2020年 5月25日(月) 今日のひとこと 大島先生から
思わぬ時間は思わぬ変化を生み出します。
先日、3年生の国語のノートを集めました。休業中の宿題です。 付箋を付けて、めくりやすいように、どこにどんな問題が解かれているか、きちんと貼り付けてくれていました。とても嬉しい。 一つの漢字を20回書いている人、立春・立夏・立秋・立冬をとても細かく調べてくれた人、そこに紐づけて二十四節気を円にして書き写してくれた人。知らないことを自分で調べ、学ぶ姿勢と共にそのノートからは、ちょっと‘どや顔‘で「先生、こんなことも調べたよ」と言っている様子が伺えました。とても嬉しい。 3年生になると、1,2年の時とは比べ物にならないほど難しい漢字が出てきます。 課題を見て、「ん?これはまずいぞ。」と、思った人、大多数。漢字は毎日練習することがポイントです。必ず書けるようになります。 この3か月間、どんな日々、どんな時間を過ごしたのか。「長い休業で思うこと」の作文。 昼夜逆転の生活になって、食欲が激減。運動不足が心配で、近くの公園で兄弟姉妹とランニング。友だちと他愛ない話がしたい。部活動がしたい。インターネットや携帯電話から離れられない。 その反面、普段の生活では出来ない趣味に没頭できた。日頃あまり話さない家族と時間を共有することで、たくさんの話ができた。家族の家事を手伝った。手伝って良かった。 なぜなら、大変さを知ったから。 目に見えない敵に向かって日々闘っている人たちに感謝する文面。 溢れるばかりに大学帳に書いてくるパワーに圧倒されました。 読書なんて、全く興味がないと思っていたが、本当に他にやることがない!ふと手にとった本に はまり、読書の良さを知ってしまったという人もいました。 たくさんの当たり前が当たり前ではなくなってしまった現実。 思わぬ時間は皆さんを変化に導いたのではないでしょうか。 |