2020年 5月18日(月) 今日のひとこと 養護教諭 渡邊先生から

長い休校の中、分散登校の回数が増えて来ました。少しずつ顔を見ることができ、ほっとしています。これまでの長期間、休校中の生活を支えてくださったご家庭、流行のピーク時に対応して下さった全国の保育・福祉機関の方々には心から感謝いたします。

 さて、休校中のわが家の出来事に少しお付き合いください。
 小学生の次女が頻脈(脈拍が急に速くなる)のような気がして、ひよ中の内科校医である吉田先生に相談をしました。吉田先生は循環器専門医で、八王子市の心臓病検診を担当し、市内の小中学生の心電図を読み取って下さいます。その後、「心電図」「心エコー」、24時間記録ができる「ホルター心電図」の検査をして頂いたのですが、1回200円の診察料を2回お支払いして終わりました。

●小中学生の間は、1回200円で検査や治療を受けることがでる。
●多くの予防接種を無料で受けることができる。
●健康診断を毎年、学校で無料で受けることができ、その結果が保存&分析される。
●学校でけがをした場合、その治療にかかった費用は後日返金される。
●各学校に保健室があり、専任のスタッフがいる。

・・・日本には子どもの成長と健康を守るしくみ(法律)ができていることを改めて実感しました。一体だれが、このような仕組みを作ってくれたのか興味があります。

 マスクがない、消毒液がない・・・と「ないこと」ばかりに意識が向きがちなこの数か月ですが、「恵まれていること」にも目を向け、それをさらに活かしていきたいとも思います。

 保健だよりナンバー3(5月14日付)の「あなたなら、どうする?」は、発展途上国の健康問題をテーマにしました。距離は遠いけれども、まさに今の健康問題です。「せっけんで手を洗う」という、日本ではごく当たり前のことができない生活をどう感じますか。20年後、大人になった自分を想像してみてください。何ができるでしょうか。

  提出〆切は 2・3年生:21日(木)  1年生:22日(金)です
  今回も皆さんの新鮮で柔軟なご意見をお待ちしています。

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