備、守備、守備→攻撃の4つの局面しかない。そして、それが切り替わる時間はできるだけ短い方が良い。

 グアルディオラ監督が実践している「ポジショナルプレー」を知っているだろうか?
 バルセロナ、マンチェスターCだけでなく、打越だってそれっぽいことをしているんだぞ。

以下、Number Webより抜粋  途中省略

 サッカーは危機管理の知恵が満載だ。「社会的なポジショナルプレー」を。

 ペップ本人による定義は簡潔にして明快だ。
 「ピッチ上のどこにボールがあるかを踏まえて、選手たちが正しいポジショニングをしていこうとする考え方。これを実践してシステムを機能させるためには、規律と思考能力の速さが必要になる。」
 「ポジショナルプレーという発想は、自分たちがボールを持って攻撃している時でも、逆に相手に攻撃されている時でも当てはまる。
 ボールを失った時には、選手たちはすぐにボールを奪い返すために、正しいポジションを取らなければならない。すぐにボールを奪い返せない場合には、カウンターアタックを受けないために、やはり正しい位置につく必要がある。」

 そのために必要な3要素。
 Support (支援) いつ、どこに、どのように人を配置するか。
 Preparation (準備) 的確な状況判断と合理的な予測。セカンドプランの確保。
 Understanding(理解) 戦術理解と目的意識、そして手段、役割や責任分担。

 これらの要素は、企業や社会などの組織を成功に導くための要素となんら変わらない。
 再びサッカーの試合に寄せて言うなら、下記に挙げるようなゲームマネージメントのノウハウはさまざまな危機管理にも援用できる。

 たとえば、未曾有の感染症に対してもだ。

1:チーム全体として最適なポジショニングを徹底する
(スモールスペースで数的優位を作るのも有効だが、これは時と場合による。むしろ局面で数的優位を作らないことが、チーム全体を機能させるためにプラスに働くことも多い)

2:戦況を冷静に把握し、優先順位(プライオリティ)を決めていく
(自分たちは優位に立っているのか、守勢に回っているのかを見極める。今、最優先でサポートすべき選手や、守るべきエリアはどこかという優先順位も全員で共有しておきたい)

3:チーム全体として命令系統や責任・役割分担を明確にする
(指揮系統が混乱していては強豪相手に勝つことはできない。チーム全体としての目標や、相手を攻略する具体的な戦術、個々の責任・役割分担をはっきりさせておくのは不可欠だ)

4:個のレベルでも、日頃からスキルやノウハウを磨き続ける
(チームプレーに徹するのは大前提だが、個のレベルでできることもかなりある。相手の攻撃を効果的に防ぐための細かなスキルやノウハウ、テクニックを研究するのも役に立つ)

5:万が一の場合に備えて、常にオプションを確保しておく
(慎重を期していても、思わぬ形で負傷や欠場に追い込まれる危険性は誰にでもある。万が一に備えてオプションを用意しておくことは、精神的・時間的な余裕にもつながる)

6:ゲームプランが崩れた時には、すぐに発想を切り替える
(当初のプランで押し切れるに越したことはないが、予想外の展開になった時には、チーム全体でいかに優先順位と目的、そして方法をすばやく切り替えられるかが明暗を分ける)


 まだまだ続くけど、今日はここまで。
 それっぽいことをMTで伝えているのを思い出したか? サッカーの戦術ってすごいなぁと改めて思う!(^^)!  あぁ サッカーしたい。

 明日へ続く。

走らずにはいられない

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“サッカー人として”2015年12月04日(金)掲載

 ふがいない結果にも、目をそらさなければ自分のためになることがたくさん埋もれている。何が足りないのかを勉強できる。

 例えば足首を痛めたことで、思いのほか足の指の開きが悪くなり力が入りにくくなっていた現状に気づいた。そこで指周りを強化したら、可動域が広がり、ケガする前よりジャンプがスムーズにできるようになっちゃった。首をケガしたことでは体の左半分で筋力の下がっていた箇所が見つかり、そこを補強したら逆側の右半分も良く動くようになってバランスが改善する。こういうのは発見であり、喜びだよね。

