2019年12月25日(水) 第2学期終業式

インフルエンザで欠席の生徒が目立ってきました。
体調不良の生徒も多く、本日の終業式は、放送で行いました。
【校長先生の話】
よく「やればできる」とか「やればできる子」といいますが、「やるべきことができる」「やるべきことをやり続ける」というのは『才能』なのかもしれません。

「才能」という言葉を使うとき、多くの人は「生まれ持った、先天的な素質や能力」という意味をイメージするのでしょうか。たとえば、「自分には生まれつき才能がないから○○に失敗した」、あるいは「あの人は生まれたときから頭がいいから○○ができた」のように。

 多くの人は「できた」「できなかった」という結果だけを見て「才能」の有無を判断して、途中にある「努力」やそれに伴う「成長」にはなかなか目を向けてくれません。しかし、とくに学生時代は、結果だけがすべてではないので、誰もが生まれつき持っている「才能」を正しく伸ばしていくための第一歩は、「才能というものは誰にでもあって、それは結果を出すまでにある途中の “正しい努力” 次第で手に入るものだ」ということです。途中にある「正しい努力」によって能力を高めていくことで「才能」が手に入る、ということです。何かを始めて、それを継続すれば、必ず人は成長していきます。能力が伸びれば、その「部分」が際立ってきて、「才能」になる可能性があります。
 つまり「できるかできないか」の結果中心ではなく、「やれば必ず伸びる」と考え、途中にある「正しい努力」を継続することで、才能を手に入れることができるという考え方です。
 できない理由を誰かのせいにした瞬間に、あなたは自分の才能の芽を枯らしてしまっています。才能は、本質的に自分の中にしかないものなので、「人のせいにする」ということから抜け出さない限り、磨きようがありません。
 努力を継続できず、途中で辞めたくなってしまうのは、成長を実感できないからです。逆に言えば、成長が実感できていれば、必ず続けることができるはずです。そのためには、「環境」や「人のせい」にすることなく、自分と向き合い、自分を変えていく「正しい努力」が必要です。

 誰にでも才能はある。目標を決め、そこに向かって正しく努力することで、自分の才能を伸ばすことができる。この事実を知れば、これからの自分の可能性にワクワクすることでしょう。

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