外国語の授業
9月3日からの今週は、ALT(アシツタント・ランゲッジ・ティーチャー)が来校しおり、外国語の時間ではコミュニケーションを重視した授業を実施しています。本時の授業(4校時)では、授業のはじめに国際線旅客機内でのフライトアテンダントによるアナウンスの場面を想定し、ALTが機内放送を実演しました。初めはALTにがゆっくりと丁寧な口調で発音したことから、多くの生徒が正しく聞き取ることができていました。そこで、外国語担当の教員が「実際の機内放送では放送機材によっては聞き取りにくい場面もあります。ハンドマイクを持参したので、これを使用してALTに話してもらいましょう。」と臨場感をもたせて再度、ALTにアナウンスしてもらうことになりました。この展開には生徒から笑いがおこり、アシスタントするALT自身も照れ笑いしていました。授業ではこれを「導入」といいます。本時の「導入」は短時間でしたが、この一瞬の間合いの中で、生徒は「今日は機内放送の場面で、聞き取りにくい状況の中で話し手の言うことを理解する授業なんだ。」と気付いていました。授業では「導入」がとても大切です。4校時は育ちざかりの生徒にとって空腹を感じる時間帯です。教員にとっては難しい時間帯での授業ですが、巧みに生徒の興味・関心を引き出していました。身体が活性化し始める1校時、給食後の満腹感を伴う5校時など、生徒の体調を考慮しながら授業を実践していきます。
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