3月6日(金)5年生のみなさんへ
感染症の影響で、世界各地のあいさつの方法に変化が表れているようです。肌と肌が触れ合ったり、握手をしたりといったあいさつの国の人にとっては困惑もあることでしょう。自分たち日本人は距離をとってあいさつするので、その影響はほとんど感じませんね。
そんな中、遠くのある国では新たな握手もあったようです。日本から1万キロ、政治的に緊張関係にあるイスラエルとパレスチナ自治政府が肺炎対策で協力を始めたそうです。 そう、5年1組では朝の読み聞かせで読んでもらった「むこう岸には」の舞台になっているであろう(描かれてはいないのですが、先生は直感でそう感じました)あの国々です。 「いつかあの川に橋をかけたいの」という言葉が、ひとつ現実に近づいたのではないでしょうか。先生はあの日、「この問題は、地球上の最も難しい問題のひとつだよ」と言いました。難しさもともなう協力のようですが、両方の国が緊密に情報を交換してがんばっているみたいです。 「ウイルスは国境を知らない」とパレスチナ当局者が言っています。こんなときだからこそ、平和について改めて考えることができるのかもしれません。 5年生の皆さん、こんなときだからこそ、君たちにできることって何だろう? |