 伸びしろがまだまだ自分にはあるなと実感するし、手を付けていないものがたくさんあって、それを絶対にサッカーへつなげたい。

 というわけでこの30日間ほど、毎朝6時から走っています。サッカー人生でこんなに走っているのは初めて。自分のなかではもう第1次キャンプに突入です。

 立ち戻るべきは基礎だと思っている。大人になると知らず知らずに基礎がおろそかになりがちだ。ではスポーツの基礎は何か。走ること、土台となる有酸素運動だよね。だから立ち返り、それも「毎朝6時に走る」と決める。夕方走る、では同じ走るでもダメなんだ。

 6時にすぐ駆け出すには5時45分には目を覚まし、着替えなども前夜のうちに自分で用意しておく。前日も早く寝て備えて、と決め事ができる。やるのは自分独り。やめても誰もとがめない。どんより暗く、雨も降っている朝には「今日はいいか」と悪魔がささやく。「休んでいいんじゃないの、雨だし」「いやいや、雨だってサッカーはするだろ」。それは自分との闘い。この闘いに勝って、雨だろうが嵐だろうが、よほどでない限り「やる」というメンタルを身につけたいんだ。

 不運なケガ、悲運の敗北。勝負の世界は運が働く。でも僕は運に頼らない。何もせずに止まって待つところへそれは転がってこず、目標に向かっている人の足元へしか運というものは回ってこない。現状維持は停滞。自分を進めることだけを考えていたい。

日本経済新聞コラム“サッカー人として”(途中抜粋)

 「やるのは自分独り」「やめても誰もとがめない」「自分との闘い」
 このとき、KAZUは48歳。「48歳の自分との闘い」もあれば、「中学生の自分との闘い」もある。
 休校中、GW中は闘いもお休み? 自分と向き合う時間がたくさんあるからこその「自分との闘い」があるはずだ。

ハングリー精神とは?

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 相撲の世界から日本人横綱が消えて久しい。日本が豊かになり、ハングリー精神が消えたからだと言う人がいる。確かにスポーツの世界で飛躍する上でハングリー精神は大いなる武器になる。
 「金持ちになりたい」「親を楽にさせたい」といった気持ちを支えに、スポーツのスター選手へと成長した人は少なくない。

 フランス代表チームの中には、旧植民地の出身者や貧しい育ちの選手が少なくないそうだ。ハングリー精神があるからだ。
 「ハングリー精神とは、さらなる高見へと昇るために自分の限界を超えようとする情熱である。」とアーセン・ベンゲル 元アーセナル監督は言う。
 「私から見てレベルの高いスポーツ選手とは、ある意味では決して自分に満足することのない完璧主義者のことを指している。」

 かつて、ベンゲルはカーレースのF1で圧倒的な強さを発揮していたアイルトン・セナに「なぜ、2位を10秒も引き離しているのに、まだリスクを負って走り続けるのか」と質問したことがある。セナはこう答えたという。
 「常にもっと速く走ることに関心を持っている。自分の限界を伸ばしたいからだ。」
 真のスーパースターは、ライバルと戦うだけでなく、自分の限界とも戦う。はるか先に簡単には到達できない高い目標を掲げ、そこに向かってひたむきな努力を続ける。

 桑原晃弥著 『サッカー名監督のすごい言葉』アーセン・ベンゲルより


 「ライバルは自分」「自分と戦う」→ よく聞く言葉だと思う。
 物事は突き詰めていくと、最後は自分にたどり着くと思う。
 『あいつには負けたくない!!』 『周りからどう見られているか?』は、モチーベーションを高めたり、維持したりするためには、『あり』だと思うが、そこに本質はない。
 自分が納得できるか? どこまで行けるか? そう考えることができれば、他者は関係なくなる。

練習が約束してくれるものとは?

