1学期終業式明日から26日間の夏休みになります。 病気やケガ、事故に気を付けて、少しでも思い出を胸にしまえる夏休みになってくれればと思います。保護者や地域の皆様には、引き続き子供たちの安全を見守りいただければ幸いです。2学期も、どうぞよろしくお願いいたします。 【終業式での校長講話】終業式は、3密を避けるために、各教室で放送を聴くスタイルで行いました。 令和2年度 1学期終業式 校長講話(7月31日) 今日で1学期も終わりです。今年の1学期は学校で授業を受ける日が44日ありました。6年生は、他の学年の人たちより、一足早く学校での学習が始まりましたから、もう少し多いですね。ちなみに、去年の1学期も、いつもの年より少なかったんだけど、それでも70日ありましたから、それに比べると、今年の44日は少ないですねえ。 2か月しかなかった1学期ですが、ちょっとだけ思い出してみましょうか。6月になり学校にくるようになって2週間たった6月16日「いのちの日」の放送で、校長先生は、6年生がとっても頑張ってくれているから、松木小学校はすごくいいスタートが切れたと話しました。それから、今日まで、他の学年にも頑張っている人たちがたくさんいたので、とってもよかったなと思っています。では、一人一人、自分の1学期を振り返ってみましょう。頭の中で、どんなことでもいいから、自分ががんばったことを思い浮かべてみてください。いつもだったら、3つ思い浮かべてみて!というところなんですが、今年は、1つだけでいいです。 1つだけ、1学期にがんばったこと、どうでしょうか、思い浮かんだでしょうか。 がんばったことが1つもないという人は、いませーん。 だって、新型コロナウイルスのおかげで、学校が2か月お休みになって、外にもあまり行けない時期があって、お友達と遊んではいけませんって言われて、いっつも石鹸で手洗いしなきゃいけなくて、毎日体温を測らなきゃいけなくて、それから、病気だってこわいし・・・。 新型コロナウイルスのおかげで、やらなきゃいけないこと、やってはいけないこと、心配なこと、たくさん増えました。それでも、みなさんは、本当にがんばって生活しました。新型コロナウイルスを理由にして、人を傷つけたり、人に迷惑をかけたりする人、いなかったはずです。 学校でがんばる人もいました。おうちでがんばる人もいました。 みんな、新型コロナウイルスに負けない心をもって、がんばって過ごしました。これは、素晴らしいことだと思います。 みんなが、今日、家に持って帰る通知表には、担任の先生や専科の先生たちが見た、みなさん一人一人のがんばりが書かれていますから、おうちの人と一緒に、この1学期、どんなことをがんばったか、あらためて振り返ってみてください。 さあ、明日からいよいよ、お待ちかねの夏休みです。1学期に学校に来る日が少なかったように、なんと、夏休みもいつもよりは少しだけ、短めになっています。校長先生は、夏休みがいつもよりも少しだけ短めになっていることが、ちょっぴり、ほんとにわかんないぐらいちょっぴりですが、残念に思っていました。ですが、人生、上手に生きるためのヒントが、いろんなところにちりばめられているものです。 6年生のあるクラスの学級便りにこんなことが書いてありました。6年生のお友達が書いたものです。どんなことが書いてあったかというと、 1年生のお世話で私が感じたことは、いやなことでも楽しくやっていたら、楽しくなるということです。私は、小さい子が苦手で、1年生のお世話がちょっといやでした。でも、最初は緊張して何もできなかったのが、最後の方には楽しくできました。こういう経験から、楽しもうと思って取り組めば、楽しくなるんだなということを感じました。 という作文です。自分で楽しもうとすることが、いやなことでも楽しいものに変えられると感じたのですね。これを書いた人が素晴らしいのは、自分の人生は、自分の心構え一つで変えることができる、ということに気がついたことです。校長先生にとって、素晴らしいヒントになりました。 夏休みがいつもよりも短いことをなげいて、ため息ついてばかりでは、26日間はつまらないまま、あっという間に過ぎてしまいます。自分の夏休みは、自分で楽しい夏休みにすることができます。8月27日、お互い元気な顔で、また会いましょう。 ※写真 「6年生の書いたメッセージ」どんな困難な状況でも、感謝の気持ちを忘れずにいたいものです。 「6年歴史の学び」大仏の大きさを実感してみました。 「夏休みへの道のり」1年生は初めての通知表を持ち帰ります。 写真を、大きくして見たいときは、下の「→記事へ」をクリックしてください。 |