上柚木小の日々

1月22日(月)

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【今日の献立:《郷土料理 北海道白糠町・アイヌ料理》アマム(アイヌごはん)・チェプオハウ(さけ汁)・イシモト(じゃがいも)・果物・牛乳】

白糠町(しらぬかちょう)と八王子市のつながりは、1800年に『八王子千人同心頭・原半左衛門』が、千人同心50人を連れて北海道白糠の地に移住し、開拓や道路づくりを進めました。このことが縁で、八王子市と白糠町の小学生は、お互いの市と町を毎年交互に訪問し、友情を深めています。また、アイヌ文化保存会とも交流し、アイヌ文化を学んでいます。そこで、今日の給食は、アイヌ料理を作りました。まずは「アマム」。アイヌのことばで「アマム」は穀物や米のことです。アイヌの人々は、イナキビや豆、米などをお粥にして食べていました。給食では、白いんげん豆ときびを入れて、アイヌ風のごはんを作りました。次に「チェプ・オハウ」です。「チェプ」は鮭、「オハウ」は温かい汁のことです。寒い土地に住むアイヌの人々の体を温めてきた伝統的な料理です。味付けは薄い塩味で、北海道の郷土料理、石狩鍋や三平汁のルーツとも言われています。 最後は「イモシト」です。アイヌ料理の「イモ」はじゃがいも、「シト」はアワやきび、米の粉に水分をいれてこね、茹でたものという意味です。給食では、蒸してつぶしたじゃがいもに、かたくり粉を混ぜて焼きました。

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