多摩美術大学出前版画美術館水性版画絵の具の黄を版木にローラーで塗り、その上に和紙をのせてバレンで力を入れて擦ります。その後、版木についた絵の具を拭き取ります。次に赤、さらに青と色を変えるごとに同じ行程で、版木を90度回転させながら印刷していくと、使ったインクは貴、赤、青の3色なのに、緑、紫、オレンジ、茶などの色が出てきます。彫った時には、思ってもみなかった素敵な出来映えに、みんな嬉しそうでした。 多摩美術大学出前版画美術館版画家で多摩美術大学教授の丸山浩司先生をお招きし、木版画の鑑賞と製作の授業を行いました。 丸山先生の作品は、東京国立近代美術館などに収蔵されています。今回、下柚木小の4年生のために5点の木版画の作品をご持参くださいました。 5点の中で一番気に入った作品の題名を考える・・・という鑑賞の授業の後で、丸山先生に木版画の摺り(すり)を実演して頂きました。さすが!!のプロの技に、みんな目を丸くしていました。 |