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練習が約束してくれるものとは?

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 元イングランド代表のデビット・ベッカムはフリーキックの名手として知られている。「それはベッカムが天才だったからではなく、大半の選手がやろうとしないほどの厳しい練習を自分に課してきたからだ。」とアレックス・ファーガソン元監督は言う。
 さらに、練習の効用をこう話している。「練習は常に完璧なプレーを約束するものではないかもしれないが、よりよいプレーを約束することは間違いない。」

 ベッカム自身は、マンUの看板選手でフランス代表の主将もつとめた同僚のエリック・カントナの練習を見るのが、最高の練習になったと言う。
 「ボールをできるだけ高く蹴り上げて、完璧にコントロールしながらトラップする。あるいは右足と左足を全く同じように使えるようにするために、ひたすら壁に向かってボールを蹴る。ヨーロッパ最高の選手の一人なのに、僕が七歳の頃にやっていた基礎練習をやっていたんだ。」
 スター選手が基礎的な練習を何度も徹底的に繰り返す。それを見たベッカムたち若手も必死にトレーニングを続ける。

 桑原晃弥著 『サッカー名監督のすごい言葉』アレックス・ファーガソンより


 反復することで自分のモノになる。10回よりも100回、1000回の方が良い。ファーガソン元監督も高度な技術が身につくまで反復練習はさせるべきだと言っている。
 マンUに移籍してきたばかりのカントナは26歳くらいで現役バリバリ。当時のベッカムは18歳くらい。チームの中心選手が懸命に基礎練をしていたら、若手のベッカムはもっと練習するよね。
 そんなチームだったからこそ、当時のマンUはものすごく強かった。

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