** 子供たちの学校での様子などを1日1回以上更新しています。どうぞご覧ください。本校の教育活動にご理解、ご協力をよろしくお願い致します。 **

H.30.5.7 朝会講話

H.30.5.9 朝会講話
 平成30年度がスタートして、一か月が過ぎました。
4月の児童朝会でみなさんに一歩レベルの高いあいさつの仕方についてお話をしました。急いでいる時やすれ違いざまのあいさつは、声のやり取りだけになります。しかし、時間に余裕があり、相手をリスペクト・敬意を表すあいさつは、声のやり取りだけではいけません。
「目上の人や正式な場では、立ち止まって、相手の目を見て、頭を下げて、しっかりとした声であいさつします。」というお話をしました。
 一カ月間西門でみなさんの登校指導であいさつをしていると、校長先生の話をしっかり聞いてくれて、このあいさつをしてくれる子が増えています。校長先生はとても嬉しいです。鑓水小学校の子供たちは素晴らしい。きっちり実行してくれる。今、そう思っています。

 5月になりました。日本は、初夏、夏のはじまりを迎えます。ツバメを見たことはありますか?5月は、ツバメが巣作りをして、子育てをし始める季節です。ツバメは、渡り鳥といって、夏は虫などの食べ物が多い日本で過ごし、子育てをして、冬は南の国に行って生活する、日本と南の国を行ったり来たりする『渡り鳥』です。南の国はどこでしょうか?台湾、フィリピン、そして一番遠くはオーストラリアまで行くようです。何千キロも旅をする渡り鳥です。
 日本人は、そんなツバメととても仲良く過ごしてきました。昔の農家では、お家の中にツバメの巣を作らせて、子育てさせていたそうです。ツバメは、お米の稲につく害虫を食べてくれる生き物だったのです。農家の人は、ツバメに感謝していたのですね。
 東京も区部では、山手線の内側では、ツバメがやってこなくなってきたと言われています。ツバメが巣作りをするには、泥や水が必要です。地域に川や泥が残る地域でしか子育てできないのですね。この鑓水の地にも毎年ツバメがやってくると思います。自然の中で、人間となかよく生きてきたツバメ、大切にしていきたいですね。自然と人との関わりの中で、ツバメは欠かせない生き物であり、大切な生き物です。よく観察してみてください。

 みなさんに宿題です。長い距離を毎年移動するツバメは、歩くのが得意でしょうか?どのようなえさを食べているのでしょうか?どのくらいのスピードで飛ぶのでしょうか?調べてみてください。今日は、季節にまつわる『ツバメ』の話をしました。

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