いじめ、ダメ!絶対では、寸劇を通して、学校で起こりうるいじめの場面を想定して、防止に関する視点を伝えました。劇にすると非日常のいじめ場面だけに一見コミカルにも見えますが、落ち着いてみると真剣に恐ろしいものです。 このいじめ防止集会。最高学年の六年生が年度始めの四月、そして年度の終わりに五年生が担います。近年、金子みすゞや谷川俊太郎の詩の群読が行われていました。もちろんそれもいじめ防止の視点になるのですが、低学年の児童には言葉だけになると難しいのかと想定して寸劇で伝える形式になりました。 体育館が冷たく、発表の手応えを感じにくいと受け取れましたが、放課後、高橋校長先生から、「あぁやって目で見て分かるのって新しいよね。耳から聞いて流れるのではなく、とくに低学年の子たちにとって分かりやすかったよ。五年生、送る会の後、いつ練習したの?」と称賛の言葉をいただいたり、「今日、五年生が発表してくれた場面にいきなり遭いました。場面は口の暴力でしたが、五年生の発表がいじめを抑止できる視点となっていて、これをもとに指導できました。」とお話がありました。 五年生のみなさん、発表の効果はこれからじわじわと出てきます。45分で完成させたとは思えない成果が、みんなが最高学年になってから増して出てくるはずです! |
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