12月13日(火曜日)納豆は、大豆の栽培の始まった弥生時代に産声をあげた日本古来の代表的な伝統食品です。江戸時代には、「ごはん、お味噌汁、納豆、おしんこ」という朝食の定番が出来上がっていたそうです。納豆は蒸した大豆に納豆菌をつけたもので、この菌のおかげで優れた食品になりました。納豆1gに1億個の納豆菌がいるそうです。みなさんは、納豆を食べるとき何回かき混ぜますか?ある調査によると、年齢に差があり、40歳以上の人は、平均86回、20歳以下では平均21回だったそうです。一概には言えませんが、かき回すほど「うまみ」や「甘味」が増えることは確かなようです。 12月12日(月曜日)ヨーロッパでは、チーズが日本の漬物に相当するといわれ、家庭の味になっているようです。世界各地でも風土にあったチーズが作られていて、その数はなんと100種類を超えるといわれています。チーズは、「白い肉」といわれるほどたんぱく質が豊富で、アミノ酸のバランスのよい食品です。赤ちゃんの食事といえばミルクですが、液体で体の中に取り入れると、すぐ通り抜けてしまうので、赤ちゃんはミルクをおなかの中で固めてチーズにして消化吸収するのです。生まれたときから、私たちは「チーズ」と大きくかかわっているのですね。 12月9日(金曜日)ちくわが作られ始めたのは、江戸時代の終わりから。 すりつぶした魚の身を竹の回りに塗りつけて焼いたので、はずしたときの切り口が輪に見えることから、「竹の輪」と書いて「ちくわ」と名づけられたようです。今では竹ではなく、鉄の棒に変わってしまいましたが、名前だけは残ったのですね。 12月8日(木曜日)きょうは子供たちの大好きな「スパゲッティミートソース」!給食で作る特製ソースは、野菜がたっぷり入って低脂肪です。たまねぎやにんじん・トマトそして嫌いな野菜に入っているセロリを入れました。というより、セロリが入っているからこそ美味しくなります。一つ一つ野菜の持っているクセは、集まると何倍も美味しくなります。本当に不思議です。 12月7日(水曜日)五平餅は、長野県の伊那・木曽地方の農村・山村の名物料理です。原料は米、形はいろいろあり、竹の串にさすところもありますが、「ぞうり五平」とか「わらじ五平」という平たい五平餅もあります。今日の給食はこの形にして胡桃みそをつけて焼きました。 胡桃みその材料は 胡桃2g、白ごま2g、しょうゆ3g、さとう3g、酒2g みりん2g、白みそ1.5g(1人分) です。胡桃をミキサーでつぶし、後の材料を混ぜ合わせて火にかければ、簡 単にできますので、お試しください。 12月6日(火曜日)トマトは、遠いアンデス地方が原産とされています。アステカ人は、トマトのことを「トマフル(膨らむ果実)」と呼んでいて、それが語源になっています。 トマトは、世界中で愛されており、フランスでは「愛のりんご」、イタリアでは「黄金のりんご」とか「天国のりんご」と呼ばれているそうです。日本にも「トマトが赤くなると、医者が青くなる」という諺があります。トマトが体にいいことを物語っていますね。 12月5日((月曜日)「大学芋」はなぜこんな名前で呼ばれるようになったのでしょうか? 1 大きくきったさつまいもの形が、大学生の帽子の形に似ていたから 2 大学生が大学のお祭りに作ったのが最初だから 3 大学生がお金に困って売り出した食べ物だから お分かりでしょうか?答えは「3」です。昭和のはじめはひどい不況で、東京大学の学生の中にもお金に困っている人がたくさんいて、その中のある人が作って売り始めたのが、「大学芋」で、昭和2年のことだったそうです。 12月2日(金曜日)ひじきは浅い海で太陽の恵みをいっぱい受けて育つため、とっても栄養価の高い食品です。ひじきは、漢字で“鹿尾菜(しかのしっぽ)”と書きます。同じように中国では、“猪脚菜(いのししのあし)”と書くそうです。海のものなのにどちらも動物の体にたとえているところが、おもしろいですね。 12月1日(木曜日)日本でラーメンが庶民の間で食べられるようになったのは、明治43年の東京・浅草の来々軒が最初といわれてますが、実は、もっと古い時代に口にした人がいました。その人とは・・・水戸光圀公・・・・水戸黄門様です。黄門様は、それまでも自分で打った手打ちうどんを振舞ったりするほどの麺好きだったそうで、ラーメンも教わってか真にご馳走したそうです。 11月29日(火曜日)蓮根は穴があいているので、「先の見通しがよい」と言われ、縁起がよいので、お祝いの料理などにも使われます。 