上柚木小の日々

3月11日 5年生のみなさんへ

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家にこもって2週間…おうちの人とばっかりのコミュニケーション…発散したくてたまらない子もいるんではないでしょうか。
先生の子も、先日、母親にひどく怒られていました。泣きじゃくっていましたよ。ストレスもたまってきてしまったのかもしれません、気持ちはわかります。
そんなとき、ある1冊の絵本を思い出しました。先生の3番目に好きな絵本です。(1位、2位はいつか紹介しましょう)

「マリールイズは、いつもは よい子です。でも、ある日、わるい子になりました」
「あたし、いえでするの」…。「かあさんは、もうあたしのこと、きらいでしょ。あたらしいかあさんを、さがしにいくわ」
N・S・カールソンの『マリールイズいえでする』という絵本です。

どきっとする言葉で始まる両者の関係。(詳細はぜひ、読んでみてくださいね)
子供からあふれるあたりまえのエネルギー、それに対する親の立場。誰でも共感できる場面ではないでしょうか。

そんな場面で、娘のマリールイズに対し、お母さんは何と言ったと思いますか?

「そうかんたんに、あたらしいかあさんは みつからないわよ。じかんがかかるわ。きっと、おなかがすきますよ。サンドウィッチをつくるから、もっていったら?」
ものすごい器の大きさですね。子供を信じて手のひらに乗せて遊ばせてやるくらいのこんなかっこいい親になりたいものです。

ところでこの場面、つい最近学習した国語の教科書の、あの作品の、あの場面にそっくりですね。わかりますか?

家族と接する時間が長くなり、時にギスギスする場面もあるでしょう。でもみんな、確実にいえることは、『親はみんなの成長を願っている』ということです。
絵本。作品を深く読み込めるようになって今一度読み返してみると、今までに気付けなかった魅力に気づけるかもしれません。

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