みなみ野小学校

日光東照宮の見学 その9

「眠り猫」、これは江戸時代の彫刻職人の左甚五郎が作った有名な彫刻です。ただし、これを実際に見た人はほぼ、「思っていたよりも・・・」という感想をもちます。(ここでは、わざと伏せておきます)

この猫は寝てはいますが、何かあったらすぐに起きて飛びかかれるような状態です。彫刻や建造物の天敵であるネズミからの被害を防ぐ意味もあります。

さらに、あまり知られてはいませんが、その裏には「スズメ」の彫刻があります。本来、ネコのそばに、スズメがいられるわけがありません。しかし、この彫刻はネコとスズメが共存する平和な世の中を表現している、これこそが神髄なのです。

なお、日光市の街並みの中、あるお店の軒先には、もう一つの「眠り猫」があります。もちろん、左甚五郎の作です。


【校長日記】 2024-07-20 15:54 up!

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