2020年3月17日(火) 今日のひとこと 赤木先生から
おはようございます。臨時休校になってから3回目の火曜日です。落ち着いた生活を過ごせているでしょうか。
私の番では少し趣向を変えて、私視点での今日までの状況を記してみたいと思います。 少しばかりお付き合いください。 2月26日、夜明け前から急性虫垂炎で入院していました。禁食生活の中で、コロナウイルス関連のニュースを病床で見ながら「生徒のみんなは大丈夫だろうか」と動くこともできず考えることしかできませんでした。 2月28日、先生方から臨時休校について説明されたときは、頭の中で皆さん以上に「!」と「?」が大騒ぎをしていました。 3月4日、学校に戻って皆さんのいない教室を見て、むなしさ、寂しさ、無力感、不安を混ぜたような変な気持ちになりました。 そこからは皆さんと早く再会できることを願って様々な準備を進めていました。 3月11日から13日、皆さんの笑顔を久々に見ました。太陽のあたたかさが水たまりを蒸発させるように、心が力を取り戻していくのを感じています。 私は今、皆さんにはやはり「力」があるんだということを再認識しています。 そこにいる。笑顔を見せる。それだけのことがとんでもない「力」を持っていたということです。 私はよく「ヒーローが好きだ」という話をしていますが、この状況下で生きる皆さん一人ひとりが、まさしく誰かを勇気づける「力」を持ったヒーローなんだと思います。 明日の修了式、明後日の卒業式で皆さん自身がその「力」を感じてください。 最後にあるヒーローの言葉を借りて今日のひとことを締めさせていただきます。 「君が生きてる限りずっと、その時いるそこが、君の場所だよ。その場所でさ、自分が本当に好きだと思える自分を目指せばいいんじゃない」 |