上柚木小の日々

2月6日(火)

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【今日の献立:磯ごはん・おでん・かぶとキャベツの浅漬け・牛乳】
寒い日に食べたくなる料理に「おでん」があります。でもよく考えると「おでん」って面白い名前ですね。どうして「おでん」という名前なのでしょう?
「おでん」は、蒟蒻・大根・竹輪・昆布などをしょう油味のつゆで煮込んだ料理のことです。「おでん」の歴史は古く、今から500年ほど前の室町時代に「田楽」と言って豆腐を串に刺し、みそを塗って焼いた料理がありました。その当時、宮中(今でいう皇室)に仕えていた女性が「田楽」のことを丁寧に「お」をつけて「おでん」と呼んでいたところから「おでん」と呼ぶようになりました。その頃の田楽には「焼き田楽」とみそで味付けした「煮込み田楽」がありましたが、江戸時代になって「みそ煮込み田楽」を「おでん」と呼び、「田楽」は豆腐を焼いたもののことを言うようになりました。その後、昭和の時代になると今のようなしょうゆ味の煮込みおでんとなり、具もたまごや竹輪・さつま揚げなどが加わり現在のようになりました。
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