3月6日(火)今日は「開化丼」のお話です。開化丼とは、豚肉や牛肉とたまねぎ、人参などの野菜を甘辛く煮て、卵でとじたものをご飯にかけた丼のことです。江戸時代まで一般には食べられなかった牛肉と、明治初期の文明開化で日本に入ってきた「たまねぎ」を用いたことから、その呼び名が付いたようです。この開化丼という名まえ 関西では「他人丼」と呼ぶそうです。そのわけは、鶏肉を煮て卵でとじるものを「卵と鶏肉」で親子丼といいますね。その鶏肉が豚肉や牛肉になるところから親子ではなく他人になるので「他人丼」となりました。その理由は、関西は文明開化とはあまり関係がないので「開化丼」でなく「他人丼」の名前でよばれるようになったそうです。今日の給食は豚肉を使った「開化丼」を作りました。 |