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 元イングランド代表のデビット・ベッカムはフリーキックの名手として知られている。「それはベッカムが天才だったからではなく、大半の選手がやろうとしないほどの厳しい練習を自分に課してきたからだ。」とアレックス・ファーガソン元監督は言う。
 さらに、練習の効用をこう話している。「練習は常に完璧なプレーを約束するものではないかもしれないが、よりよいプレーを約束することは間違いない。」

 ベッカム自身は、マンUの看板選手でフランス代表の主将もつとめた同僚のエリック・カントナの練習を見るのが、最高の練習になったと言う。
 「ボールをできるだけ高く蹴り上げて、完璧にコントロールしながらトラップする。あるいは右足と左足を全く同じように使えるようにするために、ひたすら壁に向かってボールを蹴る。ヨーロッパ最高の選手の一人なのに、僕が七歳の頃にやっていた基礎練習をやっていたんだ。」
 スター選手が基礎的な練習を何度も徹底的に繰り返す。それを見たベッカムたち若手も必死にトレーニングを続ける。

 桑原晃弥著 『サッカー名監督のすごい言葉』アレックス・ファーガソンより


 反復することで自分のモノになる。10回よりも100回、1000回の方が良い。ファーガソン元監督も高度な技術が身につくまで反復練習はさせるべきだと言っている。
 マンUに移籍してきたばかりのカントナは26歳くらいで現役バリバリ。当時のベッカムは18歳くらい。チームの中心選手が懸命に基礎練をしていたら、若手のベッカムはもっと練習するよね。
 そんなチームだったからこそ、当時のマンUはものすごく強かった。

よく考えて対応

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「メッシとC・ロナウドどちらが最高?」久保建英の答えは、、、

 マジョルカのMF久保建英がバルセロナFWリオネル・メッシとユベントスFWクリスティアーノ・ロナウドについて言及した。スペイン『マルカ』が伝えている。

 現在、新型コロナウイルスの影響でリーガ・エスパニョーラを含む各国のリーグが中断を余儀なくされる中、久保はファンサービスの一環として、同僚のFWクチョ・エルナンデスとともにインスタライブに登場。ファンから寄せられたさまざまな質問に答えた。

 その中でメッシとC・ロナウドのどちらが最高選手か決めるようにお願いされた久保。両選手の比較は常に多くの論争を巻き起こすテーマだが、18歳MFは大人の回答をしている。
「クリスティアーノはマンチェスター・ユナイテッドの時の方が好きだったけど、レアル・マドリーではより点取り屋になった。僕は彼のFKが好きだし、メッシのドリブルも好き」

 また、レアルで最も感銘を受けた選手を聞かれ、MFイスコと回答。「彼が良い選手なのは知っていたけど、一緒にトレーニングをして信じられないほど素晴らしいことに気づいた」と理由を語っている。

 そのほか、シーズン終了後にレアルに復帰するかどうかという質問には「まずはマジョルカを降格から救わないといけない」と、自身の去就よりもチームの1部残留を最優先に考えていることを明かした。

ゲキサカ https://web.gekisaka.jp/ より抜粋



 大人な答え方だよね、、、自分の意見もしっかり伝えながら、周りを不快にすることもない。
 そんな久保選手もJ3でデビューした当時は「何でもっと○○○してくれないんだ」とか「監督は、、、」みたいな発言もあったそうだ。
 しかし、FC東京→Fマリノス(期限付き移籍)→FC東京 に戻ると、ネガティブな発言はしなくなったと。そして、以前よりも『貪欲にチャレンジ』『苦手なことにも取り組む』という印象が強くなった。J1で試合に出られるようになり、自分に足りない部分がわかったのだろう。と当時のスタッフが話していた。
 
 現状を受け入れる。足りない部分を補う行動をする。
 言葉にするのは簡単だが、意識が高くなければ、なかなか行動には移せないよな。

Jリーガーが4週間以上練習を制限すると、、、

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 再開後も今まで通りプレーするために、興味深いニュースを見つけたので共有をしたい。


 スポーツ報知(取材・構成=金川 誉)より 抜粋 (途中省略)

 『Jリーガーが4週間以上練習を制限すると、、、専門家が指摘する頭と体の“衰え”』

 新型コロナウイルスの感染拡大による緊急事態宣言を受け、Jリーグではチームでの練習が1か月以上もできないクラブも出てきた。トレーニングが制限される中、選手の肉体にはどんな影響があるのか、その解決方法とは。指導者育成を行うNSCAジャパンの大西史晃氏に聞いた。

