4月14日(火)おおるり児童のみなさん
みなさん、お元気ですか?
綺麗に咲いていた桜も散り始め、新緑の季節にだんだんちかづいてきましたね。 みなさん、桜の幹をよく見てください。時々藁が巻いてあるのを見かけると思います。ある時、おおるりの子に「先生、これって何で巻いてあるの?」とも聞かれたことがあります。何でか分かりますか? これは桜守りという桜を育てる人が、桜が寒い冬を乗り切るために巻いたものです。桜守りは桜を見守り、励まし、世話をし、一緒に四季を重ねていく人で、育てていくのにとても細やかな心遣いと労力を使って桜を育てています。 桜は育っていくのに特に大切なのは「根」だそうです。桜守りの人がそうした「根」を大切に育ててきたからこうして綺麗な桜を毎年私たちは見ることができるのです。 人も同じです。その「根」を育てていくために私たちはたくさんの色んな人との出会いや支えがあり、自分のがんばりがあります。 今、置かれている状況は時間が与えられている分、自分の「根」を育てる良い機会だととらえることができます。また「根」を普段から育てている周りの人の支えにきづく機会でもあるでしょう。 そんな実りのある休校期間であってほしいと私たちおおるり教員一同は願っています。 |