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なんでこんなことをしてしまうかな?

 本日、合唱祭の練習をしていた3時間目の後、急な放送で先生との打ち合わせを行いました。というのは、校舎の北東にある非常階段の付近で、きちんと設置されていた電線が誰かのいたずら(と思われる破損)で垂れ下がってしまっていたのを発見したからです。だれがやったかわからないので、とりあえず臨時に先生方を集め、その旨を話し、せっかく合唱練習や授業に取り掛かっていたのに、その活動を止め、学級担任から話をし、気づいたり、見ていたりした状況があるかどうか聞き取ることになりました。現在、いくらかの情報が入ったので、今後それを調べていく方向です。
 しかし、多分200ボルトを超えるであろう電線を手で引き剥がし、それを引っ張り垂れ下がるようにするには、かなりの力がいるはずです。こんな危険なことをよくやるな、と思うとともに、なぜ公共の学校施設を平気で破壊するのか、理解に苦しみ、ちょっと悲しい気持ちです。
 生徒の社会性を育てる取り組みを継続していますが、本当に一部だと思うけれど、このように愚かな行為をする生徒がいるのはなぜだろうと思わずにはいられません。
 何をやっていいか、いけないか、程度のことは小学生以上なら誰でも分かるはずなので、なぜそれができないのか、面白がってやったことの結果がどうなるのか、もう少しわかってもよい年頃だと思うと、ちょっと情けないです。このような事件が多いです。
 日本人のもっていたはずの「恥ずかしい・みっともない・かっこ悪い・みじめ・情けない」などの感覚は、今の生徒には通用しないのかなとも思います。でも、こんな生徒はほんの一部であることも確かなのです。きちんとした90パーセント以上の生徒が、不適切な行為を行うごく少数の生徒のために授業を止められたり、情報の提供を求められたり、集会で怒られたりしているのは本当に気の毒です。誰か分からないけれど、つまらないことを平気でできるような学校にはしたくないと、最近よく思います。
 「親の顔が見たい」という言葉は現在では禁句でしょうが、ついそう思ってしまうのはやはりいけないのでしょうね。
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