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ポジショナルプレー

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 サッカーの戦術徹底と、感染症予防対策は似ている! という記事があったので紹介をする。物は考えようだが、確かにその通り(^^)/ と思うことも多々ある。
 これは、再三言ってきたことなので、わかっていることだと思うが、サッカーには攻撃、攻撃→守備、守備、守備→攻撃の4つの局面しかない。そして、それが切り替わる時間はできるだけ短い方が良い。

 グアルディオラ監督が実践している「ポジショナルプレー」を知っているだろうか?
 バルセロナ、マンチェスターCだけでなく、打越だってそれっぽいことをしているんだぞ。

以下、Number Webより抜粋  途中省略

 サッカーは危機管理の知恵が満載だ。「社会的なポジショナルプレー」を。

 ペップ本人による定義は簡潔にして明快だ。
 「ピッチ上のどこにボールがあるかを踏まえて、選手たちが正しいポジショニングをしていこうとする考え方。これを実践してシステムを機能させるためには、規律と思考能力の速さが必要になる。」
 「ポジショナルプレーという発想は、自分たちがボールを持って攻撃している時でも、逆に相手に攻撃されている時でも当てはまる。
 ボールを失った時には、選手たちはすぐにボールを奪い返すために、正しいポジションを取らなければならない。すぐにボールを奪い返せない場合には、カウンターアタックを受けないために、やはり正しい位置につく必要がある。」

 そのために必要な3要素。
 Support (支援) いつ、どこに、どのように人を配置するか。
 Preparation (準備) 的確な状況判断と合理的な予測。セカンドプランの確保。
 Understanding(理解) 戦術理解と目的意識、そして手段、役割や責任分担。

 これらの要素は、企業や社会などの組織を成功に導くための要素となんら変わらない。
 再びサッカーの試合に寄せて言うなら、下記に挙げるようなゲームマネージメントのノウハウはさまざまな危機管理にも援用できる。

 たとえば、未曾有の感染症に対してもだ。

1:チーム全体として最適なポジショニングを徹底する
(スモールスペースで数的優位を作るのも有効だが、これは時と場合による。むしろ局面で数的優位を作らないことが、チーム全体を機能させるためにプラスに働くことも多い)

2:戦況を冷静に把握し、優先順位(プライオリティ)を決めていく
(自分たちは優位に立っているのか、守勢に回っているのかを見極める。今、最優先でサポートすべき選手や、守るべきエリアはどこかという優先順位も全員で共有しておきたい)

3:チーム全体として命令系統や責任・役割分担を明確にする
(指揮系統が混乱していては強豪相手に勝つことはできない。チーム全体としての目標や、相手を攻略する具体的な戦術、個々の責任・役割分担をはっきりさせておくのは不可欠だ)

4:個のレベルでも、日頃からスキルやノウハウを磨き続ける
(チームプレーに徹するのは大前提だが、個のレベルでできることもかなりある。相手の攻撃を効果的に防ぐための細かなスキルやノウハウ、テクニックを研究するのも役に立つ)

5:万が一の場合に備えて、常にオプションを確保しておく
(慎重を期していても、思わぬ形で負傷や欠場に追い込まれる危険性は誰にでもある。万が一に備えてオプションを用意しておくことは、精神的・時間的な余裕にもつながる)

6:ゲームプランが崩れた時には、すぐに発想を切り替える
(当初のプランで押し切れるに越したことはないが、予想外の展開になった時には、チーム全体でいかに優先順位と目的、そして方法をすばやく切り替えられるかが明暗を分ける)


 まだまだ続くけど、今日はここまで。
 それっぽいことをMTで伝えているのを思い出したか? サッカーの戦術ってすごいなぁと改めて思う!(^^)!  あぁ サッカーしたい。

 明日へ続く。

走らずにはいられない

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“サッカー人として”2015年12月04日(金)掲載

 ふがいない結果にも、目をそらさなければ自分のためになることがたくさん埋もれている。何が足りないのかを勉強できる。

 例えば足首を痛めたことで、思いのほか足の指の開きが悪くなり力が入りにくくなっていた現状に気づいた。そこで指周りを強化したら、可動域が広がり、ケガする前よりジャンプがスムーズにできるようになっちゃった。首をケガしたことでは体の左半分で筋力の下がっていた箇所が見つかり、そこを補強したら逆側の右半分も良く動くようになってバランスが改善する。こういうのは発見であり、喜びだよね。

 伸びしろがまだまだ自分にはあるなと実感するし、手を付けていないものがたくさんあって、それを絶対にサッカーへつなげたい。

 というわけでこの30日間ほど、毎朝6時から走っています。サッカー人生でこんなに走っているのは初めて。自分のなかではもう第1次キャンプに突入です。

 立ち戻るべきは基礎だと思っている。大人になると知らず知らずに基礎がおろそかになりがちだ。ではスポーツの基礎は何か。走ること、土台となる有酸素運動だよね。だから立ち返り、それも「毎朝6時に走る」と決める。夕方走る、では同じ走るでもダメなんだ。

 6時にすぐ駆け出すには5時45分には目を覚まし、着替えなども前夜のうちに自分で用意しておく。前日も早く寝て備えて、と決め事ができる。やるのは自分独り。やめても誰もとがめない。どんより暗く、雨も降っている朝には「今日はいいか」と悪魔がささやく。「休んでいいんじゃないの、雨だし」「いやいや、雨だってサッカーはするだろ」。それは自分との闘い。この闘いに勝って、雨だろうが嵐だろうが、よほどでない限り「やる」というメンタルを身につけたいんだ。

 不運なケガ、悲運の敗北。勝負の世界は運が働く。でも僕は運に頼らない。何もせずに止まって待つところへそれは転がってこず、目標に向かっている人の足元へしか運というものは回ってこない。現状維持は停滞。自分を進めることだけを考えていたい。

日本経済新聞コラム“サッカー人として”(途中抜粋)

 「やるのは自分独り」「やめても誰もとがめない」「自分との闘い」
 このとき、KAZUは48歳。「48歳の自分との闘い」もあれば、「中学生の自分との闘い」もある。
 休校中、GW中は闘いもお休み? 自分と向き合う時間がたくさんあるからこその「自分との闘い」があるはずだ。
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