きょうは蓮根をじゃがいも・ごぼう・にんじん・たけのこ・こんにゃく・いんげんと油で炒めて「旨煮」にしました。 が、蓮根は食べて美味しいだけでなく、薬としての効果もあって、咳や鼻づまり・下痢・そばかすなどにも効きます。 11月28日(月曜日)いわしは水揚げされるとすぐ死んでしまうような弱い魚ということから、「よわし」と言われていたのが、なまって「いわし」と呼ばれるようになりました。漢字で書くと、魚へんに弱いと書きますが、栄養的には「つよし」と言っていいほど栄養満点の魚です。 今日は子供の大好きな蒲焼きにしました。日本人はいわしをたくさん食べているように感じますが、自然界においては、ほんのわずか・・・鯨が食べている量の方がよっぽど多いそうです。 11月25日(金)電子レンジで温泉卵のレシピ・・・というのを見つけましたので、ご紹介します。 準備するもの・・・陶器製のコップ(底が深いもの)、だし汁80cc、 塩 1つまみ、しょうゆ 数滴 生卵 作り方 ・陶器のコップにだし汁をいれ、塩・しょうゆをいれて軽く混ぜる。 ・中に生卵を割りいれる(完全に卵がだし汁の中にはいっていること) ・電子レンジで1分加熱(600Wで1〜1.5分) 11月24日(木曜日)ジャンバラヤは、スペインのパエリアが起源で、えび・セロリ・たまねぎ・ピーマン・ベーコン・コーン・グリンピースをいれたアメリカ南部のトマト味の炊き込みご飯です。 もやしは、年間を通じて天候に左右されない衛生的で安全な食品です。美味しく食べるポイントは、「さっとゆがすこと」です。沸騰したお湯の中にサラダオイルを大匙2杯に塩一つまみ入れて、10秒から30秒たったら、すぐにざるにあげて水を切る。サラダオイルを入れることで、沸点が高くなる。熱いお湯でさっとゆでるのが、コツのようです。 また、茹で上がったら、水にさらすと、栄養分が流れるだけでなく、しゃきしゃき 感がなくなるようです。 11月22日(火曜日)乳」です。 大豆は「大いなる豆」の意味から名づけられました。「畑の肉」といわれるほど良質のたんぱく質を多く含み、日本人の食生活には欠かせない食品です。 おせち料理にも入っている黒大豆、「今年もまめ(元気)に暮らせますように」との願いがこめられてます。 11月21日(月曜日)「秋のお吸い物」には、いちょうやもみじの形をしたかまぼこを入れました。 「さつまいものあめがらめ」は、さつまいもを油で揚げて、砂糖・しょうゆ・酢・水で作った「あめ」でからめました。 さつまいもは、免疫力をアップして、風邪の予防に大きな効果を発揮するビタミンCが多く含まれます。約200gのもの1本で一日の必要量をとることができます。今日は、11/8一年生が掘ったさつまいもを使いました。 11月17日(木曜日)肉じゃがのお肉は何を使いますか?とハウス食品が調べたら、面白い結果が出たそうですので、紹介します。 糸魚川・浜名湖ラインで区切って統計をとると、 東側で牛:豚は4:6、西側は牛:豚は8:2となり、関西では牛、関東では豚の傾 向が顕著だったとのことです。 お宅ではいかがでしょうか? 11月18日(金曜日)「グラタン」という言葉は、もともとフランス語で「焼き焦げて鍋にこびりついたも の」という意味から、「焦げ目がつくように焼き上げる料理」をさすようになったよ うです。 11月16日(水曜日)ブロッコリーは、原産地はイタリアで、日本には明治初期にアメリカから伝わりました。 カリフラワーと同じキャベツの仲間です。VCをレモンの2倍、じゃが芋の7倍も含 み、100g食べると、一日の摂取量がまかなえます。カリウム・カルシウムも豊富な上、皮膚や粘膜の抵抗力を強めるカロチンも多いので、風邪予防に有効です。 11月15日(火曜日)餃子の皮もシュウマイの皮もワンタンの皮も、小麦粉と水で作ります。 ただ、ワンタンの皮だけは、かん水がはいっており、黄色っぽくなり、つるっとコシがでます。ワンタンの皮は薄いので、餃子を作ると、パリッとした香ばしい餃子ができます。 もし皮が残ったら、ラザニアのかわりに、又は細くきって汁物の具に、そしてお勧 めは、ケチャップを塗りハム・たまねぎ・ピーマンを乗せてとろけるチーズを乗せたピザです。お試しください! 11月11日(金曜日)麦はお米の形をしてますが、麦の中でも「大麦」を蒸気で加熱して、ローラーで平らにした後、乾燥させています。消化されない食物繊維がたっぷり入ってますから、整腸作用と美肌効果があります。 |