茹で上がると面白いように水面に浮かんできます。温度を確認し、きなこを和えます。「きなこがけ」なので、和えた後にもう一度上から「きなこ」をかけます。
「きなこがたっぷりでとてもおいしかった！」という声がたくさん聞こえてきました。

古くから養蚕が盛んな八王子には桑の木がたくさんありました。この日は八王子産の桑の葉の粉をだんごに入れて「桑の葉だんごきなこがけ」を作りました。
白玉粉・桑の葉の粉に絹豆腐を少しずついれて、よく練ります。水で柔らかさを調節し、上新粉も少しずつ加えます。耳たぶくらいの柔らかさにしたら、一人2個出来上がるように分けていき、一つ一つ丁寧に丸めて、茹でます。

30日の給食は、にんじんごはん、赤魚の香味焼き、はっちくんのみそ汁、桑の葉だんごきなこがけ、牛乳です。全国学校給食週間最終日5日目のキーワードは「ち」
テーマは「地産地消」です。
八王子市で生産された農産物をいただきながら「生産者さんへの感謝の気持ち」を育てます。
この日に使った八王子産の食材は「桑の葉」「ながねぎ」「ごぼう」「だいこん」「しいたけ」「こまつな」です。
5つのキーワードの答えは「はちおうじ」でした。これからもこだわりがぎゅっと詰まった「八王子の給食」をしっかり食べていきましょう。

たっぷりの鶏肉に、塩、こしょう、にんにく、バジル、パセリで下味をつけておきます。
鉄板に並べてオーブンでこんがり焼きます。香草の香り豊かな鶏肉となりました。

27日の給食は、大豆ピラフ、チキンの香草焼き、オニオンスープ、果物（みかん）、牛乳です。全国学校給食週間４日目のキーワードは「う」
テーマは「旨み（うまみ）たっぷり」です。
薄味でもおいしい給食になるのは、食材からの旨味を引き出す工夫をしているためです。
この日の「オニオンスープ」は、たまねぎが「あめ色」になるまでじっくり炒めているので、旨みたっぷりです。今日のだしは「けずりぶし」でとりました。他には「昆布」「煮干し」から「だし」をとることもあります。

のりの佃煮も手作りです。焼きのりに水を加えて、ふやかします。砂糖、酒、しょうゆ、みりんを加えて、味を調えます。「のり」が余ってしまった！そのような時には、ご家庭でもぜひお試しください。

オーブンでこんがり焼いたら出来上がりです。焼く前はピンク色に近いソースですが、焼いた後はきれいな夕焼け色に仕上がります。

もうすっかりおなじみとなってきた「夕焼小焼やき」です。今日の魚は「ホキ」を使いました。このホキに「にんじん・マヨネーズソース」を一つ一つ丁寧にかけます。

26日の給食は、ごはん、夕焼小焼やき、のりの佃煮、ごま和え、呉汁、牛乳です。全国学校給食週間3日目のキーワードは「は」
テーマは「育む（はぐくむ）」です。栄養バランスが良く、行事食や郷土料理を取り入れた給食を通して、みなさんに「元気な体」「食文化を知り、理解する力」を育んでほしいと考えます。この日の給食は栄養バランスの良い食事の合い言葉「まごわやさしい」
ま・・・まめ、ご・・・ごま、わ・・・わかめ、や・・・やさい、さ・・・さかな、し・・・しいたけまたはきのこ、い・・・いもの全てが入っています。

給食のカレールーは手作りです。サラダ油、小麦粉、カレー粉、バターの４つで作ります。簡単料理のように思われがちですが、カレールーも時間をかけて作り、たっぷりの野菜を時間をかけて煮込んで作るため、たくさん時間かけて作る献立の一つです。

25日の給食はカレーライス、野菜のピクルス、りんごヨーグルト、牛乳です。全国学校給食週間2日目のキーワードは「お」　　
テーマは「おいしく安全」です。
安全を確かめた食材を使って毎日調理しています。カレー・シチューの「ルー」やハンバーグなども加工品を使わずに調理員さんの手作りです。

24日の給食は、八王子ラーメン、青のりフライドポテト、豆黒糖、牛乳です。1月24日から30日は「全国学校給食週間」です。5日間で八王子の給食の「おいしさのひみつ」や「こだわりのポイント」を5つのキーワードで紹介します。5つのキーワードをそろえると「ある言葉」になります。1日目のキーワードは「じ」　テーマは「地元を大切に」です。
給食を通して、地元の歴史や魅力を伝えています。「桑都御膳」や「八王子ナポリタン」「高尾御膳」などがあります。
七国小学校特製八王子ラーメンを作りました。ラーメンにはしっかり「きざみたまねぎ」が入っています。

たっぷりの野菜を煮た汁に加えます。米粒のように見える物が酒粕です。大人ですと、お酒の匂いも楽しめると思いますが、小学生がいただくので、たっぷり煮込んで作りました。酒粕には、体をぽかぽかに温めてくれる働きがあります。寒い冬にはぴったりですね。残りもほとんどありませんでした。

「粕汁」とは酒粕を加えて野菜を煮た汁物です。お米を発酵させてつくった「もろみ」をしぼるとお酒と酒粕ができます。今回は八王子産のお米100パーセントで作られている「高尾の天狗」という日本酒を作るときにできた酒粕を粕汁に使いました。
「高尾の天狗」自体が珍しいお酒なので、酒粕も貴重です。だしで溶かしておきます。

しっかり焼いたら出来上がりです。だしをたっぷり加えているので、とてもジューシーな仕上がりです。

給食の卵焼きも手作りです。具をよく炒めて冷まし、よくといた卵、だし汁と混ぜておきます。アルミカップに注ぎ分けます。この時に注意する点は、具がボールの底に沈んでしまうため、よくかき混ぜながら行うことです。スチームコンベクションオーブンでふっくら、こんがり焼きます。

23日の給食は、ごはん、卵焼き、八王子産米の粕汁、ひじきの炒め煮、果物（みかん）、牛乳です。ひじきの炒め煮はごはんが一段と進む献立です。

小豆島のそうめんは、日本三大そうめんの一つとされ、ごま油を塗って作る麺は、風味が良いことで有名です。給食では、小豆島のそうめんを使った「そうめんのみそ汁」をいただきました。

20日の給食は、和み献立　香川県の郷土料理の麦ごはん、さかなのオリーブオイル焼き、いもたこ、そうめんのみそ汁、牛乳です。香川県は四国の北東にあり、瀬戸内海に囲まれています。小豆島を含め、大小様々な島が24あります。香川県では、皮がつるっとむけやすい「はだか麦」の生産が盛んです。麦茶や麦みそとして使われることが多いです。給食では、麦を使った「麦ごはん」を作りました。この日の魚は「さわら」を使いました。生産量日本一を誇る「オリーブオイル」をかけてこんがり焼きました。新鮮な「たこ」を使って「いもたこ」を作りました。里芋は香川県の子どもの「おやつ」としてよく食べられていたそうです。6年生のある男の子は「たこがとても珍しかったので、とっておいて最後に食べました」と教えてくれました。みなさんがよく食べてくれたので、とても残りが少なかったです。

スチームコンベクションオーブンでふっくら焼き上げます。焼く前はかなり粘りがありますが、焼いた後はさっくりふっくら出来上がりました。
八王子産の米粉をおいしくいただける献立です。