6月ごろの雨が多く降る時期を「梅雨」といいます。「入梅」は梅雨入りの目安とされた日です。昔は天気予報がなかったため、田植えの日を決める上でとても重要でした。2024年6月10日は「入梅」で暦の上では「梅雨入り」です。ちょうどこの頃に梅の実が熟すことから「入梅」というようです。梅は梅雨に入って青梅から薄黄色、赤みがかった黄色へと熟します。熟した梅を収穫して、梅干しなどを作ります。この日は「旬の梅」を使い「うめごはん」を作りました。国産梅と塩のみで作った梅干しを米と炊き込み、上からゆかり粉・ごまをかけていただきます。炊き込んでいるので、酸味はほとんど感じませんが「うめごはん」という名前だけで「酸っぱさ」を想像し、残す子もいました。声かけすると勇気を出して食べ、酸っぱくないことを実感します。無理のないようではありますが、できるだけ声かけしたり、放送で呼びかけたり、クラスに食育メモを配布して、「旬のおいしさ」を味わってもらうようにしています。