 大西氏によると、「人間の身体は負荷に適応する形で変化します。トレーニングによって掛かっていた負荷が大きく低下している期間が4週間を超えると、筋量自体が低下する可能性が出てきます」と指摘する。

 練習が中断されている選手たちは現在、個々でクラブから指導されるメニューなどに沿ってコンディションの維持を図っている。とはいえ、普段行っているような強度での練習は難しい。大西氏は最も懸念される点を「スピード持久力でしょうか。この能力の低下によって、高速度のスプリント(ダッシュ)を何度も繰り返すといったことができなくなり、サッカー選手のパフォーマンスに重要な影響を与えます」と挙げた。

 その低下を少しでも食い止めるためには、HIIT(ハイ・インテンシティー・インターバル・トレーニング)と呼ばれる高強度のトレーニングが有効とされる。例えば最大心拍数に近い強度でのスプリントを4分間×5セット行うことの有効性が報告されており、個々の状況に合わせ「定期的に強い刺激を与えること」がポイントになるという。

 ただしサッカーに必要な筋の能力はキックやジャンプといった動作ごとに多岐にわたるため、走るだけではカバーしきれない。「普段トレーニングで行っていた、サッカーに特異的な動作の組み合わせと、それを繰り返していた部分が、どうしても不足します。プレーのイメージに対して体を動かすという能力はもちろん、イメージそのものの精度が低下する可能性など、体のブランクだけではなく、頭のブランクとも言える現象が表れるかもしれません」。試合の局面をイメージしたフットワークやジャンプのトレーニングとともに、HIITを取り入れていくことが現実的な方法論になりそうだ。Jリーグ再開に向けてコンディションの低下を抑えるには、選手の工夫と高い意識が重要になる。



 やはり、いろいろな文献を調べても、2週間程度は運動をしていなくても筋量は落ちないと書いてある。私の経験上も同じで、スポーツジムが改装で2週間休業したことがあった。2週間の休みは不安でしかたがなかったが、思い切って休んでみた。
 その後、2週間前と同じ重量でトレーニングをしたところ、今までよりも調子が良かった( º∀º )。たぶん、2週間の休養で疲れが取れたのだと思われる。そんなこともあった。

 でも、気にしなければいけないのは、スピード持久力、ダッシュだと思う。筋量が落ちているのに、今まで通りのイメージでプレーをすると怪我につながる。壮年プレーヤーあるある(T^T)
 だから、週1でダッシュは入れておきたい。車や自転車、歩行者にも気をつけながら、本気で走ることができれば 50m×5本で十分。
 ちなみに、一般のコンクリート電柱の距離は約30mで立っているらしい。野猿峠という良い坂道もある(^▽^)
 でも、毎日やると、負荷が強いから怪我をするぞ。

ちょっと考えてみる

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 『不要不急の外出を控える』『自粛』『休校』毎日聞かれる言葉だ。
 さらに、『私たちにできること』『今、やれることをしよう』『ポジティブに』という言葉も。

 例えば、『今、やれること』をすると、いったい何につながるというのか?
 結論から言うと『今後の自分のため』になる。

 そんなのは当たり前だし、面白くない答えかもしれないけれど、きっとそうなんだと思う。だから、この時間があるうちに有効に使った方が良いと思う。

 学校があれば、やることには困らない。決まった時間割があるから。やるべきことも探さなくて良い。それは、強制的な時間かもしれないけれど、新しい知識が身につくというメリットがある。
 帰宅後は塾もあるかもしれないし、部活後で疲れて寝ちゃうかもしれない。気分転換にゲームもしたいだろう。気分転換でね(-_-)

 だけど、今はそうではない。「やること」を自分で探さなくてはいけない。だから、『探す力』がなければいけない。主体性? 積極的な学び?
 でも、難しく考える必要はない。興味関心で良い、好奇心かな?
 まずはやってみる。辛くても継続することは大切だと思うが、「面白くなかったな」と思えばやめて次を探せば良い。時間はたくさんあるんだから。

 私もブログのネタを探すたびに、新しい知識が身についたり、ポジティブな言葉に励まされたりもする。そろそろ、ネタにも困る時期だが、『自分のため』『今後の貯金』だと思っている。

