上柚木小の日々

3月12日(木) 5年生の皆さんへ

春の選抜高校野球大会では史上初の中止やカナダで行われる予定だったフィギュアスケート世界選手権も中止が決定するなどスポーツ界でも大きな猛威を振るっています。ここまで綿密に準備をしてきた選手も悔しい気持ちでいっぱいでしょう。
運動関係の問題は子供にも影響を及ぼしそうです。先日、「休校になって保護者が子供に感じている不安要素」のアンケートが行われたそうです。その結果が「1位が運動不足、2位がストレスや精神面」です。
先日職員室でも話しにあがりましたが、全国の子供たちが一斉に1か月近く外出等を制限されるとなると全国的な基礎体力の低下が懸念されます。といっても思い切り運動できない現状です。そんな中、このような問題を受け多くの個人・団体が動き出しています。
例えば、公益財団法人日本レクリエーション協会が運営している「子供の体力向上ホームページ」内の「やってみよう運動あそび」では、室内でも簡単にできる運動を紹介しています。またYouTubeでもプロスポーツ選手が自宅でできるトレーニング動画をあげています。
こんな時だからこそ、学習と運動のバランスを取って、心身ともに健康でいたいものですね。

3月11日 5年生のみなさんへ

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家にこもって2週間…おうちの人とばっかりのコミュニケーション…発散したくてたまらない子もいるんではないでしょうか。
先生の子も、先日、母親にひどく怒られていました。泣きじゃくっていましたよ。ストレスもたまってきてしまったのかもしれません、気持ちはわかります。
そんなとき、ある1冊の絵本を思い出しました。先生の3番目に好きな絵本です。(1位、2位はいつか紹介しましょう)

「マリールイズは、いつもは よい子です。でも、ある日、わるい子になりました」
「あたし、いえでするの」…。「かあさんは、もうあたしのこと、きらいでしょ。あたらしいかあさんを、さがしにいくわ」
N・S・カールソンの『マリールイズいえでする』という絵本です。

どきっとする言葉で始まる両者の関係。(詳細はぜひ、読んでみてくださいね)
子供からあふれるあたりまえのエネルギー、それに対する親の立場。誰でも共感できる場面ではないでしょうか。

そんな場面で、娘のマリールイズに対し、お母さんは何と言ったと思いますか?

「そうかんたんに、あたらしいかあさんは みつからないわよ。じかんがかかるわ。きっと、おなかがすきますよ。サンドウィッチをつくるから、もっていったら?」
ものすごい器の大きさですね。子供を信じて手のひらに乗せて遊ばせてやるくらいのこんなかっこいい親になりたいものです。

ところでこの場面、つい最近学習した国語の教科書の、あの作品の、あの場面にそっくりですね。わかりますか?

家族と接する時間が長くなり、時にギスギスする場面もあるでしょう。でもみんな、確実にいえることは、『親はみんなの成長を願っている』ということです。
絵本。作品を深く読み込めるようになって今一度読み返してみると、今までに気付けなかった魅力に気づけるかもしれません。

☆…☆連絡です!☆☆・・☆…

図書室の本が返却できていませんね。
18日修了式の日に返却のチャンスがあります。
持ってきてください!

☆☆…☆☆…・・・…☆

3月10日(火) 5年生の皆さんへ

みなさんこんにちは
今日は気温は高いですが、すっきりしない天気ですね、いかがお過ごしでしょうか。

今日、3月10日は「東京都平和の日」です。1945年(昭和20年)深夜0時8分、東京でアメリカ軍B29爆撃機344機による焼夷弾を用いた大空襲が行われた日です。いわゆる「東京大空襲」です。東京は一夜にしていたるところが焼け野原と化し、多くの尊い命が失われました。死者約10万人・焼失家屋約27万戸という、第二次世界大戦で最大級の被害だったそうです。
祖父にその時の話をよく聞きました。家が焼けてしまったので千葉に逃げたと、そこから一から生活を始めたと。
1990年(平成2年)7月に東京都が「東京都平和の日条例」で記念日として制定されました。ちなみに先生が生まれた年だね。
八王子も空襲の被害にあっています。8月2日 八王子市街地の80%が焼け野原となりました。調べるとその当時の写真などもでてくるのでイメージできるでしょう。
自分たちは戦争の悲惨さや恐ろしさをどれだけ理解しているだろうか。戦争をしらない世代だからこそ、想像力を働かせたい。辛く悲しい記憶であることは間違いないことです。なので、二度と戦争をしてはいけないという強い気持ちと平和を守る「想像力」をもちたいですね。

3月9日(月) 5年生の皆さんへ

今週は1週間暖かい日続くそうですね。
今日は昔の偉人が残した言葉を紹介します。アメリカの第16代大統領のエイブラハム・リンカーンはこんな言葉を残しています。

「常に準備を怠るな。チャンスはいずれ訪れる。」

急な長期休みに入り、何をしようか迷っている人やゲーム・動画サイト三昧の人、人それぞれだと思います。ただ、君たちはもうすぐ6年生、小学校最高学年。この休みの間にどんな準備ができるか。それは学習面でも良いし、生活面でも良いし。まずは「人に頼らず自分で何ができるか考えてみる」ところから始めてみよう。先生だったら普段あまり読まない本を読みます。
自分で決めて付けた力を生かすチャンスは必ず訪れる。

