鑓水中学校

社会「租税教室」(3年生)

都税事務所の方をお招きして「租税教室」を行いました。授業の導入部分を中心にお伝えします。

先生:あなたは税金を納めたいですか?
生徒:普通。義務だから。
先生:たしかにね。国民の三大義務の一つですね。
生徒:納めたくない。何に使われているのか分からないから
生徒:納めたくない。税金が多くて不公平だと思うから。

先生:では税金の使い道や集め方について調べて、最後にもう一度、税金を納めたいかどうか、考えましょう。

先生:まずは税金の使い道について調べます。A〜Dはすべて税金で行われている事業です。有料になったら困るランキングを作りましょう。

A:教科書が有料 B:交番が有料 C:救急車が有料 D:病院の医療費が高額に

生徒:私と同じだ。どうしてこのランキングにしたの?
生徒:医療費は高くなると困るけど、交番はあまり利用しないから。
※生徒たちはランキングを作り、級友と意見交換や対話

先生:では八王子市の税金の使い方を調べましょう。八王子市中学校社会科学習資料「わたしたちの生活と税金」を見てください。
生徒:衛生費(ごみ処理、下水処理場等)、土木費(道路、橋、公園の整備等)…
先生:私たちの生活になくてはならないものに使われていることが分かりましたね。ここからは都税事務所の方にバトンタッチします。

都税事務所の方からは、税の集め方を説明します。
(税の集め方についてワークショップを行いました)

授業の振り返りでは、「税金は私たちの生活を支える大事なものだと分かった」と話す等、授業を受ける前よりも「納税したい」と答える生徒が増えていました。

税金の集め方や使い方は政治にも直結します。今回の「租税教室」をきっかけにして、税金の理解だけでなく、生徒の主権者になる意識も高まることを期待しています。





【お知らせ】 2024-07-18 09:28 up!

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