離任された先生による最後の授業![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 原先生は、6年生の子供たちが3年生だった時の担任の先生です。離任されて語ったことは、子供たちとの出会いへの感謝でした。「みんながいる緑が丘小では、当たり前だと思っていることが、離任して他の学校へ行って分かったけど、それは当たり前ではなく、とてもすごいことなんだよ。友達が優しいこと、挨拶がしっかりできること、どの先生たちもすばらしいこと、このことは、当たり前と思ってはいけない「緑が丘のよさ」なんだよ。そこを大事に思えるようにね。」と、子供たちと出会えたからこそ、今の自分がある感謝の言葉と共に伝えました。 森先生は新しい学校のことを伝えました。バウムクーヘン型の校舎、自分がカワセミや野鳥を観察する委員会の担当になったことなど。聞いている子供たちは、そんな学校があるのかと驚いていました。 前校長の高橋洋先生の話は、6年生の子供たちだからこそ伝えたいメッセージをお話されました。みんなが何のために学校で学んでいるのかを、これからも考えてほしいこと。他国での戦争が自分たちの身にも起こりうる可能性があり、そして大事な判断を迫られたときに、何が正しいのか、適切に考えられる力を身に付けてほしいこと。18歳から成人になる未来の子供たちに、世の中の物事に視野を広げて社会を学んでいってほしいことなど。子供たちはうなずいて聞いていました。最後まで教育の熱意があふれる素敵な授業でした。 |