数学科の習熟度別少人数授業
数学科(1校時)の授業の様子です。本時は関数の単元です。本校は平成6年度から習熟度別授業を導入しており、本時は生徒9人による個別指導に近い環境による授業です。教員と生徒の距離が近いので、生徒のつぶやきを教員が見逃すこがないので、丁寧に指導することができます。ペア学習も取り入れており、ある生徒が変化の割合について隣席する友人に「これどうやるの?」と質問し、友人は「これをχに掛けるの。3の二乗でしょ。だから9。変化の割合より簡単じゃない?」と応答。すると質問した生徒が「あ、分かった。9なの。やられた(笑い)」とつぶやき、引き続き教員に「先生、これよく分かんないです。逆にすればいいんですか・・・なるほど。」といった会話が続いていました。生徒同士が質問したり筋道を立てて説明したりしながら表現しあうことによって、互いに自分の思いや考えを伝え合い知的なコミュニケーションが生まれ相互に学習が充実されていきます。ほのぼのとする場面の多い授業です。
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