12月12日(月曜日)ヨーロッパでは、チーズが日本の漬物に相当するといわれ、家庭の味になっているようです。世界各地でも風土にあったチーズが作られていて、その数はなんと100種類を超えるといわれています。チーズは、「白い肉」といわれるほどたんぱく質が豊富で、アミノ酸のバランスのよい食品です。赤ちゃんの食事といえばミルクですが、液体で体の中に取り入れると、すぐ通り抜けてしまうので、赤ちゃんはミルクをおなかの中で固めてチーズにして消化吸収するのです。生まれたときから、私たちは「チーズ」と大きくかかわっているのですね。 12月9日(金曜日)ちくわが作られ始めたのは、江戸時代の終わりから。 すりつぶした魚の身を竹の回りに塗りつけて焼いたので、はずしたときの切り口が輪に見えることから、「竹の輪」と書いて「ちくわ」と名づけられたようです。今では竹ではなく、鉄の棒に変わってしまいましたが、名前だけは残ったのですね。 12月8日(木曜日)きょうは子供たちの大好きな「スパゲッティミートソース」!給食で作る特製ソースは、野菜がたっぷり入って低脂肪です。たまねぎやにんじん・トマトそして嫌いな野菜に入っているセロリを入れました。というより、セロリが入っているからこそ美味しくなります。一つ一つ野菜の持っているクセは、集まると何倍も美味しくなります。本当に不思議です。 12月7日(水曜日)五平餅は、長野県の伊那・木曽地方の農村・山村の名物料理です。原料は米、形はいろいろあり、竹の串にさすところもありますが、「ぞうり五平」とか「わらじ五平」という平たい五平餅もあります。今日の給食はこの形にして胡桃みそをつけて焼きました。 胡桃みその材料は 胡桃2g、白ごま2g、しょうゆ3g、さとう3g、酒2g みりん2g、白みそ1.5g(1人分) です。胡桃をミキサーでつぶし、後の材料を混ぜ合わせて火にかければ、簡 単にできますので、お試しください。 12月6日(火曜日)トマトは、遠いアンデス地方が原産とされています。アステカ人は、トマトのことを「トマフル(膨らむ果実)」と呼んでいて、それが語源になっています。 トマトは、世界中で愛されており、フランスでは「愛のりんご」、イタリアでは「黄金のりんご」とか「天国のりんご」と呼ばれているそうです。日本にも「トマトが赤くなると、医者が青くなる」という諺があります。トマトが体にいいことを物語っていますね。 12月5日((月曜日)「大学芋」はなぜこんな名前で呼ばれるようになったのでしょうか? 1 大きくきったさつまいもの形が、大学生の帽子の形に似ていたから 2 大学生が大学のお祭りに作ったのが最初だから 3 大学生がお金に困って売り出した食べ物だから お分かりでしょうか?答えは「3」です。昭和のはじめはひどい不況で、東京大学の学生の中にもお金に困っている人がたくさんいて、その中のある人が作って売り始めたのが、「大学芋」で、昭和2年のことだったそうです。 12月2日(金曜日)ひじきは浅い海で太陽の恵みをいっぱい受けて育つため、とっても栄養価の高い食品です。ひじきは、漢字で“鹿尾菜(しかのしっぽ)”と書きます。同じように中国では、“猪脚菜(いのししのあし)”と書くそうです。海のものなのにどちらも動物の体にたとえているところが、おもしろいですね。 12月1日(木曜日)日本でラーメンが庶民の間で食べられるようになったのは、明治43年の東京・浅草の来々軒が最初といわれてますが、実は、もっと古い時代に口にした人がいました。その人とは・・・水戸光圀公・・・・水戸黄門様です。黄門様は、それまでも自分で打った手打ちうどんを振舞ったりするほどの麺好きだったそうで、ラーメンも教わってか真にご馳走したそうです。 |