4/17 全校朝会 開校150年の浅川小学校

以下が本日の校長講話です。

みなさん、おはようございます。

1年生から6年生までそろって、1年生を迎える会が先週の金曜日にありました。みんなで1年生をあさっ子のメンバーとして迎えることができました。6年生がとってもがんばっていました。最高学年としての自覚がしっかりと身に付いてきましたね。

さて、今年の入学式では、始まりの副校長先生の言葉を聞いて、みんなが「おっ」と思うことがありました。なんだかわかる人はいますか? 

ちょっと再現してみます。「ただ今より、八王子市立浅川小学校、令和5年度 第150回入学式を行います。」そうです。今年の1年生は150回目の入学式なのです。

浅川小学校が開校150年を迎えることは、2年生以上のみなさんに時々お話をしていましたね。

なんと、150年前の明治時代にはこの辺りは神奈川県でした。東京都ではなかったのです。
その当時は、原町町内会館のあるところに観音堂があって、そこで本間重兼さんという人が原学舎という学校を始まりが、浅川小学校のはじまりでもあったわけです。

学校の名前はいろいろと変わっています。原学舎から公立共同学校(原学校)という名前になったり、浅川村上椚田小学校と言ったり、明治41年には浅川尋常高等小学校になりました。

昭和34年には神奈川県の浅川町が八王子市と合併することになります。この時に「八王子市立浅川小学校」という、今と変わらぬ呼び名になったわけです。

昭和57年には、なんと子どもたちの数は1298人もいました。その時には、浅川小学校の本校の他に、少し離れたところに2つの小さな学校もありました。高尾山口駅の近くや裏高尾町にある「みどり幼児園」があるところが分校といわれる小さな学校でした。本校から遠いところにあり、交通が不便でしたので1,2年生の間だけ通う子どもたちがいました。その子たちも足腰もしっかりする3年生になると、遠くから本校に通うようになります。

今現在の浅川小学校は全校児童600人ぐらいです。昔の校舎は木造と言って木でつくられたものでしたが、今は鉄筋コンクリート造りの丈夫な校舎になりました。

みなさん、今日は低学年の皆さんには難しいお話しでしたが、長い年月をかけて、この浅川小学校ができたんだなあということは、分かってほしいですね。1年生から6年生までのみんなが先生たちや地域の人たちと出会う、この浅川小学校を大切にしてほしいと思います。

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