【今日の短歌】
事実か 誤情報か 想像の スイッチ入れよう コロナニュース

3月6日(金)5年生のみなさんへ

感染症の影響で、世界各地のあいさつの方法に変化が表れているようです。肌と肌が触れ合ったり、握手をしたりといったあいさつの国の人にとっては困惑もあることでしょう。自分たち日本人は距離をとってあいさつするので、その影響はほとんど感じませんね。
そんな中、遠くのある国では新たな握手もあったようです。日本から1万キロ、政治的に緊張関係にあるイスラエルとパレスチナ自治政府が肺炎対策で協力を始めたそうです。
そう、5年1組では朝の読み聞かせで読んでもらった「むこう岸には」の舞台になっているであろう(描かれてはいないのですが、先生は直感でそう感じました)あの国々です。
「いつかあの川に橋をかけたいの」という言葉が、ひとつ現実に近づいたのではないでしょうか。先生はあの日、「この問題は、地球上の最も難しい問題のひとつだよ」と言いました。難しさもともなう協力のようですが、両方の国が緊密に情報を交換してがんばっているみたいです。
「ウイルスは国境を知らない」とパレスチナ当局者が言っています。こんなときだからこそ、平和について改めて考えることができるのかもしれません。
5年生の皆さん、こんなときだからこそ、君たちにできることって何だろう?

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3月5日(木) 5年生のみなさんへ

「日日是好日」(にちにちこれこうじつ)
そのまま日本語になおすと「毎日がいい日だ。」という意味の言葉になります。禅語のひとつです。
この言葉には色々な解釈があるようで、毎日がいい日になるように努力すべきだという教えの解釈や、良いこと悪いことの判断ではなくて、今この時を生きることが好日(いい日だと思えること)につながるという解釈、今あるがままを良しとして受け入れるべきなのだとう解釈があります。
 この言葉を聞いて先生は、口から「なるほど」と声が漏れました。しかし何が「なるほど」なのかはわかりません。感じたんです。
 禅では、過ぎてしまったことにいつまでもこだわったり、まだ来ていない明日に期待したりしないようです。
「目の前の現実が喜びであろうと、悲しみであろうと、ただ今、この一瞬を精一杯に生きる。その一瞬一瞬の積み重ねが一日となれば、それは今までにない、素晴らしい一日となるはずだ。」と。
 あなたが日々不満に思っていたことは本当に不満だったのか。何もない日は本当に何もなかったのか。同じ今日を迎えられるという贅沢を、知らないだけじゃないのか・・・

 来ると思っていた友達と過ごす時間、駆け足で過ぎ去った君たちとの時間が当たり前ではなかったのだとしみじみ思うのです。

 よし、それじゃ今日も気合を入れて、一緒に何かを積み上げようじゃないか。

〜今日の川柳〜

また会おう 流行りが去った その頃な

★お知らせ★
みんなの修了式の日程が決まりました。3月18日(水)時間は13:30から20分程度です。その後、教室であゆみ等を渡し解散となります。下校は、14:30頃となります。
短い時間ですが、一つの区切りとして尊い時間です。
これまでの思い、これからの思いを懐に詰めて登校しましょう。

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3月4日(水) 5年生の皆さんへ

休校になり3日が経ちましたが、どのように過ごしていますか?本来なら今日は最後のたてわり活動がある日でした。今まで6年生が仕切ってくれていたたてわり活動を5年生が受け継ぎ、低学年を気遣いながら中心となって遊びの準備・実施する。それができなくなってしまった今、みんなにはイメージすることしかできません。どうすればグループをまとめられたのか、どうすればみんなを楽しませることができたのか。少し考えてみるだけでも、来年度を迎える時の心構えが変わってくるかもしれません。

そして今日3月4日は「ミシンの日」だそうです。家庭科でやったことを生かして、家にミシンがある人は何か作ってみるのもいいかもしれないですね♪

【今日の川柳】
下級生に  感染させたい  良い姿

3月3日(火) 5年生の皆さんへ

〜ヒマが創造性を生む〜
雪が解け、春がやってきて、かえるくんはがまくんの家へ遊びに行くのだが、がまくんはまだ寝ている。春が来たのを信じない。アーノルド・ローベルの『ふたりはともだち』2年生でも学習しました。「すぐやるぜ」「あぁ」…なつかしいですね
がまくんをなんとか起こして、一緒に遊びたいかえるくん。11月のままだった、がまくんのカレンダーをびりびりと破っていく。今は四月なのに、それも破って「がまくん、おきなよ。もう5月だよ」「おやおや5月だ」。がまくん、やっと起き上がる。
かえるくんのいたずらを思う、早すぎる今年の春の訪れです。
先生たちも、早すぎる春の訪れに戸惑いを感じながらも、来たる本当の春に向けて準備中です。厳しい冬の後にやって来る、本当にやさしく明るい季節のために、今何をできるか一生懸命考えているところです。
 5年生の皆さん。先生はよく言っていましたね「ヒマから創造性がうまれる」「子供にとってヒマは大切」
 先生も昔、豆電球とソケットと乾電池だけで数時間を過ごしたことがあります。「あぁ、ここに電気が流れているんだな…」と。有意義な時間だったことを確信しています。
今は球根。本当の春が来たとき、どんな芽がでていることでしょう。楽しみです。

5年1組で研究授業がありました。

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10月21日(月)は、5年1組で研究授業がありました。
今回の研究授業で学習する物語は、「大造じいさんとガン」です。
子供たちは、作者の椋鳩十が意図的に行った文章表現の秘密を解き明かすために、活発に意見を交流したり、共有したりして学習をすすめました。
子供たちの意見で作った授業は、深い学びに繋がるということが分かった学習でした。

弁護士の先生の話を聞きました。

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28日(土)は弁護士の先生をお招きし、いじめについての話を聞きました。
いじめの定義、いじめをすることが人をどれだけ悲しませ、傷つけるのかを弁護士の先生の話から学びました。
上柚木の5年生には、いじめを「しない、させない、許さない」という強い気持ちをもってほしいです。
世界中に広がる温かな手と手の繋がりを上柚木の5年生から、作っていきましょう。
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