 私がこの期間中にやりたいことの一つに読書がある。以前、本屋で興味を持った分厚い、ある哲学書を読んでいるのだが、言い回しがくどくて、ちっともスッキリしない。いつかスッキリするのかも?という期待を込めて読み続けているのだが、いつも途中で眠くなってしまう。
 今はっきりしているのは『睡眠導入には良い本だ』ということ(-_-)゜zzz…

個人練習の具体性

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 きっと日々、個人練習に勤しんでいることと思います(^_^)v 技術練習に具体性があった方がいいかな。。。と思ったので、以下に挙げておきます。

1,20m〜30mの距離を左右両足で正確にインサイド・インステップキックができる。
2,左右両足でドリブルも含めたボールコントロール(トラップも含む)ができる。
3,仕掛けている時以外でボールを簡単に失わないボールコントロールと判断力がある。
 →パスをする時に目の前の相手にボールをぶつけない距離感、パスの方向を変える。ボールキープに切り替える判断力。
4,ボールホルダーに早く寄せることができる。ボールを奪う守備力を身につける。

 実は、1〜4は『中体連地区選抜選手がU15になったときにできるようになっていること』としている内容です。選手にもオープンになっている内容なので、意識の高い選手は取り組んでいるはず。

1,20mは、およそゴールエリアの横幅。30mはおよそペナルティーエリアの縦2倍の長さ。※PA=16.5m

3,4は基本的に相手がいないとできないが、そこはイメージで!! 自分なりに状況設定をすることにより、瞬間的に試合と同じような状況を作り出すことができるd=(^o^)=b  と思う。

 以前、ある大会で 都選抜×FC東京深川 が試合をした。FC東京は、W-upメニューにアウトサイドリフティングがあった。体ほぐしかな?と思っていたのだが、試合中に後方から飛んできたボールを半身で、アウトサイドで、ピタっと止めてドリブルに移っていった。
 ただのリフティングじゃなかったんだな。。
 試合中に使える技術=状況設定って大切。

 帰宅中、ある公園の横を通ったらコンクリートも大きな壁があった。良い壁だったな。。。壁打ちできる(ΦωΦ)

イメージの共有

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 こんな時だからこそ、イメージトレーニングは欠かせない。もちろん、実際に動けることの方が良いのだが。

 ユーチューブでは、たくさんのアスリートがトレーニングの様子を公開している。その中には、多くのプロサッカー選手もいる。HOW TOものやスーパープレー集もあるから、観ているだけでもイメージトレーニングになるだろう。
 ずっと家にいろ!! は、とても厳しく苦しい状況だと思うが、たくさんの映像が気軽に見られる今の中学生って羨ましいな、とも思う。

 私が中学生の頃は、サッカーの映像と言えば、毎週(土)の三菱ダイヤモンドサッカーか、スポーツニュースの終わり1分くらいで、突然に流れる「世界のゴール特集」的なものしかなかった。
 高校時のサッカー部の仲間と『先にTVで観た方が電話で連絡する』と約束をし、映像が流れるとすぐに電話。親が電話に出ても「○○chを観ろって言ってください」「ガチャン!!」といった具合で情報共有をし、イメージ作りをした (;ω-)b 
 ※「ガチャン!!」って何だ(^_^;)!! って感じだろ?

 同じ映像を観ているので、「それって、ジーコのパスだろ!!」とか「プラティニ、幻のゴール!」なんて言いながら、練習していたのを思い出す。
 イメージの共有は大切で、打ち合わせをしていなくても「ここに来ると思ったよ。」とか「お前だったら。。。」なんてことが実際に起きる。

 サッカーしたくなっちゃうな(´>ω<`)

ドゥンガよりメッセージ

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 1994年W杯アメリカ大会で優勝をしたブラジル代表のキャプテンがJリーグでプレーしていたことを知っているだろうか。元ジュビロ磐田の『闘将』ドゥンガ。ブラジル代表監督も務めたことのある人物だ。
 堅実なプレーで安定感をもたらすと共に、仲間に檄を飛ばし続けチームを引き締める。私も大好きな選手だ。

