3月5日(月)全校朝会で、ゲストティーチャーとして、市役所から渡部(わたなべ)恵一さんをお呼びして、3.11の話をしていただきました。渡部さんは、発災当日、ご実家のある福島県相馬市に偶然お仕事でいらっしゃっていて、被災されました。津波に襲われた直後の写真を見せながら、震災の様子をわかりやすく子供たちに伝えてくださいました。「体育館の天井より高い、黒い壁のような津波が襲ってきた。」という話には、子供たちから驚きの声が上がりました。短い時間でしたが、「住むところがあって、毎日、おいしいご飯をおなか一杯食べられることは当たり前のことではないんだよ。」という優しい語り口調の中に込められた深いメッセージは、子供たちの心に届いていたようです。