「心の種を育てよう」【いのちの大切さを考える日 校長講話2】
6月22日(月)
雨が降っているので、残念ながら今回も放送朝会です。みなさんの顔が見えなくて残念ですが、一生懸命話を聞いてくれていると思います。 八王子市では6月に「いのちの大切さを考える日」を作りました。学校でもおうちでも、一人一人の命の大切さを考え、話し合ってほしいと思います。 今日はすてきなお知らせからです。先週、赤ちゃんを産むためにお休みに入った先生から、「無事に生まれました」という電話がかかってきました。お母さんのおなかの中で、みなさんの歌声や音読の声を聴きながら育った赤ちゃんです。うれしいですね。 赤ちゃんは生まれてくるときみんな手の中に「幸せになる種」を持っています。周りの人たちは赤ちゃんのお世話をしながらその幸せの種も大切に育てます。いつどんな花が咲くかは、一人一人違います。 目には見えないけれど、みなさんも持っています。大きくなるとその種は自分でも育てているのです。よいことがあったり、うれしいことがあったり、がんばってできるようになったりすると、種は元気に育ちます。でもいじわるされたり、無視されたり、悲しいことがあったりすると元気がなくなってしまいます。みなさんの中にある種は、今どんな風に育っていますか? 自分の種が枯れそうなときには、だれかに話をして助けてもらいましょう。そして、自分の種もお友達の種も、「やさしい行動」や「うれしい言葉」で元気に育てられるといいですね。 (放送朝会での話 一部抜粋) |