数学・単元別テストの結果について
- 公開日
- 2018/06/18
- 更新日
- 2018/06/18
放課後学習
本日、中1と中3の単元別テストの結果が明らかになりました。
【中1の結果について】
*中1は、今までの単元別テスト1回〜4回までの800点満点中、平均点は610点(76.25%)で、全体としてはこれまで通り、よくできていました。
*ただ、気になったのは、4回の発展編だけをとると100点満点中58点という低い平均だったことです。
その原因は、意外にも「数の広がりに関する集合の問題」や、「売り上げ個数の平均を求める文章題」ではなく、「(−4)×7−3」というような加減乗除の入り混じった計算問題」ができていなかったことにありました。
期末試験まであと3日ですが、正しい計算ルールに従ったスピーディーな処理ができるように訓練しておいてください。
*気になった間違いをいくつか挙げておきます。
1, 計算記号を連続して書いてしまうこと。
例えば、「3×−12」のように書く答案が多かったです。
こういう場合、必ず( )を入れて、「3×(−12)」と書いてください。
2,「分配法則を利用して計算した式を書きなさい」とあるのに、分配法則によらない式を書いてしまうこと。この場合は0点になります。
3, 単位ぬけ。例えば、「得点の平均を求めなさい。」という問題の答えが「52点」のところ、「52」とだけ回答すること。減点になります。
4, 約分をしていない答えを書いてしまうこと。中学では約分しないと0点になります。
5, 帯分数で書いてしまうこと。これについては、クラス分けテストの時から再三注意してきましたが、まだ帯分数で書いてしまう人がいます。一度聞いたら、すぐ改める姿勢が必要です。
6, 字が薄かったり、汚かったりして数字が読み取れないことがありました。
そういう場合は、0点にせざるを得ませんでした。
*今朝、1組で、関口先生が「今は、質よりも量だ」という話をされました。
よく「勉強のやり方がわからない」という人がいるが、やりもしないで勉強のやり方が
わかるわけがない、最初は効率的ではないかもしれないが、量をやるうちに工夫が生まれ、自分にあった勉強法が作れるので、今はとにかく量をやっていくこと、そこで学習習慣をつけ、さらに質の高い勉強を工夫していこう、そうすれば試験前になって慌てる必要は全くないというお話でした。
数学の勉強は、まさに関口先生の言われるとおりです。普段から、授業のあとに教科書やリピートの計算問題を身につくまで大量に練習しておけば、期末試験なんて全く恐れる必要はありません。数学の点数を挙げるのに、試験前にだけ何か要領の良い抜け道のような対策法を探している人がいたとしたら、それは間違いなので気をつけてください。
*SSC(スクールサポートスタッフ)の方の御支援について
今回の中1の単元別テストは100点満点の試験が4枚分です。これを127名分について、迅速に採点し、観点別に点数集計するのには大変手間がかかります。今回は、スクールサポートスタッフの「八田幸子さん」に手伝って頂き、おかげで期末試験前に生徒の皆さんに返却することができました。とても感謝しています。
【中3の単元別小テストの結果について】
平方根の乗除の問題が200点満点中133点、平方根の利用が200点満点中120点でした。成績分布としては、平方根の乗除の問題については大方の生徒が理解し、解けているようです。
今回の期末試験は、「式の展開と因数分解、それに平方根」と正確で迅速な計算処理が求められるものが中心の出題になります。計算ミスのないように心がけましょう。