命の日「事前学習」 1

本日3校時命の日「事前学習」が行われました。戦争で親を亡くした人たちで立ち上げた「八王子遺族会」の方6人にお越し頂き、70年前の八王子空襲についての体験を話して頂きました。年齢は話しを聞く子供たちと同じ年齢だった頃の体験です。日本全体でも語る人たちが少なくなっていく中で、当時の話が聞けることは貴重な機会です。
 昭和20年8月1日から2日未明にかけて行われた八王子空襲。雨あられのように降ってくる爆弾の様子、爆弾の破裂と火災が昼のように明るくなった状況、避難する中で少しの時間が生死を分けた話し、町が焼け野原になった様子、空襲後の焼け野原の町に昇る太陽の異様な輝き等、小学生の時に体験した話でした。また当時の学校での学習や生活の様子、上川在住の方から、機銃攻撃や逃れるための行動、空襲が激しくなると共に学校生活が変化した事と共に、川口町、犬目町、上川町、美山町の当時の空襲の様子が伝えられました。また疎開先として品川の小学生が来た話もありました。
 5人の方から共通して、・310万人にもわたる犠牲の上に平和ができている事を忘れてはならない。・これからも平和な時代を続けていって欲しい。亡くなった人の上に平和がある。・戦争は二度としてはいけない。・平和はただではやってこない。物、金、食べ物がなかった、買えない物を大事にしてきた。物を大切にしていって欲しい。
 最後に代表児童による感想を発表しました。「食べ物がない。火の海になった。5分でいろいろ変わったんだ。今日の学習を活かして命の日を迎えたい。」と発表しました。
画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30