 以下 footballistaより抜粋      〈途中省略しています〉

 ブラジルでも感染拡大のペースが加速している新型コロナウイルス。全国27州のうち12州が非常事態の宣言下にあり、不要不急の外出が規制される日々が続く中、貧困層を中心に、生計が成り立たない家庭が急増している。

 それに対し、ネイマール(パリ・サンジェルマン)やフェリペ・コウチーニョ(バイエルン)ら多くのブラジル人サッカー選手たちが、積極的な寄付を行い、市民の暮らしを支えようとしている。

 配給を受けた家庭からは「今日、家にあった最後の米を炊いて、明日のための食糧を買うお金がなく、子供たちに食べさせることができなくなるところだった。本当にありがたい。」という言葉も聞かれた。

 そんな中、自ら体を張った活動をしているのがドゥンガだ。彼が今、マスクと手袋を身に付け、野菜や食糧の詰まった木箱や、衛生用品の詰まった段ボールを運んでいる。これまでに10トン以上の食料を集めて様々な施設に届けることができた。活動は現在も続いている。

 「みんな、挑戦する準備はいいか? 人生とは挑戦の連続なんだ。そして、その挑戦によって素晴らしいことができる。できると想像すらしなかったことがね。」

 「今、人生が僕らに再び挑戦のチャンスをくれた。それは団結すること、人間らしくあること、より良い人間になること。その挑戦において、素晴らしい人間になるというのは、必要とされる時に手助けができるということだ。言いたいのは、君たちみんなが挑戦者だということだ。」

 誰にも感染の恐怖があり、経済的な打撃がある。様々な職業があり、一人ひとりの状況も、生きる環境も違う。だからこそ、ドゥンガは語り掛ける。

 「僕はこの戦いを続けていくつもりだ。僕らは決して負けることのないチームなんだ。そして、君だって多くの人たちの人生を手助けできる。自分の役割を果たそう。君のチームを作る。それが挑戦だ。」

 ドゥンガが活動を紹介するのは、その自分の活動への寄付や参加を求めるためではなく、今、世界中が新型コロナによって苦しんでいる中、自分にできることをしよう、と呼び掛けるためだ。

やるべきこと、やらなければならないことからやる

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 毎朝起きるのは5時45分。そこから2時間〜2時間半、英語の勉強をする。このルーティンが始まったのは1年ほど前。英語はずっと勉強してきたので、日常会話やインタビューで困るようなことはない。だが、ビジネスで使うとなるとまだ若干不安な部分もある。今後の人生を考えた時、自分に必要な能力だと思い、改めて勉強し直すことにした。

 僕の時間の使い方のルールは明確だ。「やるべきこと、やらなければならないことからやる」。朝起きて、優先順位が高いものから順番に片付けていくようにしている。だから午前中の時間の使い方が大切なのだ。8時には家族で朝食をとり、そのあとはランチまでサッカーの練習だ。

 チームが決まらなかった状態でも、コンディションは最高の状態に保ちたかった。明日チームに呼ばれ試合に出場したとしても、そこで結果を出さなければならない立場だからだ。ビッグマウスをビッグマウスで終わらせないために、徹底的に自分を追いこむ。走りこみ、筋トレで身体をいじめ、ボールを使った練習で感覚を養っていた。

 英語の勉強もサッカーの練習も決して楽しいものではない。毎朝しんどいなあと感じているし、サボりたいと思うこともある。だからこそ午前中にやるのだ。肉体というバッテリーがフル充電になった状態だから、つらくても毎日乗り切れる。頭を使う英語と身体を使う練習を比べたら、練習のほうが楽だ。だから英語からやる。しんどいものからやらないと、バッテリーがもたないのだ。

 寝るのは、22時頃。毎日全力で走れるように8時間は睡眠をとるようにしている。1日の最後に明日の優先順位を決める。そして目が覚めたら、また英語の勉強から始まるのだ。

 僕にとって、今日という日は常に明日のための準備だ。今日のことだけを思っていたら、しんどいからサボりたくもなる。でも明日のためだと思えば、なんとか踏ん張れる。僕はそれをずっと繰り返してきたし、これからもそうしていくだろう。

