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創立三十一周年のスタートにあたって
 
校 長 佐藤 晴実
 
昨年度は創立三十周年の記念の年にあたり、色々な行事を行い滞りなく大成功のうちに終えることができました。どうもありがとうございました。
今年度は、また新たな歴史の1ページを刻むべく、これまで築いてきた功績に新たな足跡と、文化の継承・発展に取り組んで行きます。そのために、子ども達と教職員が共に“横川中学校で生活できる喜び”を共有し、作り上げて行きたいと思いますので、今後ともご家庭のご協力とご理解をどうぞ宜しくお願いいたします。
さて、待っていてくれたかのように桜の花が満開になり、新入生52名を加え、156名によって、平成22年度がスタートしました。お子さんのご進級、ご入学誠におめでとうございます。
 6日の始業式では、2年生には中堅学年として、新入生の先輩として横川中学校を支えていく大きな役目が、また、3年生には最上級生、横川中学校のリーダーとして、先輩が築いてくれた“新しい横川中学校”のよき伝統を受け継ぎ、更に向上させて欲しいと話をしました。そして、自分の進路について選択していかなければならないのでくれぐれも悔いの残らない学校生活を送って欲しいこと。最後に修了式で話した、季節の動きに敏感になって欲しいということを受けて、桜の花についての話をしました。そして、明日は、期待と不安を胸に新一年生が入学して来るので、在校生・上級生と教職員で温かく迎えてあげたいと話しました。
 7日の「第三十一回 入学式」では、前日まで心配していた天候にもどうにか恵まれ、緊張感の中に初々しさを秘めた新入生が、式の厳粛な雰囲気の中、気持ち・心をしっかりとこちらに向けて聞いている姿が印象的でした。
 式辞では、中学校生活を実りあるものにするためには、“大きな希望・志”“友達に対する思いやりの心を持つ”ことが大切であり、桜の花は、その美しい花を咲かせるために、前年の8月から9月にかけて花芽をつけ、それから7ヶ月一日も休むことなく成長し続け春に美しい花を咲かせる。このように一足飛びには成長せず、毎日毎日の積み重ねによって成長することができるのであり、みなさんも我が儘や、気分で行動せず、一日一日の積み重ねを大切にし、“大きな希望・志”を持って中学校3年間を実りあるものにして欲しいと話しました。
次に、全校生徒が気持ちよく学校生活を送るためには、“友達に対する思いやりの心を持つ”ことが不可欠であり、そのためには、まず目の前にいる相手の気持ちを考えることからスタートし、相手が何を望み、何をして欲しいのかが解る生徒になって欲しい。そうすればみんなが楽しく過ごすことができ、最後に学校生活を豊かにしてくれる。卒業する時に、全員が“思いやりのある生徒”になっていることを期待したいと話しました。
 尚、今年度の教職員の異動については、次の一覧表の通りです。転任の教職員共々どうぞ宜しくお願い申し上げます。