3月18日の給食鶏そぼろ丼 白菜と油揚げのごま和え 田舎汁 牛乳 鶏肉は、私たちの体内でつくることができない「必須アミノ酸」がバランスよく含まれています。部位別でみると、鶏もも肉には、むね肉やささみと比べると、たんぱく質は少なめだと言われていますが、ビタミンB群を豊富に含み、貧血予防効果のある鉄分や、骨を丈夫にしてくれるビタミンKがほかの部位よりも多く含まれています。鶏むね肉は、高たんぱくで低脂肪。抗酸化作用や疲労回復効果で注目のイミダペプチドが豊富です。また、寝つきをよくし、眠りを深くする効果が期待できる、トリプトファンという栄養素も注目されています。鶏肉は、他の肉より安く手に入り、幅広い料理に使えるので、おすすめの食材です。 3月15日の給食ごはん 牛乳 ししやもの磯辺フライ 肉豆腐 菜の花のからし和え 各地で菜の花が見ごろになると、春らしさが増してきます。今日は、旬を迎えた菜の花を使ったからしあえです。菜の花は、アブラナとも呼ばれていて、キャベツや小松菜や大根と同じアブラナ科の野菜です。花が咲く前のつぼみも、野菜として食べられます。 春の時期だけ食べられる野菜ですが、栄養も満点で、ビタミンやミネラルが多く含まれています。カルシウムもとても多いので、成長期の皆さんにおすすめです。たくさん食べてください。 3月14日の給食菜飯 厚焼き卵 五目煮豆 大根のみそ汁 牛乳 にんじんは、給食では毎日のように登場します。八王子市の畑でにんじんを育てているので、11月から4月くらいまでの間に給食で使っているにんじんは、全て八王子産です。今日は、八王子産のにんじんが、厚焼き卵、五目煮豆、みそ汁に使われています。にんじんのように赤や緑色などの色の濃い緑黄色野菜には、カロテンという栄養素が多く含まれていて、食べると体の中でビタミンAに変わります。このビタミンAには、お肌をツルツルにして、病気にかかりにくくしてくれて、目の働きを助けてくれるという嬉しい働きがあります。 3月13日の給食ごはん とんてき ちゃつ あおさのみそ汁 牛乳 今日は三重県の郷土料理献立です。三重県は日本のほぼ真ん中にあります。伊勢神宮や熊野古道、リアス式海岸があるところです。今日の主菜は、三重県四日市市の名物料理「とんてき」を、給食風にアレンジして作りました。濃い目のソースで豚肉を焼いた「とんてき」は、人気料理なのだそうです。汁物に入っている海草は、三重県が生産量全国1位を誇る「あおさ」です。今日は、三重県のあおさを取り寄せて、使いました。「ちゃつ」は、甘酸っぱい煮物です。三重県の味を、味わってみてください。 3月12日の給食ごはん 牛乳 さばのみそ煮 ピリカラ白菜 けんちん汁 果物 今日の食育メモは、月イチの「SDGs」です。SDGsの目標3は、「すべての人に健康と福祉を」です。これは、子どもから大人まで、いくつになっても健康で安心して生活できるようにしていこうという目標です。じつは、学校給食は、この目標を支える役割を果たしているのです。というのも、給食のある日と、土日や長期休みで給食がない日を比べたら、給食のない日は小中学生の1日の栄養が足りていなかったことが分かっているからです。もともと給食は、家で不足しがちなビタミンやミネラルを1日3食のうちの1食分よりも多めにとれるように考えられているので、家庭で不足しがちな栄養素をとるように献立がたてられた食事です。ひとり分食べるとしっかりと栄養がとれますので、残さず食べるようにしましょう。 3月11日の給食五目ふかし 笹かまぼこの南部揚げ わかめとツナの和え物 ざくざく 牛乳 2011年3月11日に発生した東日本大震災から、13年が経ちます。被災した町の方々は、復興に向けて歩みを止めることなく進んでいます。 