雑誌 GOETHE連載 本田思考。より抜粋


 本田圭佑さんの肩書きは、サッカー選手 兼 監督 兼 投資家 兼 起業家なので、本田選手ではなくて、本田圭佑さん。今は、ブラジルのボタフォゴというチームに所属している。

 たくさん時間があるからこそ、優先順位をつける。時間はあるからあとでいいや。 → 「休みの日 あるある」
 ビッグマウスで終わらせないために。。。という言葉が印象に残る。言い放しの人や、他人にお願いするだけの人はたくさんいる。自分でやらなきゃね。目標を書いて貼り付けても行動に移さなければ実現することはない。

 休校になり、空いた時間でできるだけボールを蹴るようにしている。この年になっても、蹴り続けることで新しい発見がある。今まで一生懸命にやっていたはずなんだけどなぁ。
 (考えながら)続けるって大切なんだなと改めて思っている。あぁ、35年前に気がついていたら。。。

日本人のメンタリティー

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Football ZONE webより抜粋

 Jリーグ創成期にジェフユナイテッド市原(現・千葉)で活躍したMFピエール・リトバルスキー氏

 リトバルスキー氏が大物外国人選手の一人として来日したのは、1993年の夏だった。ケルンで同僚だった奥寺康彦氏から市原入りを説得され、最初は乗り気でなかったものの、「一度来たら、好きになるはずだから」との奥寺氏の言葉を信じて日本行きを決断したという。

 日本での予想以上のフィーバーに戸惑ったリトバルスキー氏だったが、日本に対してはすぐに好印象を持ったという。「相手をリスペクトする日本人のスタイルが特に良いと思った。ドイツでは誰かと知り合ったらすぐに、もしくは知り合う前からその人がどういう人間か決めつけてしまうんだけど、日本人は冷静にしっかりと考えてから判断するんだ」として、相手を思いやる日本人のメンタリティーに感銘を受けたことを明かしている。

 また同氏は、「日本に根付いている助け合いの精神を、私は自分の人生における哲学として吸収した。以前フェリペ・スコラーリ(元ブラジル代表監督)から『君はブラジル人みたいだ』と言われたことがあるけど、それは違う。私の心は明らかに日本人だ。私は日本で生まれ変わったんだ」とも語り、今でも日本に強い思い入れがあることをうかがわせている。

 奥寺氏に誘われて最初は半信半疑で日本に来たリトバルスキー氏だったが、日本での日々は同氏の価値観や人生観を変えるほどの大きな転機となったようだ。

 Football ZONE web編集部

 昔々、大学を出たばかりの私は少しの間だけ、ジェフユナイテッド市原(現・千葉)のユースチームでアルバイトをしていた。ある日、グラウンドの準備を終えて戻ろうとすると、リティがクラブハウスから出てきた。思わず「こんにちは!!」と大きな声で挨拶をした。それに対して、にっこり笑顔で「こんにちは」と日本語で返してくれた。
 身長は私と同じくらいで、細身だった。すごく、姿勢が良くて、格好いい。スーパースターって、振る舞い全てが、紳士なんだなと思った。
 あまりにも突然でドイツ語で挨拶する心の余裕はなかったな(^_^;) サインももらえなかった(T-T)

日本の力を見せるとき

日本経済新聞コラム サッカー人として 三浦知良 より抜粋

 クラブハウスが閉鎖され、グラウンドは使えず、利用していたジムも1カ月近く休止している。自分で所有している器具で最低限の運動をする日々が続く。

 自分が新型コロナウイルスにかかることも、他へうつすこともあってはならない――。プロスポーツ選手は誰でも、そんな大きな責任とプレッシャーと隣り合わせの生活を送っていると思う。クラブに、対戦相手に、試合開催に。自らが及ぼす影響が大きすぎる。

 屋外を走りたくなっても、感染するかもと控えてしまう。ほんの3分ほどでもいったん家の外に出たら、何に触れていなくても手をゴシゴシと洗う癖がついてしまった。うちの息子たちは街で遊びたい年ごろだけど、家族にも同レベルの緊張をしいてもらっている。

