2020年3月12日(木) 今日のひとこと 松本先生から

来週3月19日は3年生の卒業式です。私は3年生の担任として、3年生を盛大に送ってあげたい気持ちがありましたが、この様な状況では仕方なく、非常に残念に思っています。今、3年生は進路選択という人生の中での大きな分岐点にいます。結果が出た人や残念ながらそうでなかった人もいます。
昨年末にあるテレビ番組で、予備校の講師である林修先生が受験生に対し、次の様な話をよくすると言っていました。
「一つの試験を受けて合格者と不合格者が出たっていうのは一つの事実。この不合格の受け止め方がその後の人生を決める。受験ではあなたの全人格が採点されたわけではなく、あなたの持つたった一つの能力を採点されたに過ぎない。しかもそれはあなたの過去についての採点で、あなたの未来はまだ誰も採点していない」

ということです。人それぞれ、良いところ悪いところ、得意なこと苦手なこといろいろあると思います。先ほど、人生の中での大きな分岐点と書きましたが、それはいくつかあるうちのたった一つの分岐点で、これから先も何度かあると思います。そこでそれをチャンスと思えるか、もしくは困難なことと思えるは、その人がそれまでにどのようなことをやってきたかで違ってきます。
「どうせやっても意味ないから」とか、「だるい」とか言って、投げ出してしまっては、チャンスが来ても気付かないですし、逆に諦めることなく、やるべきことを全力で努力し続ければそれはチャンスとなります。中学校生活では、誰もが1回は失敗しているはずです。それをしっかり受け止め改善し、自分の能力を伸ばし続けてください。そして多くのチャンスを掴んでください。
と、偉そうなことを書きましたが、そんな私もなかなかうまくいかないのが現実です。うまくいったら喜び、失敗したらショックを受けたりを繰り返しているのが現実です。理想は高く持っているんですが・・・。
人生は因数分解です。人は「優しい」「足が速い」「明るい」「勉強が得意」など、いろいろな要素を持っています。それぞれの要素を研いてそれを掛け合わせて個性豊かな人生を送ってください。今後も君たちの活躍と幸せを先生たちは強く願っています。

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