今日は、岩手県二戸地方のごはん「五目ふかし」、宮城県女川町の笹かまぼこを使った南部揚げ、福島県二本松市の汁物「ざくざく」、三陸産のわかめで作った「わかめとツナの和え物」を食べます。 皆さんの家庭には何日分の食料を備蓄していますか?最低でも3日分から1週間分、家族の人数分の食料を備蓄しておきましょう。災害時は野菜や魚などが手に入りにくくなります。日持ちする、乾物の切干大根や缶詰製品がとても役立ちます。ふだん食べている食品を期限前に食べ、買い足し、災害に備える「日常備蓄」を心がけましょう。今日のわかめとツナの和え物は、備蓄に適した乾燥のわかめとツナ缶で作れる料理です。 3月8日の給食赤飯 牛乳 鶏肉のみそ焼き 筑前煮 くずきりスープ 果物 今日は、6年生の卒業を祝う献立です。お赤飯は、もち米に“あずき”または“ささげ”をまぜて蒸したおこわです。豆のゆで汁が赤く、そのゆで汁をもち米に吸収させて蒸すので、もち米も赤くなります。昔は、赤い色が、悪いものをはらうと信じられていました。今は、七五三、入学式や卒業式、成人式、結婚式など、お祝い事のある日に欠かせない料理です。 今日のお赤飯は、米ともち米にささげの煮汁を入れて炊き上げ、ささげをまぜて作りました。 6年生の皆さん、卒業まであと少しですね。ご卒業おめでとうございます! 3月7日の給食あんかけ焼きそば ガーリックポテト わかめとえのきのスープ 牛乳 えのきたけには、抗がん作用が期待できる栄養素が他のきのこよりも多く含まれています。その他にもビタミンB1やビタミンB2、ナイアシンなどのビタミン類に加え、カリウム、鉄、マグネシウム、亜鉛などのミネラルも含まれ、栄養満点です。さらに、エネルギーも低カロリー。食物繊維も豊富で、体を引き締めたい人にはおすすめの食材です。 えのきたけはシャキシャキとした歯ごたえと加熱すると少しぬめりが出るのがおいしさのポイントです。 3月6日の給食チキンカレーライス フレンチサラダ 白菜スープ 牛乳 白菜は栄養バランスに優れ、特にカリウムが多く、塩分を体外に排出する効果があります。その他、ビタミンCやK、食物繊維も豊富です。カリウムは、水に溶けやすい性質があるので、白菜を料理に加えた時は、煮汁やスープごと食べるようにするのがおすすめです。白菜をたっぷり使う鍋料理は、いろいろな食材を組み合わせることができるので、おすすめの料理方法です。 今日は、白菜のごま風味を食べます。 3月5日の給食キムチチャーハン 牛乳 チンゲンサイと卵のスープ 3色ナムル いよかん 日本の冬の代表的な果物である温州みかんの時期が終わると、1月くらいから、いろいろな種類の柑橘類が店先に出てきます。今日のいよかんも、そのひとつです。愛媛県の特産品として有名です。愛媛県がその昔「伊予の国」と呼ばれていたことから、名付けられたと言われています。柑橘類はビタミンCが多いので、風邪予防に良く、クエン酸で疲れを回復してくれます。 3月4日の給食さんまのかば焼き丼 ピリカラ大根 みそ汁 牛乳 9〜10月に三陸沖から房州沖で漁獲されるサンマは、脂がのった最高品ですが、今日のように、冷凍ものも、旬の時期に獲れたものを冷凍しているので、味も脂ののりも悪くありません。サンマの脂肪部分には学習・記憶能力の向上や、動脈硬化・心筋梗塞・脳梗塞・糖尿病など生活習慣病の予防効果があるとされるEPA、DHAが豊富です。また、貧血予防によいビタミンB群、カルシウムの吸収を助けるビタミンDも豊富です。サンマは、栄養価も高く、かつ、おいしい魚です。 3月1日の給食ちらし寿司 野菜の彩り和え 春のすまし汁 牛乳 ひな祭りにいただくものには、ひしもちやあられ、ちらしずしや蛤のお吸い物などが あります。 ひしもちの色や形にはいみがあります。みどりは健康、白はきれいという意味の清浄、桃色は魔除け、ひしがたは心臓を表していて、健やかに成長を願う気持ちが込められています。 |