学校長挨拶

校長挨拶用

校長 中嶋 富美代

 暖かい春の日差しの中、138名の1年生を迎え、1年生から9年生まで全1218名の児童・生徒で令和5年度の教育活動がスタートしました。私は、第2代校長として令和5年4月1日に着任いたしました中嶋富美代です。
本校は、令和2年4月1日に八王子市初の義務教育学校として開校した学校です。昭和16年に開校した第六小学校と、昭和22年に開校した第三中学校を母体とし、平成24年より小中一貫校いずみの森小中学校第六小学校第三中学校となった後、開校に至っています。JR八王子駅の南側に位置しており、住宅や商店街に囲まれている落ち着いた雰囲気の学校で、学区には、豊かな自然に囲まれた「六本杉公園」「子安公園」をはじめ数多くの公園があり、子供たちの遊び場となっています。また、教育への関心が高い地域でもあり、「地域清掃」や「地域運動会」、「青少対ロードレース大会」など、長い歴史をもつ地域の一大行事もあります。
 本校の教育目標は、「創造」「共生」「健康」です。義務教育9年間の学びを通して、確かな学力を基盤とした新たな価値を創造する力、他者を理解し協力して共生社会を実現できる力、心身の健康を保ち自立した生活を送ることができる力を子供たちが身に付け、将来、社会に貢献し未来を創り出せる人になることを目指しています。そして、この目標を実現するため、同学年や異学年による「学び合い」「鍛え合い」「高め合い」の活動を日々の授業や行事等に位置付け、9年間で子供たち一人一人の可能性を最大限伸ばす教育を進めています。また、コミュニティ・スクールとして学校運営協議会や「いずみの森協働本部」を設置しており、学校と家庭や地域が共に知恵を出し合い、協働しながら子供たちの豊かな成長を支えています。
 義務教育学校として4年目を迎える本校が、ますます発展し、地域の核となって愛され信頼され誇れる学校になるよう、今年度も保護者や地域の方々と共に教育活動を進めてまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。