 「え、行くの?」。ある同僚は奥さんにとがめられつつ練習へ出ていた。4月初旬、1カ月先にリーグが再開する予定の一方で、感染への危機感が増していた時期のことだ。一部屋に40人近くが集まるミーティングのさなか、僕も声を上げた。「緊急事態宣言も出そうなときに、こうして集まって、練習していていいの?」。選手の大半が同じ思いだったという。自らをリスクにさらしてでも、命や社会機能を守るべく奮闘する方々がいる。休みたくても、休めない人がいる。でも選手は、そうじゃない。

 いつ電話しても満席だったなじみの繁盛店は、店の維持さえ難しい状況に追い込まれた。我慢は、先が見えてこそ我慢できるもの。娯楽や明るい話題も楽しめず、それどころでない人々がたくさんいる。そんな状況で、僕らが「何か希望を」などとはいえない。

 すべての行動が制限されるわけでない緊急事態宣言は「緩い」という声がある。でもそれは、日本人の力を信じているからだと僕は信じたい。きつく強制しなくても、一人ひとりのモラルで動いてくれると信頼されたのだと受け止めたい。

 戦争や災害で苦しいとき、隣の人へ手を差し伸べ助け合ってきた。暴動ではなく協調があった。日本にはそんな例がたくさんある。世界でも有数の生真面目さ、規律の高さ。それをサッカーの代表でも日常のピッチでもみてきた。僕らは自分たちの力をもう少し信じていい。日本人はこういうとき、「やれるんだ」と。

 「都市封鎖をしなくたって、被害を小さく食い止められた。やはり日本人は素晴らしい」。そう記憶されるように。力を発揮するなら今、そうとらえて僕はできることをする。ロックダウンでなく「セルフ・ロックダウン」でいくよ。

 自分たちを信じる。僕たちのモラル、秩序と連帯、日本のアイデンティティーで乗り切ってみせる。そんな見本を示せたらいいね。



↑↑これって、打越中で求めている生活指導も同じだと思う。言われなきゃできない、言わないとできない。。。そうじゃなくて、自分でやる。自分からやる。意識の高さが行動を変える。
 家での生活が続き、変化も少ない。だから、「ゆっくり落ち着いて」なんて言えないけれど、3密を作らないように体を動かして、心も体もリフレッシュしてほしい。
 もちろん、勉強も(>_<)
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現状を受け入れる

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 コロナウイルス感染予防のため、いま、全世界のあらゆるスポーツが延期または、中止になっている。以下の記事はhttps://www.goal.com/ からの抜粋。



 リヴァプールのサディオ・マネは、今シーズンが打ち切りになり、プレミアリーグタイトルが認められなくなっても、その決定を受け入れると話した。

 今シーズン、プレミアリーグ首位を独走するリヴァプールは、30年ぶりの1部リーグ優勝をほぼ手中に収める状況だ。
 しかし、新型コロナウイルス感染拡大により、プレミアリーグは3月13日に中断が決定。リーグは無期延期を発表した。現状が続けば、2019-20シーズンが無効になる可能性も浮上し、仮に無効になればリヴァプールの優勝は幻に終わることが濃厚。

 これを受け、マネは「僕は試合に勝って、トロフィーを手にしたい。これが僕が強く望んでいることだ。でも、この状況だから何が起きても僕は受け入れる」と話し、今後の行方を見守りたいと主張した。
 「リヴァプールにとって簡単な状況ではないけど、それ以上に世界中の何億人という人にとってさらに難しい状況だ。家族を失った人にとってはより困難だ。でも、僕自身にとってプレミアリーグ制覇は夢であり、今年このタイトルを手にしたい。仮にそのような状況にまで改善しなければ、このことを受け入れるし、これも人生の一部だ。そうなれば、来年こそ優勝できるはずだ」



 自分たちのミス以外のことで、念願の優勝まで届かないかもしれない。きっと、やりきれない気持ちでいっぱいだろう。でも「これも人生の一部」と現状を受け入れて、次へ進む強さは、どうすれば持てるのだろうか?
 「これも人生の一部」中学生にわかるかな? いずれわかるときが来るだろう。
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