3年生「社会科って、楽しい!」〜社会科が始まりました〜![]() ![]() ![]() ![]() 「社会科」は、3年生になって新教科としてはじめて子供たちの前に登場しました。進級の喜びとともにみんなは新教科の期待には高いものがあります。 生活科と社会科のちがいについて考えてみたいと思います。生活科では、「まち探検」があります。そして3年生の社会科でも、「わたしたちのまち」の学習があります。相違点は何でしょう。 生活科では「近くに自分たちがよく遊ぶ公園がある」と、点として地域の公園をとらえています。一方、社会科では「まちの北側にA公園があり、南側にはB公園があるね」と、面としてとらえていきます。公園の使われ方や広さ・位置の違いなど、比較する目でまちの中を調べます。土地の高さや利用の違いと関係づけて、まちをとらえて地図に表現していったりもします。最終的には、自分たちが住む八王子市全体にまで視野を広げて郷土に愛着をいだく学習へと広げていきます。 つまり、発見する喜びや気づきは、生活科と共通です。社会科では、より広い視野に立って、社会の「モノ・人・様子」を見るようにしていく教科だと言えます。 また、生活科では、活動そのものが学習のねらいと直結していますが、社会科は、自分の住むまちの様子をしっかり見つめ、疑問を見出し、みんなで学習問題を考え、多様な方法で調べて、自分の考えを表現してまとめる問題解決学習が基本になります。見学や地図作りなどの活動は、ねらいに到達させるための一つの方法であり、手段であると言えます。 |